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天使に懺悔を ハッピーエンドの後日談໒꒱·̩͙⋆.*・゚

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天使に懺悔を ハッピーエンドの後日談໒꒱·̩͙⋆.*・゚

1 - 天使に懺悔を ハッピーエンドの後日談໒꒱·̩͙⋆.*・゚

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2022年03月08日

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~デビルズパレスにて~

主様

おーーーい!!!

主様

早く来てよぉ!!!

今日はボスキとその……

主様

で、デートの日でしょ?

ボスキ

誰がデートだ

主様

ええっ!?酷い!

そんなたわいもない話をしながら玄関に向かう

天使に攻撃されそうになった所をボスキに助けられて以来、絶賛両思い中だ

なんならキスまでしたんだから!キスだよ!?キス!!

主様

ふんふーん♪

ベリアン

主様…。どうかお気を付けて。

そう思い上がる気持ちを抑えながらも玄関まで着いてきてくれたベリアンと暫し別れを告げる

主様

大丈夫だって!ねぇ?

ボスキ

俺に振るな……ベリアンさん、主様の事は俺に任せてください。

ベリアン

そう、ですか…分かりました。

重々しく頷き玄関の扉を開けてくれた

主様

ありがとうベリアン!よし、出発!!

ボスキ

おい、待てって主様!!

·̩͙꒰ঌ天使に懺悔を໒꒱·̩͙

·̩͙꒰ঌハッピーエンドの後日談໒꒱·̩͙

主様

おぉ…いつも通りのエスポワールだ…

主様が小走りであちこち走り回る

足が早いな… なんて気楽に考えながら俺も通りを歩く

主様

…?ボスキも早くきなよ~!

遅いよ! と呟いている主様の所に慌てて着く

ボスキ

はァ……ハァ……

ボスキ

主様、もう少しゆっくり歩こうぜ…まだ余裕はあるだろ?

主様

"時間は有限"って言ったのは何処の誰なんでしょうか…?

クルっと主様が俺の方に振り向く

揺れる髪、悪戯げな瞳

優しい笑顔

ボスキ

そうだな…分かった、主様にちゃんと着いてくぜ

主様

ほんとに!?ちゃんと着いて来てね!

どうしてこれほどまでに俺の心をかき乱すのだろうか

これは本当に恋…なのだろうか

ボスキ

考えれば考えるほど頭が混乱してくるので、大人しく主様に着いていく事にした

ポツリ…ポツリ…

主様

ん?雨……?

ボスキと暫し歩き回り、そろそろ休憩しようかと話していた時

ボスキ

雨……はァ、ついてないな。

ボスキ

ボスキ

こっちに来てくれ、雨宿りするぞ

主様

え?うん!分かった……

急に雨が降ってきたのでボスキの言う通り雨宿りすることになった

そこは上に屋根が付いて、ちょうど2人座れる程のベンチがある所だった

ボスキ

お、ちょうどいい所があるな…こっちに座るか

そう言いボスキは左に座り、背もたれを軽く叩き座るよう伝える

主様

うん…。

ボスキ

いつ止むんだろうな…。せっかく主様との外出だったのに。

ボスキ

はぁ…主様、すまなかったな。ちゃんと天気予報確認しておけば良かったぜ

主様

そ、そんな事ないよ!大丈夫、楽しいから。

ボスキ

……本当か?

そう私が力なく笑うと心配そうに顔を覗き込んでくる……

って近い近い!!

主様

ちょっと、ち、近いよ…

ボスキ

……。

ボスキ

!?
あっ……わ、悪い…

咄嗟に距離を取りしばらく沈黙が続く

でも…こんなにボスキの姿ちゃんと見た事なかったな

わ……髪さらっさらだ。 いいなぁ…

ボスキ

ボスキ

主…様。

主様

ん?

気が付かないうちにボスキの髪を触っていた事は、雨がやんだ後だった

ボスキ

!?
あっ…わ、悪い…

もっとちゃんとしないとな…

最近、主様とのファーストキスをすました後、距離感がおかしくなってしまう事が多々ある

多分もっと近づきたいと心の何処かで思っているんだろう

ボスキ

……。

そう眠気がまわってきた頃

ふと、髪を触られていることに気がついた

ボスキ

主…様…。

そう視線を横目にやると主様は慌てて手を離す

主様

ん?

主様

あぁっ!!!ご、ごめんなさい…!

ボスキ

い、いや、大丈夫だ。……ふふ、どうだ?俺の髪さらさらだろ?

主様

うん、綺麗だし…なんかふわふわしてる

ボスキ

ふわふわ…?

主様

あ、うん…。

主様

なんか、ボスキを見てるとボーッとしちゃうと言うか。

主様

髪を触っている時もなんか…心がふわふわしてる

ボスキ

……俺も同じ気持ちだ

主様にしては随分可愛らしい事を言うな、と思ったら。

どうやら俺達の気持ちは同じらしい

主様

本当?そっか…。

主様

ほら、キスはしたよね!でもキスの前にすることあったでしょ!?

ボスキ

すること??

なんだろう…場所の設定?雰囲気づくりか?

主様

もう、鈍感だなぁ…

主様

告白だよ!こ、く、は、く!

ボスキ

こ、告白!?

"告白だった"

ボスキ

う、嘘だろ…あの時告白してなかったか?

主様

してなかった!!少なくとも!私は!

ふんっ と鼻を鳴らし主様がこちらを見る

ボスキ

わ、分かった…すればいいんだろ?

どうやら告白をするまでデビルズパレスには帰れなさそうだ

顔が赤いのを渋々隠すように俺は頷いたのだった

隣の芝は青く見える

お疲れ様でした!

隣の芝は青く見える

なんだか凄い途中で終わってしまってすいません…!!

隣の芝は青く見える

続きも作り途中ですので書けたら投稿致します。

隣の芝は青く見える

読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m

隣の芝は青く見える

尚、この "天使に懺悔を"シリーズもハッピーエンドの後日談その1、その2で最後とさせていただきます。

隣の芝は青く見える

何とぞご了承ください

隣の芝は青く見える

それでは、また会いましょう!!

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