テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
例年よりも遅い満開の桜
その桜並木の下を なかむときりやんは小走りで駆け抜ける
kr
nk
kr
kr
nk
kr
きりやんは呆れ顔をしつつも 後ろを振り返りつつなかむを気にする
なかむの顔はとても辛そうだ
きりやんは時計を見て そして走る足を止めた
nk
つられてなかむも足を止める
kr
nk
kr
kr
nk
nk
kr
kr
kr
そう言ってきりやんは笑う
その笑顔を見たなかむは 少しだけうつむいて
そして顔を上げると
nk
と言って駆け出す
nk
nk
そんななかむの背中を追いかけるように きりやんも駆け出した
途中でなかむに追いついて 彼の手を取る
nk
kr
nk
年甲斐もなくムキになって
桜の花びらが舞う中を
笑いながら2人で走る
kr
お土産のケーキを食べるなかむに きりやんはそう話しかけた
kr
kr
きりやんの言葉に なかむは目を輝かせ始めた
nk
kr
kr
kr
nk
nk
nk
nk
ケーキそっちのけで なかむはきりやんとの話に夢中になる
そんな2人を
ぶるーくは笑顔を浮かべながら キッチンから眺めた
shk
夕飯作りを手伝うシャークんが 玉ねぎの皮を剥きながら問いかけて
ぶるーくはシャークんの耳元に 唇を寄せて囁く
br
br
br
shk
br
br
br
br
shk
br
話が盛り上がっている2人を見ながら
ぶるーくとシャークんもまた 笑顔になっている
nk
nk
nk
kr
kr
kr
nk
きりやんの言葉に二の句が継げず
なかむは不機嫌そうな顔で そっぽを向いた
以前なら 「悪気ないなら仕方ないな」 で済ませていたきりやんが
最近はなかむに対して 遠慮なく指摘もするし注意もしてくる
いろんな意味で 本気でぶつかってきている
そんな2人のやり取りの様子を
きんときとスマイルが リビングから見ていた
sm
kn
sm
sm
kn
kn
sm
kn
しばらくの言い合いの後
nk
nk
なかむがきりやんに謝って きりやんが優しく微笑む
kr
kr
nk
kr
注意されたことに反抗して そして諭されて
少しだけ ばつが悪そうな顔をしていたなかむは
きりやんの言葉に素直に頷いた
kr
kr
nk
kr
kr
nk
nk
kr
きりやんは冷蔵庫から わけておいた卵白を取り出し それをなかむに手渡す
nk
鼻唄を歌いながら ハンドミキサーでメレンゲを作る
そんな彼の姿を見ながら きりやんも楽しそうに作業を始めた
笑いながら 仲良くパンケーキを作る2人を残して
きんときとスマイルは 静かに自分たちの部屋へと戻った
夜もすっかり更けて 時計の短針は頂点を通り過ぎている
液晶を睨むように見ているなかむは 一心不乱にキーボードを叩く
そんな時
遠慮がちにドアがノックされた
nk
そう答えると
申し訳なさそうに きりやんが顔を覗かせる
nk
kr
そう言いながら 部屋に入ってきたきりやんは
テーブルの上に マグカップとお茶のペットボトル そして平皿を置いた
平皿には1口サイズのおにぎりが ラップに包まれて並べられている
kr
nk
椅子から立ち上がったなかむは テーブルに歩み寄って
そしておにぎりを1つ口に入れる
nk
kr
kr
そう言ったきりやんは 心配そうになかむの顔を見た
彼の目の下には うっすらと隈ができている
締め切り前の追い込みと言っていたから 今夜もしっかりと眠ることはないだろう
kr
nk
kr
kr
kr
nk
頑張っているのに 『頑張れ』と言われるのは辛い
寝る余裕があるのなら 言われる前に自ら寝る
無理しなきゃいけないときだから 無理して頑張っている
それなのに 「頑張れ」とか「休め」とか 「無理するな」とか
そんな言葉をかけられたら
余計に 追い詰められた気持ちになってしまう
そんな自分の性格を きりやんはわかってくれている
わかっているからこその言葉だった
kr
微笑んで きりやんは静かに部屋を出ていく
その背中を見送ったなかむは 嬉しそうに頬をゆるめて
もう1つおにぎりを口にした
nk
nk
nk
nk
nk
この短時間に 『やん』という言葉を何度聞いたろうか
すでにその回数を追うのは困難なくらい なかむはその言葉を口にしている
スマイルとシャークん2人が なかむに呼ばれると
いつもきりやんの話を聞かされる
それを止める術もないまま
スマイルは退屈そうに 大きく伸びをした
それに気づいたなかむが 不満そうにスマイルとシャークんを睨む
nk
sm
shk
ポテトチップスの袋を覗きながら スマイルは気のない返事をした
シャークんもトランプで遊びながら コクコクと何度も頷く
nk
shk
nk
nk
shk
nk
nk
sm
とばっちりを受けたスマイルは 軽く眉間にシワを寄せた
sm
sm
sm
sm
と言ってシャークんを見る
shk
シャークんもそう答えて またトランプで遊び始めた
nk
nk
なかむは慌てたようにそう反論する
しかし その頬は赤く染まっていて 嬉しそうに口角が上がっているのを
スマイルもシャークんも見逃さなかった
sm
shk
shk
sm
sm
sm
shk
スマイルとシャークんは顔を見合わせて そして深々と頷く
そんな2人の姿に なかむは頬をふくらませ口を尖らせ
nk
nk
いつになく歯切れ悪く モゴモゴとそう言って
フイッと顔を背けるけれど その表情は照れを隠せていない
shk
nk
からかうようにシャークんが言い
なかむはやり返すかのごとく シャークんの脇腹をくすぐった
nk
shk
sm
そんな2人の様子を スマイルは呆れたように見て
そして誰にともなく呟いた
sm
sm
sm
シャークんと戯れていたはずのなかむは それを聞き逃してはおらず
nk
そう言って 今度はスマイルをくすぐり始める
sm
nk
shk
sm
なかむとシャークん 2人がかりでくすぐられて
スマイルはなす術もないまま
スマイルの部屋からは 3人の楽しそうな笑い声が響いた
コメント
3件

やっと🐼の気持ちが👓に向き始めたんですね…!!!紆余曲折ありつつも、なんとかくっつきそうで良かったです😊ハッピー😊😊これからもぜひ、👓には🐼のメンヘラに末長く付き合ってもらって…。 更新ありがとうございます!次回も楽しみにしております♪
