カカシ先生
忍びたる者、基本は気配を消し隠れるべし……

カカシ先生
よし、みんなちゃんと上手く隠れ——

ナルト
いざ尋常に勝負勝負ーっ!

カカシ先生
んぇ?

カカシ先生
お前さ、ちとズレてない?

ナルト
ズレてんのはそっちの髪型のセンスだろ?

ナルト
おりゃーっ!

カカシ先生
((スッ{忍具袋に手を入れる}

ナルト
!?((ピタ{止まって三歩下がる}

カカシ先生
忍びの心得その一、体術を教えてやろう

ナルト
(体術って、忍者の組み手の事だよな?)

ナルト
(それなのに武器使う気か!?)

カカシ先生
ふっ!{イチャイチャパラダイス、中巻}

ナルト
へっ!?{変な顔}

カカシ先生
どぉした、早くかかって来い{読みながら}

ナルト
え、あ、あのさあのさ!

ナルト
なんで本なんか?

カカシ先生
何でって、続きが気になってたからだよ

カカシ先生
気にすんな

カカシ先生
お前ら相手じゃ、本読んでても関係ないから

ナルト
こんのー!

ナルト
ぶっ飛ばしてやる!

ナルト
だぁーっ‼︎((シュッ{カカシに拳を突き出す}

カカシ先生
((ヒョイ{横に移動して軽く躱す}

ナルト
くそっ今度は足蹴り!((ブンッ{回し蹴り(?)的な}

カカシ先生
((シュッ{しゃがんで躱す}

ナルト
だぁーもうっ!((ブンッ{殴ろうとする}

カカシ先生
((シュン{ナルトの後ろに移動する}

ナルト
あれ{拳を突き出したまま止まる}

カカシ先生
忍者が何度も後ろ取られるな、バカ((パタン{イチャパラを閉じる}

ナルト
え……{恐る恐る振り返る}

サクラ
ナルトーっ!

サクラ
早く逃げなさい!

サクラ
あんた死ぬわよ‼︎

ナルト
え?{サクラの方を見る}

カカシ先生
遅い!

カカシ先生
木の葉秘伝・体術奥義!{虎の印(?)を結ぶ}

カカシ先生
千年殺しィーっ!{ナルトに千年殺しをかます}

ナルト
……ぎゃあぁーっ‼︎

ナルト
((ドボンッ{川に落ちる}

カカシ先生
……えーっと?{ナルトが川に落ちたのを確認してイチャパラを開く}

ムナリ
こんにちは〜((シュンッ{カカシの真横に飛び込む}

カカシ先生
っ!?{驚いてムナリを見る}

カカシ先生
(心の声:何だこの子は!?間合いに入られるまで気付けなかった!)

ムナリ
えいっ!{鈴、ではなくカカシの持っているイチャパラを奪い取る}

ムナリ
じゃぁ〜ねぇ〜っ!((ダッ{駆け出す}

カカシ先生
えちょっ待ってぇ〜っ!((ダッ{追いかける}

ムナリ
((ダンッ{イチャパラを持って20m程の高さまで跳び上がる}

カカシ先生
え、ちょ……何あれ……{思わずポカンとムナリを見る}

ムナリ
サスケっ!{木の上にいるサスケに呼びかける}

サスケ
っ!?{突然呼びかけられた事に驚く}

ムナリ
{無言でカカシにバレない様にカカシを指差す}

ムナリ
出来そう?{サスケにしか聞こえない様な声で}

サスケ
!?{手裏剣で鈴を奪えと言う暗示だと気づき、絶句する}

サスケ
(心の声:この距離から……あの小さい鈴を⁉︎しかも相手はあのカカシだぞ!)

