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俺が俺でいるために

第11話 - 例え君自身でも

322

2024年04月14日

#AMPTAK×COLORS

#ちょっぴり感動

#恋愛？

#没作品

美桜@応援隊グループ化

ぷりっつ

なん、で､､､ここに？

苦しげに顔をゆがめてぷりちゃんは言った

ぷりっつ父

そりゃ〜大事な息子を見るためにだ

ぷりっつ

違う！！

ぷりっつ

そんなこと思ってない癖に､､､！！

目に殺意をうかべたぷりちゃん

そして笑顔を浮かべてはいるけどその目はとても冷たく、鋭いぷりちゃんのお父さん

教室中が静まり返っていた

あっきぃ

ぷ、りちゃん､､､？

ぷりっつ

､､､､､､

俺の声も届かず、どうしようかと悩んでいたら騒ぎを聞きつけて色んな人が来る

モブ

なんだ？

モブ

何事？？

あっきぃ

､､､っ！

あっきぃ

ぷりちゃん！

あっきぃ

落ち着いて､､､！

ぷりっつ

､､､っあっきぃ？
あ､､､ごめ、っ！､､､

あっきぃ

ううん、そうじゃなくて！
､､､大丈夫？ごめんね気づくの遅くて。

あっきぃ

あんなに話してくれたのに、俺、無神経だったね

ぷりっつ

そんなことッ！

あっきぃ

大丈夫じゃないはずなのに、ぷりちゃんが大丈夫っていうならいいやって､､､

ぷりっつ

俺も､､､言ってなかった、から､､､！ごめん､､､

ぷりっつ父

いつもぷりっつと仲良くしてくれてありがとう。君の名前は？

あっきぃ

え、と､､､

答えてもいいかわからず、ぷりちゃんをみる

あっきぃ

ぷりちゃん、の友達で､､､

ぷりっつ

言わんでもええよ

ぷりっつ

あっきぃは俺が守る

ぷりちゃんは俺を安心させるような優しい笑顔を浮かべてくれた

ぷりっつ父

ふ〜ん､､､
良い友達ができたんだな

あっきぃ

いい、かは分かりませんが､､､俺にとってもぷりちゃんはとても大切な友達です

ぷりっつ父

そうか､､､だがこいつのことを知ればそんなことはなくなるさ笑

ぷりっつ

､､､何が言いたい

ぷりっつ父

な〜に、お前の「罪」についてさ。､､､分かるだろ？

ぷりっつ

､､､っ！あっきぃはもう知ってる！だからー

ぷりっつ父

全てを知っている訳では無いだろう、お前から見た出来事だけだ

ぷりっつ

､､､でも！

ぷりっつ父

お前さえいなければ､､､母さんが死ぬことも無く、私に迷惑がいくことなんてなかったのに

ぷりっつ

､､､ッ！

ぷりちゃんの顔は真っ青になり今すぐにでも壊れそうだった

あっきぃ

､､､やめてください

もう、ぷりちゃんのその顔を見ていたくなくて俺は言った

その時、まぜちたちが騒ぎを聞き付け来てくれた

まぜた

あっきぃ！ぷりちゃん！

あっと

ぷり？！
聞こえるか？大丈夫じゃないな

ちぐさ

あっきぃ、ぷりちゃんどうしたの？！

けちゃ

何があったの？！

あっきぃ

みんな､､､！

あっと

っ！ぷりのお父さん､､､！

けちゃ

え？！

ちぐさ

なんで、ここに？！

まぜた

来るような人じゃなかったはず､､､！

ぷりっつ父

やぁ、君たちか､､､。
今日で残念だが、ぷりっつを祖母の家にやろうと思ってね

あっと

あっきぃ、ぷりを頼んだ

まぜた

ここは俺らに任せろ

けちゃ

ぷりちゃん、顔真っ青だし､､､

ちぐさ

はやく、安心させてあげて､､､！

あっきぃ

､､､っ！分かった！

ぷりっつ

ゔ､､､あ､､､､ッ！！

あっきぃ

……ぷりちゃん、来て

あっきぃ

はぁ、はあっ！ここまで、来れば､､､大丈夫なはずッ！

ぷりっつ

ッ､､､あっき、い？

あっきぃ

ぷりちゃん！！

あっきぃに気づき、混乱が少しおさまる

するとあっきぃは俺に抱きついてきた

でも、あいつの言葉を思い出し拒んでしまった

ぷりっつ

あ､､､っごめ、なさー

あっきぃ

､､､ううん、大丈夫

あっきぃ

俺が嫌いになった？

あっきぃは優しく問いかけてくれた

ぷりっつ

ちがうくて！ただ､､､
､､､怖くてッ

あっきぃ

ねぇ､､､お願いだから
もう逃げないでよ､､､俺から

あっきぃ

俺はぷりちゃんのこと、絶対に嫌いにならないから､､､

あっきぃ

少しは頼ってほしいな､､､

悲しげな顔をしていう

ぷりっつ

､､､また、友達を

ぷりっつ

大事な人を、無くすんじゃないかって､､､

ぷりっつ

俺から離れていくんじゃないかって、思うと、怖くて

ぷりっつ

違うって、わかってても､､､それでも、忘れられなくて

あまりの息苦しさに胸を押えた

話す声は少し震えていた

けどあっきぃは俺の手を優しく握ってくれた

あっきぃ

もういいよ、分かったから

気づけば暖かい胸の中にいた

ぷりっつ

へっ､､､？

あっきぃ

安心、してくれた？

ぷりっつ

俺の、ために､､､？

あっきぃ

ううん、俺がしたいの

あっきぃ

ぷりちゃん

泣いていいから

あっきぃ

ずっと抱え込んできて辛かったと思う。誰にも理解されずに笑顔でいて

あっきぃ

大丈夫だって言ってるけど本当は気付いて欲しくて

あっきぃ

誰かに愛して欲しくて

あっきぃ

苦しくて、怖くて、助けて欲しかったよね､､､､､､。
遅くなってごめん

ぷりっつ

お、れ、ずっと気付いてほしかったの、かなﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

もう、大丈夫なはずなのに、傷ついてなんて、いないはずなのに､､､！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

怖くて、何も出来ない､､､！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ぷりっつ

俺なんか、って毎日、思っているのに､､､！死ななきゃってわかってるのに､､､！

ぷりっつ

弱くて、臆病で､､､！あの頃から何も変わってないじゃん､､､ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

ぷりちゃん､､､

あっきぃ

俺ね、ぷりちゃんのおかげで今があるんだ〜､､､

あっきぃ

だから､､､っ！

あっきぃ

例えぷりちゃん自身でもぷりちゃんのことを悪くいうのは許さない

あっきぃ

､､､変わっていないってことは、ずっと優しいってことでしょ？

あっきぃは俺の目を見て自慢げのように笑った

あっきぃ

そんなぷりちゃんだからこそいいんだよ！

あっきぃ

俺､､､

ぷりちゃんの事が好きだよ

俺が俺でいるために

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