ポケカメン
ふぇにくろ
かにちゃん
まいたけ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
こんな非常事態になっているのに気がついたのはほんの数十分前の話……
事の始まりはベッドで気持ちよく寝ていたところからだ
顔をぺちぺちと叩かれる感覚で目が覚めると目の前には幾らか幼くなったふぇにくろと思わしき幼子
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
小さなふぇにくろに手を引かれてリビングへ入り俺の冒頭のセリフへ戻る
まいたけ
ゆぺくん☆★
かにちゃん
一つのおもちゃを取り合っているゆぺとまいたけらしき子供とソファに寝転がっているかにちゃんらしき赤ちゃん
ふぇにくろ
その光景に呆れているような態度のふぇにらしき子供
ポケカメン
ポケカメン
ゆぺとまいたけでおもちゃを取り合っているとゆぺの方が力が強かったようでおもちゃはゆぺの手に渡った。するとまいたけが大声をあげて泣き出してしまった
ポケカメン
ポケカメン
まいたけ
思わずまいたけを抱き上げて頭を撫でると案外すぐに泣き止んだがまだおもちゃを諦めていないらしい
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
まぁ実際、ゆぺが言っていたようにおもちゃはまいたけだけのものではない。それにまいたけだけに買うのも可哀想だ
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
嬉しそうな顔をするふぇにの頭を撫でると手に擦り寄ってくるふぇにをみるとほんとに犬みたいだなと思う反面ほんとに子供になってしまったんだと実感させられる
ポケカメン
ポケカメン
ふぇにくろ
かにちゃん
ポケカメン
今のかにちゃんはハイハイができるかわからないくらい小さくなっているためもし寝返りを打ってソファから落ちてしまう…なんてことは避けたい
長く考えた末、分厚い毛布を布団代わりにしてその上に寝かせることにした。毛布を敷いて上に膝かけサイズのブランケットをかけてキッチンへ移動する
ポケカメン
ポケカメン
何を作ればいいのか悶々と悩んでいるとふとリビングにさくらがいないことに気がついた
ポケカメン
まさかさくらも幼児化しているんじゃ…と最悪なことを考えているとリビングの扉が開いた音がして誰かが勝手に出ていってしまったのかと焦ってリビングに戻ると扉の前にはさくらが立っていて思わず安堵の息が溢れた
ポケカメン
さくらくん。
リビングの中央で遊んでいる幼くなった三人とその横で寝転がっている幼くなったかにちゃんを見てさくらも混乱した様子
ポケカメン
ゆぺくん☆★
まいたけ
ふぇにくろ
俺の言葉を遮るようにさくらのことを「パパ」と呼びながらさくらの方へと駆け寄っていく三人
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
幼くなったゆぺとまいたけに足に抱きつかれさらに困惑するさくらにいつの間にか頭までブランケットを被っていたかにちゃんを抱き上げながら今日のことを話す
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ゆぺくん☆★
さくらと二人で四人がなぜ幼児化してしまったのかを考えていたらゆぺにズボンの裾を引っ張られた
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
また二人で悩んでいると腕の中にいるかにちゃんに胸を叩かれた
ポケカメン
かにちゃん
ふぇにくろ
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ふぇにくろの言葉が小っ恥ずかしくて反射的に即否定するとさくらにおかしなことを言われ顔が熱くなる
そもそも俺は男だ。出産をした女性のように母乳が出てくることなんてありえない。それにいくら幼児化をしていると言えどよく知って信頼しているメンバーに胸を晒して吸われるのは俺の人間としてのプライドが許さない
でも、正直さくらがそんなことを言うのは驚きだ。例え冗談だとしても普段はそんなこと言う人じゃないのに…メンバーが急に幼児化してしまったものだからさくらまで気がおかしくなってしまったのだろうか
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
一人で任せちゃうのは申し訳ないなと思いながらスマホを取りだし社長にわかっている限り四人のことを伝えソファに座り一息ついて腕の中にいる赤ちゃんになってしまったかにちゃんの頭を撫でながら仲良く遊んでいる三人を見守る
見た目や言葉の発達的に三人とも幼稚園児の年代なのは確実だ。ふぇにくろは年長くらいだろうか、ゆぺは4歳、まいたけは3歳半とかだろう、ぶっちゃけ二人は同じくらいに見えるが若干ゆぺの方がしっかり喋れているような気がする、かにちゃんはハイハイは一応できてはいるがまだ体力がないみたいですぐに寝っ転がってしまうが一人で座っていることはできるみたいだから5、6ヶ月くらいだろうか
一体四人の身に何が起きたのか、どうしてこんなことになってしまったのかを考える
昨日は朝から撮影をして外に昼ごはんを食べに行って各自編集をしたり配信をしてみんなで夜ごはんを作って食べて…別になにかおかしなことがあったかと言われれば何もなくごく普通の日常だったはず
子供になった三人の笑い声や話し声は大人の時のように声量を考えてないからいつもよりも大きいはずなのになぜか寂しくなる。俺の知ってるこのリビングはこんな雰囲気だっただろうか、四人は本当にあの四人なのだろうか、かにちゃんに至っては会話もできなくなってしまって寂しさを感じる
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
思わずそう呟くと腕の中にいたかにちゃんが声を上げ気になって三人からかにちゃんへと視線を移すと何も知らないような顔でニコッと笑うかにちゃんに微笑む
そんな俺らが気になったのかさっきまで遊んでいた三人がこちらに近寄ってくる
まいたけ
ポケカメン
