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鈴木
鈴木
鈴木
ロシアside
露
フィンランドをあのゲームの世界に置いてきてしまった
今頃フィンランドは...
...嫌な想像ばかりが脳裏を過ぎる。 ...フィンランドはもう.............、
露
視界がぼやけ、目から透明な液体が溢れ落ちる。 ...嗚呼、俺今泣いてるのか。
...フィンランドはもう戻ってこない...、
そんなことばかり考えてしまう。
???
...あの日俺たちに意味の分からないことを言って来た男が俺に話しかけて来た。
露
???
???
露
???
露
???
露
???
露
...そんなことは分かってんだ 何も知らずにふらっと現れた奴にそんなことを言われて... 苛つかない奴なんか居ねえよ
俺は男の胸倉を掴んだ。
露
露
露
露
...何処にもぶつけることのできない悔しさを目の前の男に全てぶつける。 こんなのはただの八つ当たりだ。 ...こんなことをしたってフィンランドの存在は戻らない。
分かってんだ、そんなことは。 ...生憎俺は、恋人をなくした時に善人ぶれる程の人間性なんか持ち合わせていない。
露
露
???
また視界にモヤが掛かる。 ...海水の様な液体はどんどん頬を濡らしていく。
...............悔しさを言葉にして吐いたって、何も得られない。 何も帰ってこない。 何も変わらない。
どれだけ悔しがったって...フィンランドは帰らない。