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秋野 萩尾
黄は生徒会業務で外出中
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言の葉 著者 三峰 健三
私はとある村に住んでいた
村は50人にも満たない小さな村で、村の皆は仲良しだった
しかし、私は村の皆と仲良くできなかった
彼ら、いや村民の言葉には全く気持ちを感じなかった
言葉とは気持ちを伝えるものなのではないか?と悩んだ
今の村民の言葉はまるで枯れた葉っぱのようになっていて、誰も本心で会話をしないという状況だった
そこで私は「歌い手」という人間を知った。
しかし我々には「えすえぬえす」どころか電波すらなかった
そこで友人の湊人に頼み、その人のところに行ってもらった
湊人は唯一私と同じ、村民の言葉に違和感を持っていたから信頼して頼んだ
1ヶ月も過ぎたが湊人は帰ってこない
都会とは怖い物なのだろうか
3ヶ月過ぎた頃、大量の機材という物を載せた車と共に人が多く降りてきた
湊人は歌い手を連れてくることに成功したのだ
橙色の髪をして、目の色が緑色の少年と紫色の髪と目をした少年を連れてきた。
機材という物を設置した2日後、村の広場で2人に歌ってもらったのだ
彼らの歌には気持ちがこもっていた、私たちの心という箱が埋まる気がするほどに
村民はなにかに気づいたように目を輝かせた
私はその2人に感謝して、村民とたくさん話した
するとどうだろう、村民の言葉には気持ちが入っている気がするのだ
まるで、夏の深緑の葉っぱのように、元気に、気持ちがこもっている
言の葉は、彼らの水という気持ちのおかげで育ったのだ。
きっと彼らは今でも気持ちを歌に乗せて届けているのであろう。
秋野 萩尾
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秋野 萩尾
赤
桃
青
俺も、歌でみんなに幸せな気持ちを届けたたいな
言の花束を
コメント
15件
玲さんが創る国語の物語書籍化ならないかな…見てて飽きないや…