放課後
神蛇 従
(よし…。準備できた…。)
花脊 由依
ちょっとちょっとなに帰ろうとしてんのよ?
神蛇 従
(あれ…。いつもは帰させてくれるのに。)
八宮 塁
はぁ〜せっかく用意した荷物が…
ガラガラ
八宮 塁
窓から落っこちて
花脊 由依
バラバラになっちゃったら嫌だよね〜?
神蛇 従
そうだね。
八宮 塁
ふふっ
小さく笑って窓から僕の荷物を落としてった。
神蛇 従
あ。
反応が薄く表情がうまく表せない僕をみてさらにイラついたのか。
八宮 塁
チッ
花脊 由依
あ、そうだ。鬼ごっこしましょ?
八宮 塁
は?なんだ、突然。
花脊 由依
いや、あのね〜コショコショ
八宮 塁
なるほど。天才だろ。
八宮 塁
おい、目を瞑っとけ
花脊 由依
へへ。それほどでもね。
神蛇 従
あぁ。いいよ。
僕は大人しく目を瞑った。 そして、しばらくした。
花脊 由依
よし。
足に重みを感じる。
神蛇 従
………。
花脊 由依
じゃ、アンタが鬼ね。
八宮 塁
俺たち逃げるからよ。
花脊 由依
30分以内に捕まえられなかったらアンタの負けとして一時間アタシたちのサンドバッグね?
神蛇 従
(無理だ。もとから運動苦手だし。)
神蛇 従
………。
八宮 塁
じゃ、スタート。
花脊 由依
ね〜。る〜い?こんな奴暇すぎるよ。近くで観察しておこうよ。
八宮 塁
おぉ、いいじゃねぇか。
神蛇 従
(う…。重い。うまく動けない…。)
当たり前だが30分以内に捕まえるなんて不可能で…。大人しくサンドバッグにされていた。
花脊 由依
あ、もう一時間以上経ってたね。
八宮 塁
まだ、ストレス溜まってんのに
周りの子は見て笑う。
神蛇 従
(周りも共犯…。四方八方敵だらけ)
神蛇 従
(味方なんて一人もいない。いや、一人はいるな…。自分って味方。今日、一緒にここから飛び降りる力強い仲間がね。)
花脊 由依
はあ〜。つまんないの
僕はとっさに走り出した。窓の付近。窓を開けて身を乗り出した。
八宮 塁
は?
周りの人
ちょっとwww
周りの人
止めたほうが良くねwww
周りの人
いんすただとかあげちゃう〜?
花脊 由依
お、いいじゃんいいじゃん!
神蛇 従
さようなら。今まで散々やってきてくれたね。
また、いつか。同じことを繰り返してあげる♪
グチャ
みんなは固まった。
本当にやるとは思ってもいなかったから
最後の言葉が胸にベットリと取り憑いてるから。
そして、他の人たちに罪をなすりつけあった。
八宮 塁
違う。コイツだよ。
花脊 由依
は?何言ってんの?
周りの人
アイツのせいだ!
神蛇 従
(ま、本当は生きてるけどね。)
後書き?
神蛇 従
こんにちは。主の代弁を任されました。
神蛇 従
今、主は悩んでるそうです。
神蛇 従
お悩み相談室を作ろうかどうかと。
神蛇 従
悩み相談を聞くことが大好きでそれを解決するとみんなが笑顔を取り戻すから作りたいそうです。
神蛇 従
しかし、主はそこまで知名度はありません。
神蛇 従
おそらく誰も使わないと考えています。
神蛇 従
どうですかね。
神蛇 従
作ったほうがいいでしょうか?
神蛇 従
コメントで教えて下さい…。
神蛇 従
以上です。長くなりましたがね。