コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主
主
主
主
るぅと
主
さとみ
主
るぅと
るぅと
さとみ
さとみ
るぅと
さとみ
主
ずっと
主
さとみ
るぅと
主
START→→→
ピピピッ
さとみ
さとみ
鬱陶しいアラームの音で目が覚めた
あいつが居なくなって1週間。 まともに食事もしてないから足元がふらついた
さとみ
何度目かも分からない溜息をつきながら洗面所へ行く
ここ1週間。 食事も睡眠も取れていなく 鏡には数ヶ月前の自分とは比べ物にならないぐらいやつれた顔をした俺が写った
さとみ
ぽつりと細く呟いて リビングへと向かった
リビングではあいつとの思い出が山ほどある
るぅとが居なくなって初めて、 "世界の無意味"さを知った
るぅとが居なくなってしまえば俺の人生は無意味だった
世界がモノクロに見えて、何をするにもやる気が出ない
さとみ
今思えば恋人のおかしな言動にも気づけたはずだ
それなのに俺は何もしてやれなかった
何も出来ないまま手放した
るぅと
さとみ
るぅと
普段、星なんてそこまで興味無いはずなのになぜか"星がみたい" と言い出した
さとみ
恋人の"るぅと"
この日は明らかにおかしかった
ぼーっとしてることが多かったし、なぜか作り笑いをしてるように見えた
さとみ
るぅと
この時、なんだそれ笑 なんて思いながらるぅとについて行った
るぅと
さとみ
あれから約1時間、電車に揺られここまで来た
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
すーぐ照れるんだからこいつ ま、可愛いけど
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
なんでこの時、ちゃんとるぅとを見てなかったんだろう
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
るぅとは意味がわからない質問をしてきた、るぅとなりの伝え方だったのだろう
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
るぅとは上半身を起こして夜空に手を伸ばして言った
るぅと
さとみ
さとみ
るぅと
さとみ
俺らは小指を絡めて約束を交わした
さとみ
るぅと
るぅとが笑顔を見せた時、微かに目の下がキラッと光って見えた
いや、見えた気がしたんだ、既に周りは暗かったため顔はよく見えなかった
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
案外るぅとは恥ずかしがり屋で、滅多に自分からこんなこと言わない
るぅと
さとみ
チュ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
しょっぱいのなんてあとから考えればなんでなのかすぐに分かった。
泣いてたんだろう
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
ほんとにおかしかった、自分から"好き"なんで全く言わない、ハグもほとんど自分からなんて来ないはず
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
るぅと
さとみ
ダメな気がした、ここでるぅとを離したらどこかに消えてしまう気がして
るぅと
さとみ
るぅと
るぅと
さとみ
るぅとを抱きしめていた手を離して、代わりにるぅとの手を握った。 もちろん恋人繋ぎで
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
思えばこの時点でおかしなことは色々あった
気付いてあげなければいけなかった
泣いてることに気付いてちゃんと向き合わなきゃダメだったんだ
テレレン___
さとみ
次の日の朝 いつも通りのアラームではなく スマホの着信音で目が覚めた
さとみ
いつも隣で寝ているるぅとがいなく朝ごはんでも作りに行ってると軽い気持ちになり電話に出た
さとみ
医者
さとみ
医者
さとみ
この時俺の頭に嫌な予感が浮かんだ
医者
医者
いや、予感じゃない。 もう分かり切っていたのかもしれない
医者
その瞬間。 頭が真っ白になった、手には力が入らず意識が飛びそうだった
さとみ
医者
それからどうやって病院に来たのかすら覚えてない
気づいたら勝手に体が動いてた
息が切れていて走ったことが分かる
さとみ
病室には、動かなくなったるぅとと
医者と看護師がいた
医者
さとみ
医者
さとみ
るぅとの手を握ると既に冷たくなっていた
あぁ、なんでだろう
なんで隣で寝ていたはずなのに何も気づかなかったのだろう
さとみ
さとみ
さとみ
昨日約束したこと。 ふざけんな、なんでこんな簡単に破るんだよ
医者
医者
医者が渡してきたのは2つ折りにされて、"さとみくんへ" と書かれた紙切れだった
医者から戸惑いながらも受け取って、ゆっくり中を見た
中には
ごめんね。
さとみ
たったの5文字が丁寧なるぅとの字で書かれていた
さとみ
それから俺は家に帰っても ただただずっと泣いていた
もはや、るぅとが居ない世界なんて生きてる意味などないと思った
もう、、頑張ったよな
さとみ
短いかもだけど、これが俺の限界だ
最愛の人なしじゃ何にもできない
さとみ
何回泣けば気が済むのだろう、泣いてばっかりでもう目が痛いのに涙は止まらない
さとみ
さとみ
るぅとが死んで1週間。
俺は耐えた方だ、もうこれ以上は耐えられない
早いって怒られるかもしれない
戻れって言われるかもしれない
それでも、俺はるぅとと居たい
さとみ
さとみ
俺はフェンスに足をかけた
なぜか死ぬのは怖くなかった、むしろるぅとともう二度と会えなくなる方が怖かった
さとみ
その瞬間。俺は空へ駆け出した
るぅと
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
るぅと
るぅと
さとみ
さとみ
るぅと
さとみ
るぅと
もう、悲しませないから
俺が守るから
もう離れんなよ。るぅと___
❦ℯꫛᎴ❧