サスケ
{ムナリを見る}

ムナリ
{至って真剣な目でサスケを見ている}

サスケ
((フッ{そう思ってる事に気づき、目を見張って、不敵に笑う}

ムナリ
‼︎{サスケが思ってる事が伝わる}

ムナリ
((コクン{微笑んで頷く}

ムナリ
{少しずつ落下していく}

ムナリ
えいっ!{縄を結びつけた2本のクナイを両隣の木に投げて張った縄の上に立つ}

ムナリ
((ヒョイ{跳ぶ寸前に縄とクナイを回収してもう一度跳び上がる}

ムナリ
((タンッタンッタンッタンッ{リズムよく左右に木を移動しながら上へ上へと上がっていく}

ムナリ
ふぅ……ここなら良いかな((ストン{演習場で一番高い木の頂上によじ登って腰を下す}

サスケ
((チャキ{手裏剣を構える}

サスケ
ふっ!{短く息を吐いて集中して手裏剣を投げる}

カカシ先生
((シャララララランッ{鈴が激しく音を立てて手裏剣に奪い去られる}

カカシ先生
えっ何?風?{腰に手を当てる。鈴が、無い}

カカシ先生
‼︎鈴が!{木を見ると手裏剣に鈴の紐の部分が通って木に刺さっていた}

ムナリ
サスケ流石!ナイス!((シュン{カカシの前を瞬身で通り過ぎて鈴と手裏剣を回収する}

ムナリ
ほらサスケ!((シャラランッ{鈴の2個のうち一つをサスケに手裏剣で投げ渡す}

サスケ
あぁ((シャラランッ{音を立てて受け取る}

ムナリ
イェーイ!{サスケに向かってピースしてる}

サスケ
ふっ{思わず微笑む}

ムナリ
え”っ(心の声:さ、サスケが……微笑んだ……だとッ⁉︎)

カカシ先生
お〜い、よそ見は禁物だよ((シュン{ムナリの背後に移動する}

カカシ先生
俺は、取られた後取り返さないとは言ってないんだから{ムナリの鈴に手を伸ばす}

ムナリ
そっちも油断禁物なんじゃ無い?((シュン{シェルを出して巨大化させて防ぐ}

シェル(擬態中)
俺を盾に使うなよ……

シェル(擬態中)
一応俺特級だぞ?

ムナリ
でもその貝割れないでしょ?

シェル(擬態中)
まぁそうだが……

ムナリ
なら良いじゃん、ケチケチ言わないでよ

カカシ先生
この貝……あの時の呪霊とかいう奴か……{シェルに阻まれながら呟く}

シェル(擬態中)
とりあえず吹き飛ばして良いか?

ムナリ
あぁうん、お願い

シェル(擬態中)
了解((ブワッ{台風並の風を発生させてカカシを吹き飛ばす}

カカシ先生
ぅおっ!?((ドンッ{木に背をぶつける}

カカシ先生
いた……

シェル(擬態中)
なぁムナリ、多分あれ背骨一本折ったが良いか?{小さくなってムナリの肩に乗って}

ムナリ
えっ背骨が一本折れた?

カカシ先生
え、俺の背骨一本折れたの?{背中を触って確認する}

ムナリ
何で痛がってないの?もはや人外……

カカシ先生
うんその言い草は酷いねムナリ

ムナリ
黙らっしゃい、事実なんだから

ムナリ
それに背骨折れたの言われなきゃ分からなかったでしょう?

ムナリ
人外じゃん、何が違うの?((キョトン{小首を傾げて}

カカシ先生
なんか今凄く精神的ダメージが来た気がする……

ムナリ
まぁ今はそんな事どうでも良くて{真剣な顔になってカカシを見る}

ムナリ
先生、どうして本気を……写輪眼を出さないんですか?

カカシ先生
ッッ{息を呑む}

ムナリ
((ジッ{カカシを静かに見つめている}

カカシ先生
ムナリ、君は今……どれだけ自殺行為の言葉を発したか、分かってるのか?

ムナリ
ええ、分かってますよ?

ムナリ
写輪眼には、相手の術をコピーする能力があると言うのも知っています

ムナリ
だからこそ、写輪眼を使って欲しいんです

カカシ先生
何?{目を細めてムナリを見る}

ムナリ
{一歩前に出て}私の術を、コピーして欲しいんです

カカシ先生
それなら、別に戦わなくても、ムナリが術を使うのを俺が写輪眼で見れば良いんじゃないのか?

ムナリ
えぇ、そうですね((コクン{静かに頷く}

ムナリ
でも、私は、今の自分の力が上忍の貴方に何処まで通用するか、知りたいんです

ムナリ
能力テストみたいな物なんです

ムナリ
駄目ですか?

カカシ先生
{ムナリをじっ、と見つめて}

カカシ先生
はぁ〜……{盛大なため息をつく}

カカシ先生
ま、良いだろう。付き合ってやる

ムナリ
!{パァッと顔を輝かせて}

ムナリ
ありがとうございます!

カカシ先生
準備は良いな?{左目を隠してある額当ての布に手をかける}

ムナリ
はい{自分も写輪眼の準備をする}

カカシ先生
ッッ!?{目を見張ってムナリの目を見る}

カカシ先生
何でムナリが写輪眼を持ってる?

ムナリ
数日前に開眼しました。うちは一族じゃないですけどね

作者
ちなみにムナリの写輪眼はこれです!

作者


作者
手書きなので見づらかったらごめんなさい!

作者
開眼してるのは絶守眼の方で、透明です!