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
まいたけ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ソファに座っている俺の足元に群がる小さい三人を見ているとまた寂しくなってしまい言葉が出ずにいるとゆぺに気づかれてしまったみたいで三人に心配をかけてしまった、でも優しく声をかけてくれる三人に少し嬉しくもなった。さっきかにちゃんにも元気づけられてふとわかったことがある
姿が変わってしまっても年齢が変わってしまってもこいつらはこいつら、四人は俺に元気をくれる。こいつらは何も変わってない
さくらくん。
まいたけ
さくらくん。
まいたけ
ゆぺくん☆★
ふぇにくろ
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
その後はみんなで机を囲ってトーストを食べた
小さくなった三人はそのまま食べるのは難しいだろうから四等分にして俺はかにちゃんを抱っこしながら俺らも席について話をしながら食べた。談笑は楽しかったが四名小さくなっているせいで違和感がすごかったが…
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
そう考えればどうしてパジャマは一緒に小さくなっていたのだろう…四人が戻った時パジャマもちゃんと戻ればいいんだけど
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
これが一日だけとかなら買うのは躊躇してしまうが今回ばかりはいつ戻るかがわからないものだからしょうがない
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
さくらくん。
ゆぺくん☆★
まいたけ
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
まいたけ
…今日は疲れる日になりそうだ、さくらも察したのか苦笑いしている。ただでさえおじいちゃんなのに大丈夫だろうか…だが、俺も体力がある人間ではない。今日の体が心配だ
まいたけ
店員
まいたけ
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
さくらくん。
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ポケカメン
店員
ポケカメン
店員
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
かにちゃんは何故か俺が抱っこしないと嫌みたいでさくらとの途中交換ができないためさくらはすごく気を使ってくれてほんとにさくらがお父さんになってくれたらきっと幸せな家庭になるんだろうな、とふと考えた自分に疑問を覚える
今の言い方だとまるでさくらと夫婦になることを望んでいるような言い方になるのでは… なんて馬鹿らしい思考を振り払うために首を振ると既に会計を終えたらしいまいたけに声をかけられる
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
安心させるためまいたけの頭を撫でれば嬉しそうな顔をする
さくらくん。
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
まいたけ
さくらくん。
ポケカメン
ゆぺくん☆★
なんのお菓子を買うか話している三人を見ていると不思議な気持ちになる
体が小さくなっただけで容姿は何も変わっていない、無論性格も変わらずただ本当に小さくなってしまっただけ、なのに何かが違う
何が俺をこんなに寂しくさせるのか、俺にはわからない。でも…
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
かにちゃん
今こうやって俺を支えてくれる人がそばにいる
それだけで俺は救われてる、だから今はそれでいい。原因を見つけようたって手がかりなんて何一つなくまだ四人がいつ戻るかも判明してない以上永遠に迷い続けていても拉致があかず自分が辛くなるだけだ
だったら今は何も考えずただできることをする。今はそれしかできないと思う
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ふぇにくろ
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
三人にも買う約束しているし言葉が通じない赤ちゃんだからって一人だけ買わないのもおかしな話だ
ポケカメン
ゆぺくん☆★
かにちゃん
ゆぺくん☆★
かにちゃん
俺の腕の中にいるかにちゃんへと語りかけるゆぺとそれに答えるように声を出すかにちゃん、二人で笑いあっている姿は子どもの姿も相まってすごく微笑ましい
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
なんでこんな簡単なことを思いつかなかったんだろう…
『さくら今どこ?』
とメッセージを送ればすぐに既読がついて返信が送られてきた
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらを置いて二人が勝手に走っていってさくらが困りながら二人を追いかける姿が鮮明に想像出来てしまうのはどうしてだろう、二人の元々の性格か
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ふぇにくろ
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
爽やかに笑ってみせるさくらに少しだけ、ドキッと胸が鳴った
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
かっこよくて優しくてメンバー想いで大変な俺のために色々動いてくれる
ポケカメン
さくらくん。
頬を少し染めて口元に手の甲を当て視線を逸らすさくらはアニメでよく見るイケメンのようでまた胸がドキッとしたような気がした
