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柊 綾人

あれから次の日、俺は結衣の引越しの手伝いをするために結衣の家に来ていた

柊 綾人

「一人暮らししてるのか。にしても部屋結構きれいにしてるんだな」

如月 結衣

「まぁそりゃそうでしょ」

如月 結衣

「一人暮らししてて部屋くらい片づけられなかったらやっていけないじゃん?」

柊 綾人

「いやでも世の中にはそれでも片づけられない人もいるんだぞ。テレビとかでゴミ屋敷とか見たことないか?」

如月 結衣

「私普段テレビ見ないし」

柊 綾人

「おぉぉ…現代っ子だな」

如月 結衣

「ゆうてあなたと年齢そんな変わんないでしょ」

柊 綾人

「そうか?俺は20だけど」

如月 結衣

「そういえば年齢言ってなかったね。私は19歳だよ。」

柊 綾人

「え?」

如月 結衣

「え?」

柊 綾人

(嘘だろこいつ俺と一つ違いかよどう見ても…)

如月 結衣

「今なに考えた?」

柊 綾人

「あ、いや別になにも…」

如月 結衣

「正直に言ってみな?」

柊 綾人

「ロリ」

如月 結衣

「殺すよ?」

柊 綾人

「まじすんません」

如月 結衣

「そもそもとして私が未成年だったらあなたの家に住んだ時点であなた捕まるからね?」

柊 綾人

「確かに…でもそれは事務所パワーで何とか出来たりしないの?圧力的なやつよ」

如月 結衣

「都合のいいところだけ事務所持ってくるな!」

如月 結衣

「それにさすがに厳しいと思うけどね〜」

柊 綾人

「まじか。まぁでも19歳なら成人だもんね」

柊 綾人

「てことは…」

柊 綾人

「合法ロリじゃねぇか!!!」

如月 結衣

「……」

柊 綾人

「えっと…結衣さん…?」

柊 綾人

「なんでそんな汚物を見るような目でこっち見てるんですか…?」

如月 結衣

「いやだって汚物見てるし」

柊 綾人

「あの、結衣さん…」

如月 結衣

「なに汚物」

柊 綾人

「いやその…」

柊 綾人

「本当にすみませんでした」

柊 綾人

あれ、一応俺の方が年上なのになんで謝ってんだ…てかなんでこんなペコペコしてるんだろう…

如月 結衣

「あなたって割と思ったことすぐ口に出すよね」

柊 綾人

「まぁそれが俺のいいところだからな」

如月 結衣

「悪いところでしかないんだけど」

柊 綾人

「まぁまぁ、大きくなったら俺の良さがわかるはずだよ」

如月 結衣

「あなたと一つしか離れてないけどね」

如月 結衣

「てかなんかすごい話脱線しちゃったね」

柊 綾人

「あ、たしかに」

柊 綾人

「それで結局結衣はゴミ屋敷とか見たことないのか?」

如月 結衣

「いやあるよ」

柊 綾人

「あるんかい」

如月 結衣

「いやテレビ見ないって言っただけだし」

柊 綾人

「まぁそうだけども…じゃあなにでゴミ屋敷見たんだ?」

如月 結衣

「YouTubeで見たことあるよ」

柊 綾人

「うわぁマジもんの現代っ子やんけ」

如月 結衣

「だからあなたと一つしか変わらないって」

柊 綾人

などと俺達は雑談なのか説教なのかよくわからない会話をしていた

柊 綾人

あれから俺たちは結衣の引越しのために段ボールに荷物を詰めていた

如月 結衣

「あ、それそこに置いておいてくれない?」

柊 綾人

「ん?ここか?」

如月 結衣

「そうそうそこそこ。そこらへん散らかってるから気を付けてね」

柊 綾人

「おう」

柊 綾人

「…にしても荷物の量多いなぁ。よくこんなに管理できるなぁ…」

如月 結衣

「そうかな。大体これくらいが普通だと思うけど…」

柊 綾人

「化粧品?もうなにがなんだかわかんねぇな…女子はみんなこんなにいっぱい持ってるのか?」

如月 結衣

「ん〜どうなんだろう…わたしは仕事柄的に少し多い方だとは思うけどそれでもまぁ普通だと思うよ」

柊 綾人

「ほへぇ…女子ってやっぱ大変なんだな」

如月 結衣

「どうなんだろうね、わたしはもう慣れちゃったし特になんとも思ってないけどね〜」

柊 綾人

「朝とか準備するのに結構時間かかったりするらしいじゃん?なんやかんやですごい大変だとは思うけどなぁ」

如月 結衣

「逆に男の子は朝とかすぐに準備できたりするもんなの?」

柊 綾人

「人にもよるけど俺の場合起きて顔洗って着替えて終了だな。あまりに寝癖が酷いときは治したりはするけども」

如月 結衣

「そうなんだ、結構違うもんなんだね」

如月 結衣

「ていうかあなた喋ってばっかで全然手動かしてなくない?」

如月 結衣

「口を動かすのもいいけどそれよりも手を動かしてよ」

柊 綾人

「はいはい」

如月 結衣

「はいは一回」

柊 綾人

「へい」

如月 結衣

「…童貞野郎」

柊 綾人

「なんでや童貞は関係ないだろうが!!」

如月 結衣

「いやなんか普通にむかついたし」

柊 綾人

「むかついたからって人の心えぐるのやめません?」

柊 綾人

「地味にそれ俺の心にクリティカルヒットなんだぞ!」

如月 結衣

「じゃあちゃんと作業しようね」

柊 綾人

「…はい」

如月 結衣

「よろしい」

柊 綾人

なんで俺ずっと結衣の思うがままなんだろう…完全に尻に敷かれてるな…

柊 綾人

俺の威厳は?これでも年上なんだが?金持ちなんだが?

