優馬
父の転勤で来た優馬です。
優馬
よろしくっす。
君との出会いは突然だった。
みか
お、お父さん…やめてっ…
お父さん
お前さえいなければ辛い思いなんてしなかった!
お父さん
お前なんかっ…
お父さん
死ねばいいのに!!
みか
やだ!やめて!!
お父さんは鋭い刃物を手に取った。
そしてみかを
ひどく
ひどく
痛みつけた。
みか
お、おとうさっ...
みか
も...やだ...
みか
私は気を失った。
みか
みか
ここは...?
気づくと私は家の近くのコンビニにいた。
みか
みか
.....そっか。
そのとき私は確信した。
捨てられたのだと。
みか
これからどうしよ...
男
おっ!そこのねーちゃん1人?w
男
俺と少しデートでもしない?
みか
えっ、い、嫌です!
男
そんなこと言わずにさぁ、
男
少しだけだから!ねっ
みか
や、やめてください!!
見知らぬ男はしつこくすがりついてきた。
みか
いやですってば!
男
言う事聞かなきゃだめでしょ??
男
ほら、おいでよ。
みか
やっ...!
拓海
そこのお兄さん。
拓海
女の子が嫌がってるでしょ?
拓海
やめてあげてよっ
みか
...え?
すごく優しそうな男の子が目の前に現れた。
男
男
こいつ...!
男
雪ヶ丘高校の拓海か...!?
と言い捨て、男は立ち去った。
みか
(雪ヶ丘の拓海...?)
みか
(あ)
みか
(と、とりあえずお礼言わなきゃ...!)
みか
あ、あの!
みか
その...、助けてくれてありが
ぎゅるるる
突然私のお腹が大きな音を立てた。
みか
(そ、そうだった!)
みか
(一昨日から何も食べてないから...!)
拓海
もしかしてきみ、お腹空いてるの?
みか
は、はずかしながら...。
拓海
そっかぁ
拓海
見る感じにお金とか持ってなさそうだし
拓海
コンビニ寄ってすきなもの選んでいいよ。
みか
え、でも...っ
拓海
奢るからねっ
みか
そんな!迷惑でs
ぎゅるるるるるる
みか
(さ、さっきよりも大きい音...!)
拓海
我慢しなくていいよ
拓海
ほら、行こ
みか
えっ...
拓海
僕、拓海って言うんだ。
拓海
よろしくね。
みか
よ、よろしくお願いします...
拓海
まぁ、とりあえず中入ろっか。
みか
は、はい!
次回予告
みか
なんで私にこんな尽くしてくれるの?
拓海
拓海
拓海
それは...っ
拓海がみかに優しくしてくれる理由_。
みか
拓海...くんの...目つきが変わった...。
みか
これが雪ヶ丘の拓海...。
雪ヶ丘の拓海とは_。
優馬
なに、さっきからジロジロ見てきて気持ち悪いんだけど。
みか
(こ、この男...感じわる...。)
優馬との出会い_。
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