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コメント
2件
うわあ……読んでて胸がぎゅっとなりました。赫の緊張と茈の「頑張れ」って笑顔、あの一言に込められた想いが切なすぎます。特に「行くなって言いたかったな」って誰もいない教室で呟くシーン、すごく響きました。応援したい気持ちと自分の気持ちの狭間で揺れる茈の心情描写が繊細で、静かな夕焼けの情景が余計に心に沁みます……続きがすごく気になりますね。
昼休み 。
赫は机に突っ伏していた 。
茈
俺は隣の席に座り話しかけた 。
赫はゆっくりと顔を上げて言った 。
赫
茈
赫は少し黙ってから答えた 。
赫
その瞬間、教室のざわめきが遠くなった気がした 。
俺は何も言わない 。
いや、言えないのかもしれない 。
ただ、ずっと赫を見ている 。
赫
赫
俺はしばらく黙っていた 。
茈
たった一言 。
それだけだったが、どこか
少し寂しく感じた 。
4話 『決意』
·̩͙꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱·̩͙
𝐧𝐞𝐱𝐭…❥ ー 100 ↑
ー 赫 side ー
放課後までの時間はあっという間だった 。
授業の内容なんて全然頭に入らない 。
だけど、心臓だけがずっとうるさい 。
チャイムが鳴った 。
俺は席を立って 。
赫
そういうと、茈は少しだけ目を細めた 。
茈
いつもの笑顔 。
いつもの声 。
なのに、どこか違って見えた 。
赫
俺は気づかないまま教室を飛び出した 。
ー 茈 side ー
一人になった教室 。
静かだった 。
さっきまで赫の席を見た 。
なんもない 。
当たり前、なのに
胸が痛かった 。
茈
自分で言った言葉 。
なのに、苦しい 。
応援したい 。
幸せになってほしい 。
でも、本当は
茈
誰もいない教室で呟く 。
その言葉は静かに消えていった 。
夕焼けに染まる校舎 。
赫は好きな人のもとへ向かっていた 。
そして教室には
誰にも届かない想いを抱えた茈だけが残っていた 。