しくじったなぁ
まさか全ての信者に薬盛ってるとは思わないじゃん?
ぼんじゅうる
手足は椅子に括り付けられてるし
睡眠薬でも残ってるのか体が重い
どうにかしないとやばいなぁ
おんりーチャンの情報で薬盛られた奴はほんとにそれ以外の事が考えられない様だったらしいし
ずっと雪神様?ってのを譫言のように言ってたんだよな?
普通に考えてその雪神様が異能力者で合ってるよな
ぼんじゅうる
おらふくん
ギィィィイ
重い扉が嫌な音を立てながら空いた
教団幹部
おらふくん
きとう。僕が皆の幸せを願うぎしき
だけど皆の辛いことを代わりに受けなくちゃなんだって
だから僕はこのきとうの時間が嫌い
バシバシって息ができなくなるくらい背中を細長い物...ムチ?で叩かれるから
雪神の名前も嫌い
誰でもええから誰か助けて
おらふくん
教団幹部
教団幹部
おらふくん
はよ、死にたい
僕たちは拠点であるねこおじの家がある町から数時間電車に揺られて着く街にいる
おんりー
ドズル
ねこおじ
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
ドズル
ドズル
ねこおじ
おんりー
おおはらmen
おんりー
ドズル
ドズル
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
ドズル
おんりー
おおはらmen
ねこおじ
おんめんの2人は裏口からの潜入になっている
僕らの仕事は2人が潜入しやすくするために表口で陽動
ドズル
ねこおじ
ねこおじ
ドズル
ドズル
ドズル
ねこおじ
ぼんさん。生きててくださいね
必ず助けるんで
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
それがうるさいんだけど...
まあ、言わなくても分かってるか
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おんりー
生まれてすぐって事は俺よりも小さい頃だろ?
何にも知らないでここにずっといるって...
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
ドズさん達が陽動している内に降りよう
おんりー
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
おおはらmen
おおはらmen
おんりー
おおはらmen
しばらく進んで
少しだけ扉が空いてる部屋があった
その部屋から感じたことのある気配がした
おんりー
おおはらmen
おんりー
おんりー
なんか、嫌な予感がする
はら...
白い、雪が舞う
おらふくん
冷たい床に座り込んでいる自分の上で何故か動く雪だるまに話しかける
この部屋に1人が寂しくて作り出した雪だるまが何故か動き出した
可愛かったし1人が寂しかったからずっと一緒に居るけれど
どうしてか他の人には見えてない
目の前にいるんだけどな
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
ってことは今は人おらんのかな?
おらふくん
雪だるまくんは僕の言葉にコクコクと頷く
部屋から出るのは禁止されとるけど...
緊急事態なんやし大丈夫やんな
おらふくん
できるなら...誰か、助けてくれんかな。
扉は重かった
適当に進んでいると階段を見つけた
おらふくん
上の方に階段もあるけど
下に行こうかな
おらふくん
雪だるまくんに話しかける
雪だるまくんも外に出るけど僕から離れすぎたら暑くて溶けてまうんやと
やから僕の部屋がある所くらいしか回ったことないんよな
ここから先は知らん事だらけやで
おらふくん
おらふくん
雪だるまくんも僕と同じように首をかしげる
おらふくん
おらふくん
雪だるまくんは頷く
おらふくん
雪だるまくんもキョロキョロと見回す
血の匂いが濃くなる方に進むと1つの部屋があった
おらふくん
その部屋の中はシーンとしてて...
でも血の匂いは酷くて...
おらふくん
扉は重かったけど何とか体が入るくらいの隙間を開けて中に入る
中には何にもなかった
いや、正確には椅子に縛られた人しか居なかった
血の匂いも酷くなったし
肉が焼けたような匂いもする
おらふくん
声をかけても反応は無い
そろーっと触ってみても動かない
思い切って揺すっても反応は無い
おらふくん
おらふくん
部屋が暗くて分かりずらかったけど黒い人には皮がボロボロに剥けてる場所があった
そこは赤くて
よく見れば血が滲んでる
僕の手を見れば赤い
僕の手にも血がついてる
バンっ!
僕じゃ僅かに開けるのが精一杯だった扉が勢いよく開いた
外には人影が2つ
立っていた
おらふくん
おんりー
知らん人
信者の人?
い、いやや
おらふくん
おらふくん
思ったよりも大きな声が出て自分でも驚いた
だけど、それよりも驚いたのは雪が降ってた
さっきまでは何ともなかったのに
この部屋に雪が降ってた
風はだんだん強くなっていく
おらふくん
分からんかった
僕も雪だるまくんも雪降らせるなんて簡単やから
でも、僕が降らせてるんなら、なんで制御できないん?
へ、部屋ではできてたんや
ほんとやで
できてたはずなんよ
おらふくん
おんりー
バヂバヂバヂバヂバヂッッッッ
黄色いパーカー着た人の指先から黄色い光がでてきた
おらふくん
怖い
それだけしか考えられなくなった
扉を蹴り飛ばした先には椅子に縛られているぼんさんと真っ白な髪の男の子がいた
気配はひとつしか無かった
無かったはずなのに人は2人居た
自分たちを見た男の子は恐怖に呑まれたような反応をした
男の子の異能だろう
吹雪が部屋の中に吹き始めた
おんりー
menには下がらせて、自分は電撃を撃つ
おらふくん
微かに怯えたような声が聞こえた
次の瞬間、男の子の周りに雪が突然積み上がり、電撃を弾く
少しづつ積もっていく雪に足を取られ始めて
撃った電撃も弾かれて届かない
何とかぼんさんを助けなければ
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
おらふくん
おらふくん
ドズル
おらふくん
ドズル
おらふくん
...そういう事か
きっと怖がらせた半分は自分の行動にある
腕を下ろしてmen達のところまで下がる
おおはらmen
おんりー
おんりー
ドズさんならできるだろう
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