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ふぇにくろ
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ふぇにくろ
「「「公園だー!!」」」
ゆぺくん☆★
ポケカメン
「「「はーい!!」」」
公園についたと同時に遊具へと走っていく三人に一声かけてさくらとベンチに座る
さくらくん。
かにちゃん
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
買ってきたミルクの粉をさくらが選んでくれた哺乳瓶に入れて持ってきたお湯を注いでよく混ぜる。持ってくる前にある程度の温度で水筒に入れておいたから冷やす心配もなさそうでこれならすぐ飲ませられる
ポケカメン
口元に哺乳瓶を持っていけばすぐに口に含んですごい勢いで飲んでいて朝からこの時間まで飲ませてあげられなかったのが申し訳なくなる
ポケカメン
ポケカメン
縦抱きにして顎を肩に乗せるような体制にして背中をトントンと叩いてゲップをさせる
ポケカメン
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
多分言葉は伝わっていないがすごく満足そうに笑うから俺もつい微笑んでしまう
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
きっと今の俺の顔は真っ赤なんだろう
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
顔がすごく熱くて次第にその熱が体まで伝わって全身が熱くなっていく
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらが言葉にしようとした時、遊具の方から子供の泣き声が聞こえてきた
その声に驚いて二人して遊具を見ると知らない男の子が尻もちをついて泣いていた
周りにはその子の友達のような子達やふぇにとゆぺとまいたけもいて二人で駆け寄る
さくらくん。
ゆぺくん☆★
まいたけ
ポケカメン
怪我を見てみると膝を擦りむいていて多少血が出ていたがそんなに広くはなく派手に転んだわけではなさそうだ
子供
ふぇにくろ
ポケカメン
子供
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
子供
まいたけ
ポケカメン
スーパーで買ったペットボトルの水を使って付着した砂と少量の血を流し軽くティッシュで当てて絆創膏を貼った
子供
ポケカメン
ふぇにくろ
子供
ポケカメン
ポケカメン
ゆぺくん☆★
子供
ポケカメン
ポケカメン
子供
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
あんなに楽しみにしていた公園なのに、突然どうしたのだろうか
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ふぇにくろ
さくらくん。
ゆぺくん☆★
まいたけ
ポケカメン
さくらくん。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ふぇにくろ
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
先程から三人の様子がおかしい 公園でも突然帰りたいと言い出したり抱っこを強要して今もずっと離れなかったり
ポケカメン
まいたけといつの間にか寝ていたかにちゃんを抱いたままソファに座り横にかにちゃんを寝かせまいたけを膝の上に座らせる
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
どうやら話を聞くと三人はあの怪我をした子にヤキモチを焼いていたようだ
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
この四人が元に戻らない限り、こいつらを守れるのは何も起きていない大人のさくらと俺しかいない
それなら、四人が元に戻るまでは
ポケカメン
そうあり続けるしかない
さくらくん。
ゆぺくん☆★
ふぇにくろ
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
さくらくん。
ふぇにくろ
まいたけ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ポケカメン
子供って難しい、でも何を考えてるかわかってあげられない分子供がそれを教えてくれる。関わり方とかどうしてあげたら喜ぶのかとか何がしたいのかとか全部わかってあげられないけど、それで辛くなっちゃうこともあるけど、それでもやっぱり何も変わってないみんなに救われてる
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
ポケカメン
確かにどんな姿になってもみんなはみんなだから、それを否定するわけじゃないけど、みんなが大人の姿でいつものようにバカ話して笑い合いたい。どれだけ日が経っても必ず戻ってきてくれればそれでいいって思うから
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ふぇにくろ
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
まいたけ
ゆぺくん☆★
ふぇにくろ
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
さくらくん。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
まいたけ
ポケカメン
ふぇにくろ
正直かにちゃんを抱っこしながらふぇにの頭を洗うのは大変だがまだふぇには年長。例え洗えたとしてもしっかり洗うことはきっと出来ないだろうし致し方ない
ポケカメン
ふぇにくろ
かにちゃん
ポケカメン
かにちゃんを膝の上に乗せてふぇにの頭を洗っていると突然かにちゃんが暴れだし何事かとふぇにが振り返る。するとかにちゃんは湯船を指さしていてお湯が気になるのかと思い桶にお湯を掬ってかにちゃんのそばに置くと手でバシャバシャと水を飛ばし出した
