主
ピンポーんピンポーんピンポーん
さとみ
ジェルかな(*^^*) 今日はジェルの好きなアボカド使ったサラダ作ってあるんだよなぁ (主・調べによると、アボカドが好きらしい。)
インターホンに向かって
さとみ
さとみ
さとみ
誰だ。初めて聞いた声だ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ダッ
ころん
部屋の奥に走っていったさとみ
ダッ
さとみ
その手には。 上着が握られていた
ころん
ころん
ダッ
さとみ
タッタッタッタッタッ ダッダッダッ
ころん
ころん
ころん
ころん
スタッフ
スタッフ
ジェルの親、父の元マネージャー 仰木(おおき)楽(がく)
彼には恨んでいる人がいた。
ジェルの父、真だ。 真は出来がよく、気品で周りに親しまれるタイプだった。優しく。もちろん仰木にも優しかった。
なのにだ。
そんな真が気に食わなくて、
VTRをいきなり消し。 部屋の電気を長い紐など、トリックをつかい あたかもそこにいなかったかのようにした上で、消し、混乱させた上で殺害した。そう。後ろから。
そんな仰木を見つけるためにジェルはこの世界に入ってきたが、
仰木には予想外だった。
スタッフ
父だったということもあって、 ジェルとは顔見知りだったのだ、 つまり。何か言われるかもしれない。 ジェルが
仰木を犯人にする 可能性
があったからだ
だが、ここでジェルが生きていたとしたら仰木の人生は終わる。
ならどうするか
殺すだけだ
こんな時にかぎって晴天だ。
俺の心は土砂降りだってのに
さとみ
ダッダッダッ… ドッっダッダッダッ
さとみ
まるで親友が遠くに行ってしまうような。
泣きたい気持ちだ。
さとみ
さとみ
ダッダッダッ
ガラガラッ
ジェル
仰木
仰木
仰木
さとみ
ダッダッダッ
さとみ
仰木
仰木
仰木
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
仰木
包丁を持った手を振り上げる
さとみ
仰木
包丁がジェルの方へ下がってゆく
さとみ
ガラッ!バンッ
ガラッ!バンッ
仰木
さとみ
仰木
さとみ
さとみ
さとみ
仰木
包丁を下ろした。
コメント
6件
フォロー失礼します!! このお話お気に入りです! 頑張ってください!! 待ってます!!
あれなんで?なんで泣いてるのかなー