一覧ページ

05 22:11

第1話 - 一時保存:2020/05/05 22:11

431

2020年05月12日

#恋愛

😌HAPPY😌

私は夏帆、高校１年生

今日は高校登校初日！

A子

きゃー！

B子

カッコいいー！

C子

イケメン！

夏帆

うわ、

夏帆

私、こう言うキャピキャピしてるの気分悪いな

夏帆

あの人かな

夏帆

え、こっち来る

運転手

あの、そろそろ出発しますよ

夏帆

はい！

B子

あーバス乗れなかった！

C子

早く行こ

A子

急げ！

夏帆

え？

夏帆

なんであの人だけ乗ってるの？！

夏帆

ひゃっ！

夏帆

(何？！痴漢？！)

夏帆

(声が出ない)

夏帆

(しかも、あの人こっち来てる、、)

ドンッ

夏帆

(え？何？なんで壁ドンしてるの？！)

どんどん顔が近付いてくる

夏帆

きゃー！

おもいっきり押し倒す

運転手

大丈夫ですか？

夏帆

あの！この人が！

？

こと男痴漢です

夏帆

え？

？は夏帆に痴漢していた男を指差した

？

そうだよな？

夏帆

は、はい

夏帆

(私を助けてくれたの？)

バスを降り

夏帆

あ、あの！

？

何？

夏帆

名前は、名前は！何て言うんですか？

？

名前は？

夏帆

え？

？

お前の

夏帆

夏帆です

？

夏帆、か、

？

俺は平野紫耀

平野紫耀

ちょっとこっち来い

夏帆

え？なんで？

平野紫耀

いいから、来い

夏帆

は、はい！

A子

何あの女？

B子

でも、可愛くない？

夏帆

何ですか？

平野紫耀

お前、言うことないのか？

夏帆

言うこと？

平野紫耀

俺に助けてもらって

平野紫耀

それに突き飛ばして

夏帆

すいません、、

夏帆

私はこれで

平野紫耀

何いってんの？

平野紫耀

俺たち同じクラスだぞ

夏帆

えー？！

平野紫耀

１年A組だろ

夏帆

うん

平野紫耀

行くぞ

夏帆

どこに？

平野紫耀

教室に決まってんだろ

夏帆

え、、

平野紫耀

どうした、教室行きたくないのか？

夏帆

なんで、わ、私？

平野紫耀

別にいいだろ

夏帆

(皆の目が、、)

B子

何あれ？

C子

いい気にしちゃって

A子

ムカつく

平野紫耀

俺、決めた

夏帆

え？

平野紫耀

俺の言うことは絶対YESと言え

夏帆

は？

平野紫耀

返事は

夏帆

はい、、

夏帆

もう、なんなのﾎﾞｿｯ

平野紫耀

なんか言ったか？

夏帆

何でもないです

夏帆

地獄耳、、

平野紫耀

あ？

夏帆

い、いえ！

教室

夏帆

私の後ろの席だし、、

平野紫耀

入学式の時見なかったか？

夏帆

見てないです

平野紫耀

その、熊のキーホルダー何？

夏帆

あ、これは

夏帆

私のスーパーヒーローがくれたものです

平野紫耀

スーパーヒーロー？

夏帆

私、小さい頃、虐められてて

夏帆

近所の子に水かけられてビショビショで

夏帆

そんな私をスーパーヒーローが助けてくれたんです

夏帆

ビショビショに濡れた私をおんぶして家まで連れていってくれて

夏帆

それから、いじめはなくなったんですけど

平野紫耀

けど？

夏帆

急に引っ越すことになって

夏帆

それをスーパーヒーローに教えたら

夏帆

この、熊のキーホルダーくれて

夏帆

お守りなんですこれ、

平野紫耀

どう思ってるの？

平野紫耀

その、スーパーヒーローのこと

夏帆

好きです

平野紫耀

え？

夏帆

だって私の初恋の人だから

夏帆

あ、それでこの、熊のキーホルダーと私の１番お気に入りのヘヤゴムを交換したんです

平野紫耀

へーー

平野紫耀

(もしかしてアイツが夏帆？)