柊 綾人

あぁ…ユイチャンコワイナァ

柊 綾人

と心のなかでそうつぶやいた

如月 結衣

「ちょっとそっち側らへん片づけておいてくれない?」

如月 結衣

「わたしちょっとトイレ行ってくるから」

柊 綾人

「あぁわかった」

柊 綾人

そういい結衣は部屋を後にした

柊 綾人

「さてと…そろそろまじめにやるかぁ…」

柊 綾人

そういい俺は立ち上がり、結衣に指示されていたところに行った

柊 綾人

「えぇっと…この辺の引き出し片づければいいんだよな…」

柊 綾人

そうして俺は引き出しを開け中の物を取り出した

柊 綾人

「これは…アルバム…?」

柊 綾人

「まぁ手伝ってあげてるわけだし?ちょっとぐらい見る権利はあるよね?」

柊 綾人

そう思い俺は引き出しから取り出したアルバムを開いた

柊 綾人

「これは…結衣の小学生の時の写真かな」

柊 綾人

今とそんなに変わらない気がする…

柊 綾人

とか言ったらまた殴られそうだから言うのははやめておこう

柊 綾人

そうして俺はアルバムの次のページを開き…

柊 綾人

「っ…」

柊 綾人

「これってもしかして…」

柊 綾人

そこに映っていたのは笑顔でピースをしている結衣、そして…

柊 綾人

結衣によく似た黒色の髪をした女の子だった

柊 綾人

これって結衣の姉妹か…?

柊 綾人

いやでも昨日のデートの時…

(回想)

柊 綾人

「そういえば結衣って兄弟とかいるのか?」

如月 結衣

「ううん、いないよ。私は一人っ子だよ〜」

(回想終了)

柊 綾人

って言ってたし…

柊 綾人

だとしても姉妹じゃないのにこんなに似ることなんかあるのか…

柊 綾人

いや…さすがにこれは…

柊 綾人

…てことは結衣は姉妹の存在を隠してるってことになる

柊 綾人

でもいったいなんでだ?自分の姉妹を隠す理由なんかあるか?

柊 綾人

別にこの子と知り合いってわけでもなければなんかの有名人ってわけでもなさそうだなぁ

柊 綾人

もう一度結衣に聞いてみるか?いや、でも返答は昨日と変わらないだろうな…

柊 綾人

隠すってことだから話したくないってことには間違いなさそうだけど、それでもこれから結衣と一緒に過ごしていくならお互いの素性くらいは知っておいた方がいい気もするな…

柊 綾人

でも聞き出すことは難しいだろうなぁ。まぁ少しずつそれっぽいこと聞いていくしかないかな

柊 綾人

などと俺は考えた

如月 結衣

「たっだいま〜!どう?終わった〜?」

柊 綾人

突然結衣が戻ってきたので俺は慌ててアルバムを段ボールに詰め、そして引き出しに手を突っ込み中にあるものを取り出した

如月 結衣

「あ」

柊 綾人

「え?」

柊 綾人

結衣が驚いた様子で俺の手に持ってるものを見ていたので俺も自分の手で握っているものに視線を送ると…

如月 結衣

「見るなぁぁぁぁ!!!!ばかぁぁぁぁぁ!!!!」

柊 綾人

なんと俺の手には結衣の下着があった

如月 結衣

「なに見てるのよ!!この変態が!!!」

柊 綾人

「いや…」

如月 結衣

「いやじゃないからとりあえず見るな!!早く貸して!」

柊 綾人

俺が言葉を返す前に結衣は俺が持っていた下着を奪い取った

如月 結衣

「なくしたと思ってたけどなんであなたが持ってるのよ!」

柊 綾人

「知らないよ!引き出しの中にあったんだから仕方がないだろ!」

柊 綾人

「それにここ片づけろって言ったのは結衣だろ!」

如月 結衣

「そうだけど下着見ていいなんて言ってないでしょ!?」

柊 綾人

「理不尽だろ!不可抗力だ!」

如月 結衣

「もう絶対にこのこと忘れてね!!」

柊 綾人

「まぁ努力はする」

如月 結衣

「努力じゃなくて絶対だよ!!」

柊 綾人

「は…はい…」

柊 綾人

そうは言ったもののあんなの忘れるわけないだろ…

柊 綾人

と心の中でつぶやいた

柊 綾人

その後も結衣はしばらくの間不機嫌なままだった

柊 綾人

これって俺が悪いのだろうか…?

柊 綾人

と純粋な疑問を持つのだった

レンタル彼女、一生分レンタルすることになりました。

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