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
お湯を飛ばしてキャッキャっと楽しそうな二人は確かに微笑ましいけれど飛ばされたお湯が顔にかかって目を開けない
子育てって大変…
ふぇにくろ
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
三人を座らせ布団を俺の席の近くによせかにちゃんをそこに寝かせる
さくらにも手伝ってもらってお皿にシチューをよそって三人の元へ持っていく
さくらくん。
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
『いただきます!』
全員の声が重なって三人がスプーンを持つと思い思いにごはんを食べ始める
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
自分の作ったごはんを誰かに美味しいと言ってもらえることに幸せを感じる。最近ちょっと自炊初めておいたのが役に立った
そう思い四人を眺めながら俺もごはんを食べているとズボンの裾を引っ張られ思わずそっちを見るといつの間にか起きていたらしいかにちゃんが足元に座ってこちらを見ていてどうしたの、と問いかけながら抱き上げて膝の上に乗せると満足そうな顔をした
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
『ごちそうさまでしたー!』
かにちゃんを抱きながらさくらと話していると三人の声が重なって驚いた。隣のさくらも驚いた顔で三人に問いかける
さくらくん。
ゆぺくん☆★
ポケカメン
まいたけ
ふぇにくろ
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ふぇにくろ
三人はどうやらかにちゃんと遊びたいらしくさっきまで遊んでいた場所に移動してそこにかにちゃんを降ろしてほしいとお願いしてきた
正直誰も小学生の歳ではないこともあって不安だったがさくらの言葉もあって目を離さなければ問題はないと判断してかにちゃんをそこまで連れていった
ポケカメン
かにちゃん
ゆぺくん☆★
まいたけ
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
席に戻って二人で遊んでる四人を眺めていたら急に真剣な顔で名前を呼ばれてなんだと思えば突然の告白。それにより俺の頭はパニック状態だ
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
さくらくん。
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
俺の言葉にさくらは少し放心したがすぐに顔を赤くしてびっくりしたようにこちらを思い切り振り返る
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
さくらくん。
そうかけられた言葉に小っ恥ずかしくなりながらももちろん、と答えるとさくらがありがとう、と笑ってくれて笑顔がイケメンすぎて顔が熱くなる
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
二人で笑いあっているといつの間にかこちらに来ていたゆぺが俺の服の裾をクイッとひいてきて疑問を投げかけると僕らのお菓子どこにある?と返事が返ってきた
ポケカメン
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
まいたけ
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
かにちゃん
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ふぇにくろ
ポケカメン
そんな感じで夜ご飯の後はみんなでお菓子を食べた。かにちゃんも最初は食べてくれなくて不安だったが一度食べてからは気に入ったようで美味しそうに食べてくれてゆぺも嬉しそうだった
お菓子を食べた後、四人はまた遊びに戻り俺とさくらは家事を終わらせてみんなで歯磨きをしてもう寝る時間
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ふぇにくろ
さくらが敷いてくれた布団にみんなで寝転がってまいたけの横にかにちゃんを寝かせて俺もその隣に横になる
さくらの電気消すよー、と言う声がけと共に電気が消えてすぐにみんなのおやすみと多種多様な声が聞こえてくる
その流れに俺もおやすみ、と一声かければみんなの声が聞こえなくなりリビングに静寂が訪れすぐに複数人の寝息が聞こえてくる
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
と小声で呟いて俺も目を瞑る。どうやら俺の体は相当疲れていたようで目を瞑って数分するとすぐに眠気が襲ってきた。今日はよく眠れそうだな、と眠気に身を任せるようにそのまま眠りについた
???
???
ポケカメン
気持ちよく眠っていると複数人に起こされている感覚がしてまだ眠っている頭を無理やり起こして目を開くとそこには見慣れた顔があって
ポケカメン
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
まいたけ
かにちゃん
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ゆぺくん☆★
昨日だって顔は変わっていなかったはずなのにどうしてか四人の顔ぶれが懐かしいように感じて嬉しくなる
四人が突然幼くなって驚いたけど楽しさもあった。さくらとも付き合えたし…なによりもあいつらの性格を再認識出来た
でも、やっぱりこいつらにはこのままでいてほしい。こんなふうにいつまでもバカやっててほしい、そう思ってしまうのは何故だろう
ちょっと変わった不思議な一日だったけど色んなことを知れて勉強になったし結果的にはよかったのかもしれない