この作品はいかがでしたか?
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ぬっしっしー
ぬっしっしー
ぬっしっしー
ぬっしっしー
ぬっしっしー
青
桃
─桃 sitenn
朝の肌寒い空気。
11月の空気は冬を連想するように澄んでいる。
先輩方
桃
寒くても走ってしまえば心地いい。
そんな日の朝練中。
桃
先輩方
桃
─昨日の昼休みの出来事。
Aちゃん
桃
桃
Aちゃん
Aちゃん
桃
なにか言いたげに瞳を伏せていた。
桃
Aちゃん
Aちゃん
桃
耳に飛んできたのは衝撃的な言葉だった。
Aちゃん
Aちゃん
桃
Aちゃん
Aちゃん
協力…?
でも…俺は…っ、
でも断る権利も無ければ受け入れる勇気もない。
いや…でも…っ、
桃
なんて、〝良い奴〟の返事をしてしまう。
青
桃
青
桃
青
なんて愛おしい笑顔を見せる。
でも若干皮肉ったように。
そんな姿さえも愛おしい。
桃
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
青
青
桃
桃
青
校庭には
教室には
冬の気配がすぐそこだった。
青
赤
黄
青
黄
時は昼休み。
青
とりあえず仕事盛り。
黄
計算祭りです。
赤
青
黄
青
赤
黄
昼休みまで潰されちゃったからね。
せめて放課後は…
桃くん…とッ
─職員室
青
先生
先生
青
青
青
先生
先生
青
先生
青
青
青
君を対象に一喜一憂する。
自分でも馬鹿みたいだって思うよ。
─それほど僕ってば、諦めきれないんだろうね。
青
少し早めに傾いた太陽が眩しい。
桃くん、どこだろ。
今日、生徒会も終わったし一緒に帰れるから…。
青
青
なに当たり前な事言ってるんだろう。
青
青
僕は君が好きだ。
いけない恋なんだろうけど。
桃
青
だから、僕は直ぐに君を見つけ出せる。
Aちゃん
それは
青
見たくない事ですら。
青
青
桃
青
弱虫な僕は逃げてしまう。
─桃sitenn
Aちゃん
桃
最近、この子とよく喋る。
それは…
…。
Aちゃん
桃
桃
桃
Aちゃん
桃
ポロッと口にする。
Aちゃん
Aちゃん
桃
Aちゃん
桃
泣き虫だったな。
今は─。
言いたくないな。泣き虫なの。
俺だけが知っていたい。
なんて、意地っ張り。
桃
Aちゃん
Aちゃん
Aちゃん
青
廊下の向こうに見えた。
君の姿。
桃
今日一緒に帰れるかな、そんな話程度に声を掛けたつもりだった。
青
桃
Aちゃん
桃
Aちゃん
桃
─生徒会室
青
赤
青
黄
青
赤
青
馬鹿、馬鹿馬鹿ッ。
これが"一喜一憂"か。
単純すぎるよ、僕。
黄
青
全部言っちゃうもん。
Aちゃんの事だとか。
青
青
青
赤
黄
青
青
最低だね。
─桃sitenn
桃
桃
桃
桃
青なら…きっとそうなんだろうか。
どこか抜けてるから。
そんな所も全部ひっくるめて好きだ。
桃
青
声が聞こえる。
青
青
桃
嘘だって、
信じたい。
青
桃くん、もう帰ってるかな。
泣き腫らした目。
見られなくて済む。
桃
青
乱暴に右腕が引っ張られる。
青
青
桃
桃
青
なに…なんで?
青
桃
青
桃
桃
青
青
事実だ。
否定できない。
本当はそんな事思ってないのに。
桃
青
ほんとだよね。
最低。
桃
桃
青
青
桃
桃
桃
〝きらい〟って吐き捨てれば逃げられるのかな
手放せるのかな
楽になれるかな
謝ってもどうせ無意味だ。
なら
ならいっそ─ッ
青
止まってよ
青
やだ
青
好きなのに
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡400
コメント
14件
はやく続きを待ってます!
あぁ、尊い(◜¬◝ ) 最高かよ、、、 はやく仲直りしてくれぇ!!!!!!!!! 続き待ってます!
やめてやめてやめてって連呼してた…誤解解いてくれ…続き楽しみにしてます!!