美晴

夏帆ちゃん！

夏帆

はい！

夏帆

なんで私の名前？

美晴

同じクラスだから

夏帆

あ、そうか

夏帆

美晴ちゃん？だよね

美晴

うん！夏帆ちゃんと友達になりたくて

夏帆

もちろん！

美晴

紫耀、夏帆ちゃんとなかいじゃん

夏帆

紫耀？

美晴

あ、私たち幼なじみなんだ

夏帆

そうなの？！

美晴

それでね、私たちのお兄ちゃんみたいな存在の人が

平野紫耀

美晴、ベラベラ喋るな

美晴

いいじゃん、別にー

美晴

それで、その人が……

永瀬廉

おーい紫耀ー美晴ー

美晴

あ！噂をすれば

美晴

この人が廉！

永瀬廉

永瀬廉です

永瀬廉

友達？

美晴

うん！

永瀬廉

あ、その熊のキーホルダー

平野紫耀

ちょっ、廉

夏帆

これがどうかしたんですか？

平野紫耀

何でもない

B子

夏帆ちゃーん

A子

よろしくね

夏帆

うん、よろしく

お昼ごはん

美晴

夏帆ー！

夏帆

どうしたの？

美晴

一緒にお昼ごはん食べよ！

夏帆

うん！

夏帆

あのさ、屋上行きたい！

美晴

いいよー！

屋上

美晴

夏帆のお弁当美味しそー

夏帆

ありがとう、じゃあ、卵焼きあげる

美晴

んー！世界一！

夏帆

やった！

美晴

夏帆って、好きな人いるの？

夏帆

ゴホッゴホッ

美晴

その反応はいるんだなー

夏帆

でも、叶わないと思うけどな

美晴

誰に恋したの？

夏帆

それが、

美晴

うんうん

夏帆

名前がわかんないんだよね

美晴

えー？！

美晴

そんなん分かんないじゃん

夏帆

そうなんだよねー

夏帆

あ、でもこの熊のキーホルダーが

美晴

それ、

夏帆

何か知ってるの？

美晴

何でもない

美晴

(紫耀のだ、、)

夏帆

もう一回でいいから会いたいなー

美晴

もう、会ってるかもよ

夏帆

え？

美晴

さ、食べよ食べよ！

夏帆

うん

生徒会決め

美晴

司会は私がやりまーす

美晴

では、保健委員会は………

どんどん決まっていった

美晴

体育委員会に入りたい人ー

しーん

平野紫耀

じゃあ、俺がやるわ

A子

私もやりたーい

C子

私もー

B子

私もー

美晴

どうしよ

美晴

あ、そうだ！紫耀が決めて！

平野紫耀

じゃあ、お前

夏帆

え？私？！

平野紫耀

いいよな？

夏帆

わ、わかった

美晴

じゃあ、決まりー

B子

(何あれ)

C子

(ムカつくんですけど)

A子

(最低)

夏帆

体育委員会って何するの？

平野紫耀

知らない

夏帆

知らずにやりたいって言ったの？

平野紫耀

入るしかねーだろ

夏帆

それはそうだけど

美晴

委員会決めは終了ー！

美晴

夏帆ー！

夏帆

お疲れ様

美晴

そうだ、早速仕事があるみたいだよ

夏帆

何するの？

美晴

えっと、体育館倉庫の片付け

夏帆

大変そうだね

平野紫耀

おい、行くぞ

夏帆

はい！

夏帆

行ってくるね

美晴

いってらっしゃーい

永瀬廉

美晴！

美晴

あ、廉、

美晴

紫耀行ったよ

永瀬廉

そっか

美晴

あのさ、

美晴

夏帆のキーホルダーって

永瀬廉

紫耀があげた物だね

美晴

それがまだ夏帆はきずいてないみたい

体育館

夏帆

ボールが、、

平野紫耀

片付けるのたいへんだな

夏帆

よいしょ

平野紫耀

あのさ、

夏帆

何？

平野紫耀

その、スーパーヒーローと会ったら最初に何したい？

夏帆

そりゃ、名前聞いてお礼言って

夏帆

あ、年齢も聞いとくか

平野紫耀

何で年齢？

夏帆

だって、同い年とは限らないじゃん

夏帆

まあ、同い年だったらいいなーって

平野紫耀

そうか

夏帆

あ、ごめん

夏帆

私だけ盛り上がっちゃって

平野紫耀

別にそんなことないし

平野紫耀

それで、お前があげたヘアゴムってどんなの？

夏帆

なんだったっけな？

夏帆

あ！濃い赤でウサギのやつ！

夏帆

思い出すなー

A子

何あれ

C子

調子にのって

B子

ああ言うの大っ嫌い

夏帆

よし！出来た！

夏帆

じゃあ、帰ろ！

平野紫耀

おう、

飛ばします

１週間後　金曜日

夏帆

ん？なんだろ、

今日の放課後体育館倉庫で待ってる

夏帆

手紙？誰のだろ？

放課後

夏帆

ここでいいのかな？

ドンッ

夏帆

わっ！

夏帆は体育館の倉庫に閉じ込められてしまった

夏帆

出して！

夏帆

ここから出して！

外側から鍵がかけられていた

夏帆

寒いな

暖かいとはいえ体育館倉庫は肌寒かった

夏帆

誰か、、

だんだん夏帆の力もなくなり

気を失ってしまった

美晴

あれ？

平野紫耀

どうした？

美晴

夏帆が見当たらない

A子

あ、夏帆ちゃんなら、先に帰ったよ

C子

急ぎの用があるみたい

B子

ほら、靴ないでしょ

美晴

本当だ

美晴

帰ろ！

平野紫耀

わかった

平野紫耀

(あいつはちゃんと言うのに)

