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これは、あるお泊まり会の夜のことでした。

あおい

ねーねー、起きて、全然ねれないんだけど(´;ω;`)

ことね

な〜に〜?うるさいなぁ

れな

どうしたの?

あおい

だ か ら !ぜんっぜん寝れないの!

あおい

なんかお話ししようよ〜

れな

えー、怖い話はやめようよー?

ことね

わたし怖い話なら結構知ってるんだけどなー…

あおい

え!?聴きたい聴きたい!

れな

え!?わ、わたしは聞かないよ?

ことね

大丈夫!そこまで怖くないってw

ことね

布団にくるまってれば大丈夫でしょ?

あおい

そうだよ。本当に聴きたくないなら寝てていいけど、寝てる間にお化けが……w

れな

ちょっと!

れな

あおい!寝るの怖くなっちゃったじゃん!

ことね

じゃあ聞いてよー
そこまで怖くないって!

れな

もー!わかったよ…

ことね

ことね

始めるね、今から30年くらい前のことでした。

れな

(これ絶対怖いやつじゃん(´;ω;`))

ことね

ある 小学校で、3人の女の子がお揃いの服を着て楽しくおしゃべりをしていました。

あおい

私達みたいw服はお揃いじゃないけどねw

れな

う、うん(これ怖いやつじゃん!やっぱりやばいやつだよぉ〜泣)

ことね

すると1人の男の子が、近づいてきます。

ことね

手には毛糸が握られています。

ことね

しかし、私達の方ではなく、教室から出て行くと階段の方へ毛糸を持ちながら行ってしまいました。

れな

あえ?(毛糸?男子が?)

あおい

ほうほう…

ことね

その毛糸の色は赤。それもどこか黒が混じったような赤です。

ことね

そして、授業が始まるチャイムが鳴りました。
しかし、さっきの男の子は戻ってきません。

れな

え?

ことね

そして、放課後その子について先生に聞くことにしました。
しかし…

先生

え?うーん隣のクラスの子ですかねぇ…

ことね

そういうばかり。

ことね

「おかしいなあ」そう、三人は呟き、
明日その子が来るか見ることにしました。

ことね

なぜか、次の日その子が来ることありませんでした。
ところが、1人が怯えながら「見た…」というのです。

ことね

その子はこう言いました。

ことね

男の子は毎日学校にいるわ…あ、あの、あの毛糸は、血よ。誰にも見られず隠され、包まれ捨てられた男の子。毛糸で手首と足を結ばれて、そこに血がにじんで赤くなった毛糸…

ことね

捨てられた場所が学校だったの。だから犯人を追いかけている…永遠と…

ことね

この学校の名前が、○×中学校。

れな

びくっっ

あおい

え、、私たちの学校じゃん…

ことね

あはははは、ああ、、あ、あ、あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!

あおい

え!?ことね!?ことね!

れな

ええ、、嘘でしょ逃げなきゃ!

ことね…?

ギャァぁぁぁ!!アアァァァァアァァァァアァアァァァ…

あおい

あ…あ…嘘…

れな

助けて…もうダメ…

あおい

ひっ!?

れな

あ、、、も、もうことねじゃない…こんなのことねじゃない!

れな

あぁ、取り憑かれたんだ…きっとそうだ…助けなきゃ…

あおい

どうしよう…このままじゃみんな死んじゃう…どうしよう…

ことね…?

ガァウヴゥァァアゥゥァァアヴヴアアゥウヴァ!!!!!!

れな

ぎゃぁぁぁあぁ!!!

れながことねにもちあげられていく…このままじゃ飲み込まれる!!

れな

やめて!お願い!
戻って!戻って!
ことねなんか!
ことねなんか大っ嫌い!!

ことね…?

ゔぁあ…あぁ…あぁあぁ…

琴音がピタリと動きを止めた。

あおい

あ、そうだ!これ!お守り…大事なものだけど、きっとこれなら!

お守りは小さな黒い何かと煙とような冷たいものに運ばれてことねに近づいていく。

そして白く部屋を包むように光って消えた。それと同時にことねが足から崩れた。

ことね

あおい

え?お、わった、、、?

れな

はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あおい、ありがとう。

ことね

はぁはぁ…

あおい

こ、ことね?

ことね

あ、あおい!れな!どこに行ってたの!?

あおい

え?何言ってるの…

れな

わからない…の?

ことね

…うん。でも…ごめん。

あおい

いいよ。怖い話はやめようね…

ことね

うん。

皆さんも気を付けましょうね…

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