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セイ
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赫
放課後 とあるファミレスの一角で2人の少年は向かい合って話していた。 席からは楽しそうな声や食器の音が聞こえてくるけれど、彼らのテーブルだけは切り離されたような奇妙な空気が流れる。
赫
赫が尋ねると黄色は申し訳なさそうに、でもどこか嬉しそうに笑って首を振った
黄
赫
また弟の「翠さん」の話だ 黄色が断る理由はいつだってそれだった。
赫
黄
赫の問に、黄色の口角はわずかに上がる。
黄
赫
黄
赫
黄
たっつんの声は穏やかだった。 けれど瞳の奥底には愛情と言うにはあまりに重くて暗い独占欲が光っている それをみた赫はわずかに寒気を感じ、言葉を失う。
赫
黄
赫
黄色は伝票を手に取り代金を払って早足で出て行った。
1人残されたテーブルで赫は窓の外を眺めながら夕陽の中帰っていく、黄色の背中を眺める。
その背中は何か大切なものを隠し持っている様な奇妙な緊迫感を放っていた。
赫
黄色の歪んだ笑顔が頭から離れない。 もしかしたら、外の世界は怖いと黄色は弟に吹き込んでいるのかも知れない。 彼なりの愛は弟にとっては幸せでは無いのかも知れない。
赫
赫は自分に言い聞かせる ただの仲の良い兄弟。 黄色が少しだけ弟を大切にし過ぎているだけ_と。
今頃2人の家の中にはどんな光景が広がっているのか。 赫はそれ以上考えないように、コップの中に残ったジュースを余す事なく一気に飲み干した。
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コメント
2件
今回も内容が良すぎる😖💓 ya裙勘が鋭いな✨tt彡も愛重いのすこ😘💘 続き楽しみにしてる‼️
愛が重めなたっつん彡もまた良い(≧∇≦)続き待ってます(*^^*)