いつのまにか 寝てたようだった
体を起こすと同時に 布団が落ちる
朝 、あれ 、私
叶
おはよう .
叶
体調は如何 ?
大丈夫 ?
大丈夫 ?
無 .
あの ッ
無 .
今何時ですか . . . ?
叶
ん ? 10時だよ
10 、10時 ?
私はベッドから降り
慌てて床に座り込み
手をついた
顔も下に向ける
無 .
ごめんなさい ッ
叶
ちょ ッ 、え ?
無 .
起きるの遅くなって
無 .
ごめんなさい
無 .
家事も何も終わらせて
なくてごめんなさい
なくてごめんなさい
無 .
許してください ッ
無 .
もうしませんから
涙が溢れてきた
床にぽたっと 大粒の涙が沢山落ちる
すると急に頬を触られ
顔をそっとあげられた
瞳が合う
葛葉
お前 ,もっと泣け .
無 .
へ ッ 、?
葛葉
沢山泣きまくって
スッキリしてから
話聴かせろ
スッキリしてから
話聴かせろ
無 .
ッ . . .
無 .
はい ッ
私は目を擦るように 涙を拭った
叶
目擦らないの
一人の男の人が
指で涙を掬うように 拭ってくれた
その後そっと 抱きしめられる
暖かい . . .
こんな温もりを感じたのは 何年ぶりだろう
私はさらに 泣きじゃくってしまった
叶
よしよし
叶
落ち着いた ?
無 .
はい ッ
無 .
ごめんなさい .
叶
何で謝るの 、
君は悪くないよ
君は悪くないよ
葛葉
飯食べるか
叶
そうだね
立てる ?
立てる ?
無 .
あ . . .
泣いた時に 体の力が抜けたのか
力が入らず
私は立ち上がれなかった
葛葉
ん .
急に体を 持ち上げられる
縦抱きされ
そっと髪を触られる
葛葉
. . .
叶
んふふ ッ 、
葛葉如何したの ?
葛葉如何したの ?
葛葉
うるせぇ 、/
湊
はよ ~
飯出来てるよ
飯出来てるよ
葛葉
あざ ~
ハヤト
皆集まりましたし
食べましょうか !
食べましょうか !
葛葉
お前の分はこr
無 .
私一昨日の朝
食べましたよ ?
食べましたよ ?
葛葉
は ?
私を抱き抱えている腕に 力がかかった