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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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お母さん

華ー!起きなさーい!

ん、‥

ふわぁ‥、

お母さん

今日送ってあげるから、準備終わったら言ってね

はあーい

バタバタと準備を終わらせて私はお母さんの車に乗った

車だから早く着いちゃったなあ

そう思いながらふと、昨日のことを思い出した

っ、

思い出しただけで心臓がまたバクバク鳴りはじめた

好きだなあ‥。

やっぱり私は

大夢が好き。

いや

大好き

梨花

え?どしたのその足

あー、実は‥

真子

無理しないでよ?

2人とも、ありがとう!

でね、

わたしは大夢のことを話した

大夢を好きって気持ちも。

梨花

応援する!!!

真子

なんでも相談してよ??

やっぱり2人は私の自慢の友達

先生

〇〇だから‥

(隣とか最高だなあ

(横顔かっこ良すぎる‥

そんなことを考えてたら

大夢

大夢と目があった

(気づかれた‥?

大夢

え?

大夢

昨日怪我してたじゃん

あ、昨日はありがとう!!!

先生

そこ!うるさいぞ

す、すみません‥

大夢

‥はっ笑

大夢

おまえ、声でかすぎ笑

そう言って笑う大夢の笑顔に

私の心はもう、虜だ

麻美

‥なにあれ

放課後

よっ!

大夢

あ、声でか女じゃん

あれはもう忘れて、!

顔が赤くなる

それよりも大夢と話せることが何より嬉しい

じゃあもう帰るから!

また明日ね

大夢

おう

今では仲も縮まった気がする

梨花

めっちゃ仲良いじゃん

真子

大夢と帰らなくていいの?

委員会らしいし、今度誘う!!

梨花

じゃあ帰ろっか!

その時

後ろから声をかけられた

麻美

麻美

華ちゃん!先生が探してたよ?

このときは思いもしなかった

え!!なんでだろ‥

麻美

麻美も用事あるから、一緒行こ!

真子

行って来な!待っててあげるから

行ってくる!

あんなことされるなんて

麻美

ごめんねー着いて来てもらって

麻美

先生も焦らなくていいって言ってたから!足のこともあるし

そうなんだ!なんの用事だろう‥

麻美

あ、そこの奥探してくれる?

そう言われてわたしは奥へと進んだ

すると

きゃっ、

誰かに背中を押された

誰かじゃない、麻美ちゃんだ

‥え

ガチャリと鍵が閉まる音がした

開かない‥っ

麻美ちゃんあけて!!

なんでこんなこと、、!

私は叫んだ

すると

麻美

うるさい!!!!

‥!

大きくて強くて初めて聞いた声だった

麻美

わからないでしょ貴方には

麻美

人一倍努力して頑張ってるのに見向きもされない

麻美

せっかく近づけたと思ったらすぐ奪われる

え‥?

麻美

大夢が好きなの!

麻美

わたしから奪わないで!!

‥っ

そんなつもりじゃ‥

麻美

うるさい!!!

麻美

大夢に近づかないって約束するなら出す

麻美

これからずっと

それは‥

いやだ

わたしは大夢が好き

だから____

嫌だ。

麻美

___は?

私も大夢が好き。

わたしはハッキリと口にした

麻美

‥ははっ、あっそ。

麻美

後悔してもしらないから。

そう言って麻美は帰ってしまった

____うそ、でしょ‥

私はすぐスマホを取り出した

しかし充電が切れて誰にも連絡できない

夏とはいえ、だんだん寒くなってきた

だい、む‥‥

そこで私の意識は途切れた

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