狂った愛 ＿

そんな事を考えながら支度をする

そう言いながら何故か抱きついてくる

はい！と言って背筋を伸ばして立ったテヒョニヒョン

可愛いしか浮かばない

そう言いながらジタバタする テヒョニヒョン

本当に可愛い

可愛いとかの問題じゃなくなってきた

僕も僕で子どもだな

なんて思った笑

そう言いながらテヒョニヒョンに触ろうとするホビヒョン

そう言いながらテヒョニヒョンを自分の方に寄せる

僕のテヒョニヒョンに触ろうなんざ何事だよ笑

外に出てみると ホビヒョンの言った通り車2台来ていた

そういう所なんだよな

いちいち可愛いすぎる

乗ろうとドアを開けるとそこにはジミニヒョンがいた

こっちの車3人で座る様になってるらしいと話すジミニヒョンは僕の方を凄く見ている

そりゃそうか笑

テヒョニヒョンにバレないようにしないとな…

グガの隣で嬉しいと言いながらドアを閉めたテヒョニヒョン

この長さだったらジミナの所まで届くよ！と話しながら広げて僕にも掛けてくれるテヒョニヒョン

テヒョニヒョンの言う通り毛布は 余った位だった

そんなこんなで運転手さんが来て車が動き始めた

車が動き始めて少したった頃 左手に温かさを感じた

見ればジミニヒョンが僕の手を毛布の下で握っていた

終わりって言ったのに…

離してもらおうと手を出そうとすれば強く握られ離してもらえなかった

寒い？と聞いてくるテヒョニヒョン

さっきからずっと手をどうにかしようと動いていたから怪しまれるのも仕方がない

そう言うとすぐに規則正しい寝息がテヒョニヒョンから聞こえてきた

…………

……気まづい…

何か

何か話題を……

もし

テヒョニヒョンが起きていたら

今は寝息が聞こえてるけどいつか起きて全部聞こえてたら

全てが水の泡になる