テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

絆

一覧ページ

「絆」のメインビジュアル

7 - 第六話【いきているいみ】

♥

722

2023年11月12日

シェアするシェアする
報告する

太中長編物語【絆】

第六話【いきているいみ】

(通信が...)

...

皆に伝えないと

ピッ

皆、聞こえるかい?

太宰君からの通信が途絶えた

一度撤退しなさい

紅葉

判った

鏡花

...はい

紅葉

行くぞ鏡花よ

鏡花

はい

賢治

はい

樋口

...了解しました

部下達

はい

樋口

行きましょう

賢治

はい

部下達

判りました

...判りました

芥川

...はい

芥川

行くぞ人虎

...判ってる

...却説

如何したものか...

...太宰君...中也君...

捜索十日目

C

よぉ

C

大切な恋人を自らの手で殺した気分は如何だ?(屈む

中也

...

W

応えられる訳が無いだろ

W

死んでるんだから

C

其れもそうだなw

C

残念だったな

中也

...

中也

本当にな(蹴

C

ぐぁっ!?

W

は?おい!

中也

余所見してる場合か?(蹴

W

ぐっ!?

W

う"...何、故...生きて居る...

太宰

私が異能を無効化したからねぇ

C

は...?

C

お前、頭を撃たれた...筈じゃ...

太宰

撃たれる事位想定して居たよ

太宰

だから銃弾を弾く板を埋め込んで置いたのさ

太宰

君では私を、私達を殺せない

中也

久々に此の作戦コードを使ったな

太宰

だね

C

作戦、コード...?

太宰

嗚呼、

太宰

__..

中也

...(此れは...)

C

異能力、闇の導き

中也

...!(掛かった振りして置かねぇと)

C

中原中也、此方に来い

中也

...(太宰...)

太宰

撃たれて死んだ振りをして居る時

太宰

君達が見えない様指を動かし、中也に作戦コードを伝えたのだよ

太宰

君が一度異能を解除するかは賭けだったけどね

太宰

そして、私は死んでは居なかったから

太宰

私に触った事でウイルス操作の異能が解け

太宰

中也も生きて居るって事だよ

C

はは、成程な

C

まんまと嵌められたって訳か...

太宰

此れでも元ポートマフィア最年少幹部だ

太宰

舐めないで欲しいねぇ

中也

俺だって現ポートマフィア幹部だ

中也

そして、

中也

此れで形成逆転だな

W

殺すなら殺せ...

W

こうなってしまった以上、生きて居る意味なんて...

中也

否、其の前に俺達を殺そうとした理由を教えろ

C

...

W

...

C

判った、話そう

C

善いよな?

W

...嗚呼

C

...俺達は兄弟でな

C

本当はもう一人姉が居たんだ

中也

...

太宰

...

C

姉は病気やウイルスについて調べる仕事をして居たんだ

C

其れが十日前、原因不明の火事で姉が死んだと報せを受けた

C

俺らは其れについて調べて居たんだ

C

そうしたらお前らが火事を起こしたと判った

C

其れでお前等に復讐しようとしたんだ

C

火事を起こして姉を殺したの、お前等だろ?

中也

...

太宰

...

中也

嗚呼、手前等の姉を殺したのは事実だ

C

矢っ張りか

C

莫迦だな、俺等も

C

復讐だけに執着して

C

其れも一寸した油断で失敗に終わるなんてな

W

...

中也

それと

中也

矢っ張り手前等だったんだな

中也

彼奴が云ってた弟ってのは

W

如何云う事だ?

中也

手前等の姉を殺したのには理由が有ったんだ

C

...訊かせて呉れ

中也

嗚呼、

中也

十日前

中也

とある任務を終え、二人で帰って居た時の事だ

第六話、終

この作品はいかがでしたか?

722

コメント

6

ユーザー

(っ ॑꒳ ॑c)

ユーザー

5期のやつみたいになりましたね! あの2人の姉をヤったのには理由があるってことですよね、どーしたんでしょう...

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