俺らの出会いは小学生の頃だった。
どこいく?
紫くんは学校では大人しい子で、 俺とは違うタイプだと思っていたが、 意外と気があって、 よく遊んでいた。
好きなゲームの話や女優さんの話。 好きな子の話。ウザイ先生の話。
ただそれは、低学年の頃の話で。
小学校はクラスが離れて 会わなくなって、 中学校は紫くんはお受験をしたから 離れてしまった。
俺は忘れていた。
それから数年。 中学のイツメンだった、 赤、橙、青、黄と一緒に 偏差値が高めの高校に受かった。
これから俺は花のDK… 楽しくみんなでわちゃわちゃして 適当でいいかな、なんて考える。
5人でまだ早いからか人気のない校内を 歩き、教室に入る。
先に来てる子がいたんですね、
黄がそう言う。
だる…
僕早起きしたのにぃ~
この子に失礼だよ、
濃い紫の髪で、少し俯いている。 制服を俺らのように崩さず 丁寧に着ている。
えと、紫…です…
おどおどしていて俺は嫌いだ。 こういうやつ。
気持ち悪い奴。
思わず口にしてしまい、 俺ははっ、となって口を塞ぐ。
ごめんッ…
彼は自分を嘲笑うかのように 乾いた笑いを零した。
俺寝れそう…!
俺は嫌いだな、自分の声。
ええ声しとんのに…
彼は苦しそうにそう一言いい、 ごめん、と教室を出ていった。
俺の横を通る時、 どこかでにおった、優しい匂いが 鼻をかすった。
うん…、 相変わらず下手なのは置いといて、、
あらすじにある様に、これ雨乃。ちゃん とのコラボ小説となっていて、 2話は雨乃。ちゃんのアカウントで 上がるので、! 読んでくれると嬉しいです!w
桃紫がどうなるかは… 内緒だよ🤫