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〜長野県警仮眠室〜
上原由衣
星月 静夏|ホシツキ シズカ
上原由衣
ガチャン
ドアが閉まる音がした。
星月 静夏|ホシツキ シズカ
私は、仮眠室の布団に横になった。
思ったよりフカフカで睡眠には最適だ
星月 静夏|ホシツキ シズカ
時間を見れば、午後の3時だった。
きっと少しは寝てもいいだろう…
そう思い、私は意識を手放した
─が、それが後に後悔するとは…思ってもいなかった
星月 静夏|ホシツキ シズカ
〜3時間後の午後6時〜
コンコン
〜長野県警side〜
上原由衣
大和敢助
諸伏高明
上原由衣
私たちは、仮眠室に入った。
静夏ちゃんは寝ていた。
その寝顔は、いつもどこか大人びている表情とは違い、実年齢より少し幼いように見えた
星月 静夏|ホシツキ シズカ
こいつは、そう呟いた。
ああ……確か、家も家族もない天涯孤独の身だったな。
…声が震えてるように聞こえるのは気の所為か?
上原由衣
上原が、こいつの体を揺らした
─が、なかなか起きなかった。 上原の顔が少し青ざめた気がした
諸伏高明
……そう、聞いたのが間違いだったかもしれない。
上原由衣
大和敢助
その場にいる皆さんが…僕もびっくりした。
ちゃんと、息もしているし脈もある。
星月 静夏|ホシツキ シズカ
上原由衣
諸伏高明
静夏さんの息が上がり、過呼吸気味になっていた。
上原由衣
……もしかしたら、あの時…起こさない方が良かったかもしれない。
そうすればきっと…選択は間違っていなかったはずだ。
─あの時、私/俺/僕 達は後悔することになるとは思わなかった
主
主
主
主