作者
色字呪法を使うと目の色が一時的に変わります

作者
術式を解けばまた透明になります

作者
え?見た目が万華鏡写輪眼みたいだって?

作者
ハハッナンノコトカワカラナイナー

カカシ先生
透明な写輪眼ね……

ムナリ
私が見せたんだから先生も早く出してくださいよ{クナイを手で弄ぶ}

カカシ先生
あぁ、うん{布を上げて写輪眼を露わにする}

カカシ先生
これで良いんでしょ?

ムナリ
はい、ありがとうございます♪((ニコニコ{笑顔で言う}

ムナリ
では、早速始めましょうか

ムナリ
コピー忍者、写輪眼のカカシさん?((ズズンッ{チャクラを圧に変えてカカシを威圧}

カカシ先生
ッッ!?{一瞬、膝がガクッとなるが、体勢を立て直す}

カカシ先生
はは、こりゃ驚いた……チャクラを圧に変えるなんて……

カカシ先生
こっちとしても、戦りがい(やりがい)があるね

ムナリ
余興は必要でしょう?{印を結んでチャクラを練る}

ムナリ
『風遁・静風』{幾重にも静かな風を作り出す}

ムナリ
{再び印を結んでチャクラを練る}

ムナリ
『火遁・星火』{小さな、でも凄い密度の炎を出して静風に挟む}

ただでさえ星火一つで森一つは焼き尽くすのに、ムナリはその炎を、
さらに風で煽って勢いを増すと言う最早自殺行為に近い事をやってのけたのだ
カカシ先生
ッ!?な、んだ、この炎は!

ムナリ
これですか?

ムナリ
ただの術を組み合わせて作った火遁ですよ

ムナリ
風遁と火遁を合わせただけの簡単な、ね

カカシ先生
(心の声:簡単?冗談じゃない。こんなチャクラ、どこから湧いて出るんだッ!)

ムナリ
では、行きますよ?

ムナリ
{中指と人差し指を合わせて前に銃の形でカカシの方に向ける}

ムナリ
『発火・十分の六』{ムナリが言うと星火の塊が10分の6を切り離してカカシに向かって行く}

カカシ先生
マズイ油断したッ!{咄嗟に横に飛んで避ける}

カカシ先生
(心の声:ッ危なかった、一瞬でも反応が遅れていたら死んでいたッ)

カカシ先生
君、写輪眼を出した上でこの威力なの?

カカシ先生
それとも写輪眼関係なくいつもこの威力なの?

ムナリ
写輪眼を出しているからあの威力のだけですよ

ムナリ
あれが通常運転だったら調子乗って木の葉潰しそうですね

カカシ先生
怖い事サラッと言うねぇ((チャキッ{クナイを逆手に構える}

ムナリ
そうですか?((チャキッ{同じ様に構える}

ムナリ&カカシ
……………{睨み合う}

その風を合図にしたように、2人はダンッ!と同時に飛び出す
ムナリ
はぁッ!{腕を交差させて守りながら肉迫する}

カカシ先生
ふっ{同じく守りながら肉迫する}

ムナリ
《色字呪法・赤——振動》!{最大出力}

ムナリの絶守眼が真紅色になり皆が知っている写輪眼のようになる
カカシ先生
ッ!?{体内の血が激しく揺れ、眩暈に襲われる}

カカシ先生
なんだ、これはッ!{思わず頭に片手を当てる}

ムナリ
今ッ!{飛び出す}

カカシ先生
なんてねッ{苦しそうだがそこまでではないらしく飛び出して来たムナリにクナイを突き出す}

ムナリ
ッ演技か!{咄嗟に無限で防ぐ}

ムナリ
っかはっ{吐血}

ムナリ
くそッ((カキンカキンッ{クナイを打ち合う}

カカシ先生
はぁっはぁっ君、体力ありすぎでしょッ

ムナリ
先生、こそッ

カカシ先生
そろそろ俺のチャクラがやばい……

ムナリ
私も呪力変換が追いつかなくなってますってッ

ムナリ
《色字呪法・黄——雲上落雷》!{雲の上で雷を光らせて目を鈍らせる}

カカシ先生
うゎっ{目を片手で隠す}

ムナリ
今度こそ、取れるッ!((シャラララランッ{カカシの腰にあるラスト一つの鈴を取る}

ムナリ
ナルトッ!{ナルトに駆け寄って手に鈴を握らせる}

ナルト
ムナリちゃん?嬉しいけど、これはムナリちゃんの物じゃ……

ムナリ
確かに私が取ったけど、それはナルトが最初に戦ってくれてカカシ先生の好きを作ってくれたからでしょ?ありがとう

ムナリ
{今度はサクラの方に駆けて行く}サクラ!

