テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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盲目の中原くん

第9話 - 失敗

1,525

2024年12月07日

#盲目の中原くん

#BL

#文スト

#太中

#病み

# ⌒ ⌒ 京霞

🎩🍷

すたーと

太宰side

🤕🖤

さ、、片付けを、始めようか、、、

中也が部屋に戻るのを見届けて使った皿を集める

🤕🖤

こんなに食器を使ったの、何時ぶりだろう、

🤕🖤

、、、、、はぁ、、

🤕🖤

わたし、中也に、

🤕🖤

きつい、言い方したなぁ、

🤕🖤

もっと、言葉を選べばよかった、

🤕🖤

どうして、中也の事になると

🤕🖤

こう、言葉を選ぶより先に声を上げてしまうんだ、

自分のしてしまったことを後悔している。

中也はただ、手伝いたかっただけだ、

それを、優しく断れば良かった、

なのに、酷く冷たくて、悲しい物言いをしてしまった、

🤕🖤

莫迦だなぁ、私は、

中也の為だと言ってきたのに、どうして彼を苦しめてばかり、、

ポートマフィアの医務室にいた時の方が、

まだ彼に活気さえ残っていたのに、

🤕🖤

余計なことをしたのだろうか、

🤕🖤

でも、彼処にいてもプレッシャーを感じるだけ、

🤕🖤

かと言って、此処に居ても苦しそうで、

🤕🖤

きっと向こうにいれば、姐さんや黒蜥蜴が見舞いに来ただろうか、

🤕🖤

中也は本当に、これで良かったのだろうか、

🤕🖤

、、、、

考えこんでしまう、

何が彼のためだったのか、

まだ、数日しか経っていないのに、

もう音を上げて仕舞いそうだ、

情けない、

🤕🖤

っは、

🤕🖤

片付け、しないと、

皿を抱えたまま考え込んでいた、

さっさと終わらせないと、、

🤕🖤

、、、、、

頭が考えることを拒否しているかのように、働かない、

何も、考えられない、

唯、自動的に身体が動くだけ、

皿を洗うように次から次へと手が皿へ伸びる。でも、

ひとつだけ、考えられたよ、

🤕🖤

風呂、沸かさないと、

と、、

いつまでも中也が快適に過ごせる最善策を考えている。

それ以外、本当に何も浮かばない、

今は、姐さんや森さん、敦くんや国木田くんの顔さえモヤがかかる、

目の前の皿しか見えなくて、

それ以外は真白い何かで覆われていた

それ程、何も考えがつかなくなっている、

🤕🖤

っ、は、ぁ、

🤕🖤

皿洗い、終わったのか、

次にしっかり意識が戻ったのは、皿を洗い終えてからだった

🤕🖤

つぎは、風呂か、

🤕🖤

風呂なんて、日頃洗わないなぁ、

🤕🖤

湯船に浸かるなんて何時ぶりか、

🤕🖤

、、、

🤕🖤

何時までもどんよりしてられないね！！

🤕🖤

頑張らないと！

何時までもくらい気持ちのままでいる自分に喝を入れる。

泡まみれの手でパチン！と両頬を叩く

叩いたその音は風呂場に響き渡った

🤕🖤

ふはっ、泡まみれだ、笑

髪や手、頬が泡まみれの自分に笑いが出てくる

何か、吹っ切れたように、、

🤕🖤

よし！こんなものだろう、

🤕🖤

お湯もいい感じに溜まったね、

🤕🖤

熱めの温泉も、何も言わずに入っていたし

🤕🖤

このぐらいでいいかな、、

🤕🖤

よし、中也を呼びに行こう、

お湯が溜まり浴槽に蓋をする。

私の気持ちもこのまま蓋されて入ればいいのに、

コンコンコン

🤕🖤

ちゅーやー

🎩🍷

、、、

🤕🖤

中也？

🎩🍷

、、っ"、ん？？

🤕🖤

風呂が沸いたのだけど、入らないかい？

🎩🍷

あ"ぁ、風呂か、、入る、

🤕🖤

じゃあ、ほら、入るよ

ドアノブに手を伸ばす

そして扉を開けようとすると______

🎩🍷

入るな

🤕🖤

え、？

🎩🍷