土曜日

夏帆

…………

夏帆

(私、このまま死ぬのかな？)

だんだん気が遠くなっていく

永瀬廉

今日、雨やし中で練習すっか

永瀬廉

あれ？なんや、このスマホ

永瀬廉

見たことあるような

永瀬廉

あ！夏帆ちゃんのや！

永瀬廉

でも、何でここに？

永瀬廉

まあいっか

永瀬廉

倉庫、倉庫ー

永瀬廉

え、、

倉庫の中には夏帆が倒れていた

永瀬廉

夏帆ちゃん？！夏帆ちゃん？！

夏帆

先、輩、、

永瀬廉

手、冷た！

夏帆

寒い

永瀬廉

このジャージ着て

永瀬廉

病院連れていかなくちゃ

夏帆の体は冷えきっていた

夏帆

んー

永瀬廉

あ、起きた？

夏帆

あれ、私、

永瀬廉

倉庫にはいつから？

夏帆

金曜日の放課後から

永瀬廉

そんなに？！

平野紫耀

大丈夫か？！

夏帆

紫耀くん

美晴

夏帆ー！

夏帆

美晴まで

美晴

大丈夫？

夏帆

うん、

平野紫耀

お前、帰ったんじゃなかったのか？

永瀬廉

それが、体育館倉庫に

永瀬廉

金曜の放課後からいたんだって

美晴

誰にされたかわかる？

夏帆

いや、後ろから突き飛ばされたから

夏帆

わかんない

美晴

そっかー

夏帆

もう、帰れるよ

美晴

本当に？

美晴

大丈夫？

夏帆

大丈夫

月曜日

美晴

本当に大丈夫？

夏帆

大丈夫だって

A子

何で来てるのよ

B子

チヤホヤされてるし

C子

今度は何する？

A子

いいこと考えた

美晴

トイレ行ってくるー

夏帆

はーい

A子

あのさ、夏帆ちゃん

夏帆

どうしたの？

A子

放課後、校舎裏に来てくれないかな？

A子

話したいことがあるんだ

夏帆

わかった

放課後

美晴

一緒に帰ろー

夏帆

あ、A子ちゃんに呼ばれてるから

夏帆

先に帰ってて

美晴

わかった！

校舎裏

夏帆

ここでいいのかな？

A子

夏帆ちゃん

夏帆が振り向いた瞬間

金属バットで足を叩かれた

夏帆

いたっ！

夏帆が地面に倒れる

B子

紫耀くんと仲良くするからだよ

その瞬間C子がバケツの水を夏帆にかけた

A子

あはは！

A子

ずぶ濡れじゃん

B子

こんなんじゃ歩けないねー

C子

雨降ってきたねー

A子

ばいばーい

夏帆

なんで、、

夏帆

助けて

その時夏帆を誰かが抱き締めた

夏帆

え、、

平野紫耀

ごめん

夏帆

紫耀くん？

平野紫耀

俺が早くきずいていれば

夏帆

紫耀くん

平野紫耀

なに？

夏帆

濡れちゃうよ

平野紫耀

大丈夫

夏帆をお姫様抱っこする

夏帆

え！

平野紫耀

行くぞ

夏帆

どこに？

平野紫耀

俺の家

平野紫耀

見せたいのあるし、

夏帆

わかった

紫耀の家

平野紫耀

これ、

夏帆

え、これ、私の

夏帆がスーパーヒーローにあげたヘヤゴムだった

夏帆

奪ったの？！

平野紫耀

なわけねーだろ

夏帆

え、じゃあ

夏帆

あの時の

平野紫耀

俺と付き合ってください

夏帆

え、、

夏帆は泣いていた

平野紫耀

え？！何？！

平野紫耀

おれ、なんかした？！

夏帆

いや、嬉しくて

夏帆

いいよ！

2人は唇を重ねあった

完

この作品はいかがでしたか？

431

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

😌HAPPY😌

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

一時保存:2020/05/05 22:11

第1話 - 一時保存:2020/05/05 22:11

#恋愛の新着小説
一覧

作者の他の作品すべて見る

関連するタグ

一時保存:2020/05/05 22:11

第1話 - 一時保存:2020/05/05 22:11

#恋愛の新着小説一覧

作者の他の作品すべて見る

関連するタグ

#恋愛の新着小説
一覧