サクラ
ムナリ?

ムナリ
サクラも、はいこれ{自分が持っていた鈴を渡す}

ムナリ
これはサクラの物ね!

カカシ先生
お、時間だね

ムナリ
なんかやり切った感ある{歩きながら}

カカシ先生
そりゃあそうでしょ〜

カカシ先生
あんなに激しく動いてたら満足感もある、よ……((フラッ{前に倒れ込む}

ムナリ
っ先生!{カカシを支える}

カカシ先生
そんな5歳くらいの腕のどこに俺を支える力があるの……

ムナリ
そんな事言ってる場合じゃないでしょう!

カカシ先生
そうダネ……

ムナリ
写輪眼を使い過ぎましたか?

カカシ先生
そうカモ…初めてあんなに酷使したから……

ムナリ
先生、ちょっと浮かせますね{術式反転・青を使う}

カカシ先生
ぅおっ!((フワッ{体が浮く}

カカシ先生
これって……

ムナリ
まぁまぁ、落とさないので安心してくださいね

カカシ先生
う、うん……

ムナリ
とりあえず丸太の所まで運びます

ムナリ
((スタスタスタスタ{少し早歩き}

ムナリ
着きましたよ{カカシを地面に下ろす}

カカシ先生
ありがとう

ムナリ
ちょっと待ってくださいね{印を結ぶ}

カカシ先生
何これ……チャクラが……{ムナリの手が動く度にカカシのチャクラが回復していく}

ムナリ
回復しましたか?{手を止める}

カカシ先生
あぁ、十分に回復したよ。ありがと{立ち上がる}

ナルト
{るんるんで歩いて来る}

サクラ
〜〜♪{鼻歌を歌いながらスキップで来る}

サスケ
{無言無表情で歩いて来る}

ムナリ
みんな来た

ナルト
なぁなぁ先生!

ナルト
俺たち鈴持ってるってばよ!((シャラン{鈴を見せる}

カカシ先生
あぁ、そうダネ

ナルト
俺たち合格だってばよ!?((キラキラ

カカシ先生
あぁ、合格だ

ナルト
いよっしゃあ‼︎{拳を突き上げて喜ぶ}

サクラ
やったぁー‼︎

サスケ
ふん{嬉しそう}

カカシ先生
ムナリとサスケはな

ナルト
……………ぇ?{顔が固まってだんだん表情が抜けていく}

サクラ
それって、どういう事……?

ムナリ
あーなるほどそういう事ね

サスケ
?{眉間に皺を寄せる}

ナルト
ど、どういうことだってばよ!?

ナルト
だって俺たち、鈴持ってッ‼︎

カカシ先生
あぁ、そうだな

ナルト
だったら何でッ!?

サクラ
そ、そうよ!私達、鈴持ってるのよ!?

カカシ先生
お前らは馬鹿か。何の為にその脳味噌があるんだ?

ナルト
ッ‼︎{一歩下がる}

カカシ先生
ムナリ、お前説明できるか?

ムナリ
できますけど…私からで良いんですか?

カカシ先生
同じ生徒のムナリの言葉の方が納得するだろう

ムナリ
はーい

ムナリ
2人、この試験で試されているのは何だと思ってる?

ナルト
そ、そりゃあ、戦闘力だろ?

サクラ
そうよね、先生から鈴を取るなんて、それしか目的が分からないわ……

ムナリ
サスケは?

サスケ
……{考え込む}

サスケ
(心の声:2人は鈴を持っているのに不合格……)

サスケ
(2人はムナリに鈴を渡されていた、だとするとやっぱり戦闘力か?)

サスケ
(いや、それならばムナリが説明をするまでもないだろう)

サスケ
(2人がやってなくて、俺とムナリがやった事……か?)

サスケの脳裏にムナリと一緒にカカシの鈴を手裏剣で奪った光景が過ぎる
サスケ
(っまさか……)

サスケ
チームワーク、とかか?

ムナリ
{ふっと微笑んで}正解、さすがサスケだね

ナルト
チームワーク?

ムナリ
この試験で見られていたのは、戦闘力もそうだけど、自分の損得関係なく仲間を優先できるチームワークだよ

ナルト
ッッッ‼︎{息を呑む}

サクラ
確かに、そうだわ……ムナリとサスケ君は協力して先生から鈴を奪ってた……

サクラ
何でこんな簡単なことに気づかなかったの!

カカシ先生
ムナリ、よく気付かせてくれた

カカシ先生
あとは俺が説明する
