これは俺が実際に体験した話です。
月に1度、○○病院に行かなくてはいけなかったのです
そこが、○○県1の心霊スポットでした
看護師
月影さーん、お薬です
霰٭❀*
ありがとうございます
スゥーーー
霰٭❀*
っ……!
いつもこうです。誰も居ないはずなのに気配がする。
ポタ
霰٭❀*
大丈夫ですか?
奏太
……
霰٭❀*
あ……
人
何よあの子……誰もいないのに誰に話かけてるの?
霰٭❀*
(まただ)
目に見えてはならない者が人一倍俺は見える
1ヶ月後
バチン
霰٭❀*
停電?
霰٭❀*
人気がない……
トコ、トコ
向こうから足跡がしました。 でも何故か本能と言うのでしょうか。 あっちに行ってはいけないと本能が感じたのです
霰٭❀*
逃げなきゃ!
霰٭❀*
タッタッタッタッタッ!
霰٭❀*
ハァハァはぁ
霰٭❀*
追ってない……よね。
霰٭❀*
良かった……
霰٭❀*
うわあああああ!!
幽霊
一緒に遊ぼ……?
霰٭❀*
嫌だ!嫌だ!
幽霊
遊ぼ?
幽霊
遊ぼ?
霰٭❀*
ごめんなさい!一緒には遊べない!
霰٭❀*
君と俺は住む世界が違うんだ!
霰٭❀*
君はもう死んでるんだ!
霰٭❀*
だから自分の居るべき場所へ戻りなさい!
それから俺はこの話を看護師さんに伝えました。
ここは昭和時代、まだ戦争が終わってなかった頃、ここも被害を受けたそうです。 そこには4人の家族がいたそうなのですが、
母、父、姉が即死し、 その後に残された妹が餓死してしまったそうです。 その病院は心霊スポットではなく、普通の病院として 存在しています
あの少女はまだ自分が亡くなっているということに気づいてないのでしょうか。