優里
人為的.......
安久
そう。あれは、ある製薬会社が開発したウイルス兵器とも言える
安久
話せるのはここまでなんだ.......
優里
手当は終わりました。
あとは、休んでください
あとは、休んでください
安久
ありがとう.......
安久
名前を聞いても?
優里
私は、優里といいます
あなたは?
あなたは?
安久
僕は、安久と言う
上等兵だけどね
上等兵だけどね
優里
安静にしててください
安久さん
安久さん
安久
ありがとう.......
優里
私は、安久さんから離れて
少し外へと行き考え込んだ
少し外へと行き考え込んだ
優里
人為的
製薬会社
兵器
製薬会社
兵器
優里
まだ、情報が足りない.......
妹は、まだ目が覚めないから置いてはいけない
妹は、まだ目が覚めないから置いてはいけない
優里
でも、なんの目的で
ウイルス兵器なんて作ったんだろ.......
ウイルス兵器なんて作ったんだろ.......
B
ねえ?
その薬大丈夫なの?
その薬大丈夫なの?
A
大丈夫だよ
ちゃんと効くさ
ちゃんと効くさ
優里
後ろで、男女が
薬の話をしていた
私は、そっとその下にあった
薬の箱に目をうつした
薬の話をしていた
私は、そっとその下にあった
薬の箱に目をうつした
優里
そこには、製薬会社
ランダールと記載されていた
ランダールと記載されていた
優里
私は、ある事を思い出した
優里
ランダール.......
優里
ラン・・・ダ
優里
私は、安久さんの元へと走った
はぁはぁ.......!
はぁはぁ.......!
安久
優里さん?
優里
あ!あの!
安久
?
優里
安久さん
ランダール製薬会社はどこにあります?
ランダール製薬会社はどこにあります?
安久
まさか、君
あの場所に.......行こうと言うのかい?
あの場所に.......行こうと言うのかい?
優里
やっぱり、ランダールがある場所に
求める真実があるんですね
求める真実があるんですね
安久
それは.......
優里
職務上は、言えないのは分かります
優里
あとは、私が突き止めます
安久
無茶だ!
感染者がうじゃうじゃいるぞ
感染者がうじゃうじゃいるぞ
優里
それでも、蔓延した真実を突き止めます!
優里
妹が目覚めしだい
向かいます
向かいます
安久
止めても無駄なんだね
優里
感染者をこれ以上
増やさない為にも
増やさない為にも
優里
私は、立ち向かいます!
優里
そうして、私は
妹が目覚めるのを待った
妹が目覚めるのを待った
由夢
お父さん.......
お母さん.......(泣)
お母さん.......(泣)
優里
私は、妹の涙を拭き
頭を撫でた
頭を撫でた
優里
あと、3日
語り手
前編をご覧頂きありがとうございます
次回は、後編へと続きます
次回は、後編へと続きます