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私の家族~お墓参り編

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私の家族~お墓参り編

1 - 私の家族~お墓参り編

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2020年09月19日

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小学生の頃にお墓参りに行った時の話です。

お父さん

おい!そろそろ準備出来たか?

お母さん

ちょっと待って!蝋燭って買ってどこおいたかしら、、、

妹ちゃん

まだー?

悠莉

このキッチンに置いてあるのは何?

お母さん

それそれ!

お父さん

はよせーて!まだか?

お母さん

これで大丈夫なはず!

悠莉

ほんとに?

妹ちゃん

ほんとに?

悠莉

お母さん?数珠おきっぱなんけど、、、

妹ちゃん

さすがお母さんだね、ないわー!

お父さん

っとに!もう無いな!行くぞ!

グダグダと話ながら墓地に到着した ご先祖様のお墓と親戚のお墓の近くまで行くと

お父さん

おい、線香と蝋燭

お母さん

はいはい

お父さんが、せっせとセッティングしていく

お母さん

はい、あんたたち数珠

妹ちゃん

うん。

悠莉

ありがとう

お祖母ちゃん

ここはお祖父ちゃんの兄妹も入ってるんだから、ちゃんと手を合わせるんだよ。

悠莉

はぁい

妹ちゃん

はぁい

お父さん

おい、火!

お母さん

、、、

妹ちゃん

お母さん、まだ?

お母さん

入れたはずなのに、何処にいったのかしら、、、

お父さん

はぁー?あんだけ忘れ物ないかって言ったんに、っとにお前は!

はぁー。

妹ちゃん

マジか(笑)

悠莉

ほんとにさすがだね(笑)

お祖母ちゃん

、、、。

ライターは見つからず、他のお墓参りに来てた方から借りました。

妹ちゃん

結構、ぼろぼろのお墓とかあるよね

お祖母ちゃん

世話しに来る人おらん墓は地震とか台風でやられてしまうし、しゃーない

悠莉

あー。

私は誰も来てくれないとか可哀想だなぁと思ってしまいました。

お父さん

ここで終わりだから、神社行って帰るぞ!

妹ちゃん

はぁい

墓地から出て神社に向かおうとみんなで歩いていた時、左足首にツキンと痛くなり歩き難くなりました。 気にせず、お祖母ちゃんとおしゃべりをしながら歩いていると

妹ちゃん

、、、お姉ちゃん、大丈夫?

悠莉

えっ?何が?

妹ちゃん

左足の足首大丈夫?

悠莉

!?

悠莉

悠莉

何で?

妹ちゃん

、、、お姉ちゃんの左足に手がくっついてる。

悠莉

えっ!めっちゃ痛いけど、めっちゃ恐いんけど!!

妹ちゃん

ぼろぼろのお墓の所で話してたから、お参りしてほしくて付いてきたんかなぁ?

お母さん

ちょっと!お母さん、そういうの苦手なんだからやめてよ!

悠莉

怖がる前に、痛がってる娘の心配しないか普通

妹ちゃん

確かに。

そんなやりとりをしている間も足は痛く、神社に行っても治らず少しずつ痛みがましていきました。 痛がるとお母さんが怖がるので、我慢して家の前まで着くと

お祖母ちゃん

悠莉、ちょっとそこで待ってなさい!

お祖母ちゃんは家に入り、直ぐ出てきました。 戻ってきたお祖母ちゃんは紙袋を抱えて出てきました

お祖母ちゃん

取り敢えず、塩ふっときゃなんとかなんろ!

お祖母ちゃんが私に調理用の塩を紙袋からわしずかみでバッサバッサかけました。 塩まみれになり、怖いとかそれどころでは無くなりました。 家に入り、家族にお風呂に追いやられ上がると、、、

妹ちゃん

ばあちゃん最強だね(笑)

悠莉

本当にね(笑)塩まみれはびびったわ!

妹ちゃん

違う違う

悠莉

妹ちゃん

お姉ちゃんの左足、家着くまでの間にくっついてる手が一杯になってたの

ばあちゃんが塩振ったら居なくなったから(笑)

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