入ってくるな、

🎩🍷

其処にいろ、

🤕🖤

でも、

🎩🍷

すぐ、行くから、待っててくれ、

🤕🖤

、、解った、

さっきから鼻声で、、変なの、

ガチャ、と軽い音を立てて中也は部屋から出てきた。

🤕🖤

さぁ、行こうか

また姫抱きしようとすると軽く避けられた

ので、つぎは手を繋ぐ

🎩🍷

っ、？！

吃驚はしていたけど、嫌では無いみたい、

次からは手をつなごう、

🤕🖤

目が腫れているな、

🤕🖤

きっと泣いてたんだ、

彼は部屋で1人、声を殺して泣いていたんだ、

役立たずな自分に嫌気でも刺したのか、

そんなことないのに、、

🎩🍷

~~~~

🤕🖤

ぇ？

中也が何かを呟いてた、

か細くて、元気の無い、何かを、

良く聞こえなかったけど、聞き直していけない気がした、

あまり追求しないため、

私は聞こえないフリをした。

🤕🖤

ほら、着いたよ

🎩🍷

ん、、

🎩🍷

綺麗、、だな、

🤕🖤

判るの？

🎩🍷

ものが少なくて、白くて、綺麗、ってとこまでは、

🤕🖤

ふーん、、、

さっき大急ぎで片付けた。元々ものは少ないけど、少しでも綺麗に見えるために、

🤕🖤

ほら、手上げて、

🎩🍷

っ、？！

🎩🍷

ひ、1人でできる、

🤕🖤

無理だろう？

🎩🍷

出来る、、

🤕🖤

いいから、ほら、

🎩🍷

ぅ、、

顔を紅く染めた中也は、愛らしい顔をしていた、

🤕🖤

ふふ、

と、笑いが漏れる程には可愛かった、

それを誤魔化すように私は続けた

🤕🖤

中也は細いねぇ~

🎩🍷

そうか、？

🤕🖤

うん

🎩🍷

筋肉もあるし、

🤕🖤

でも細いよ。この辺とか、

すぅ~、と臍にかけて指先で腹をなぞると

🎩🍷

ひゃ、、

と小さく声が漏れていた

🤕🖤

私の、挿入るかなぁ、

なんて、あの声に興奮したのか絶対に引かれてしまうような事を口走っていた

🤕🖤

ぁ、いや。その、

言い訳しようも思いつかない、困っていると

🎩🍷

は、はぁ、？！

🎩🍷

な、に言ってんだよ手前っ

さっきより顔を真っ紅に染めた中也がオロオロと怒り始める

🎩🍷

手前、俺の目が見えねぇからって、

🎩🍷

弄ぶんじゃあねぇぞ

🤕🖤

そんな事しないよ

相棒。

🤕🖤

おーわり。

🎩🍷

最低だな、まじで

🤕🖤

もっと鬱要素も腐要素も増やしたかったのだけど、

🤕🖤

ちょいと筆が進まなくてねぇ、

🤕🖤

気長に待ってくれ、

🤕🖤

しっかりと立て直すから。

🎩🍷

それじゃぁ

はーと、こめんと、ふぉろー、待ってます！！ 𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩❤︎ 1000⤴︎

盲目の中原くん

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この作品はいかがでしたか？

1,525

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初コメ失礼します。文スト関連読み始めてちょっとなんですけど、早々神作に出会えて幸せですありがとうございます大好きです

あばばばばばばばああああああああ好きだ！！！！！！😭😭😭😭すれ違いがあああああああ切ない辛いでも好き😭😭お互いがお互いのことしか考えれてない感じがもうほんと最高歪んでるのほんと無理好き😭😭

えまって最高ですすすすすすす(((((((( 軽く過呼吸起こしますた(((😇 笑って泣けるストーリーとはこのことだ、✨ 結構しっかり泣いた🥹🫶🏻 なんで今まで読んだことなかったんだろうって自分を恨んでおります(👊🏻 これからもしっかり読み続けさせていただきます🫣💞

# ⌒ ⌒ 京霞

プロフィール

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