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ナズナ
ナズナ
フォニイ
ナズナ
ナズナ
この世で
造花より綺麗な
花はないわ
何故ならば総ては
嘘
で出来ている
antipathy
word
絶望の雨はあたしの傘を
突いて
ナズナ
湿らす前髪と心の裏面
煩わしいわ
何時しか言の葉は
とうに枯れきって
事の実あたしに熟れている
鏡に映り嘘を描いて
自らを見失った絵画
パパッパラパッパララッパッパ
ナズナ
タタッタラタッタララッタッタ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
消える
ナズナ
ナズナ
フォニイ
フォニイ
ナズナ
フォニイ
何時しかそらの音がいやに鳴り合って
色の目があなたを溶いている
鏡に映るあたしを欠いて
誰しもが見間違った
虚像
どうして
愛
なんてものに群がり
それを欲して生きるのだ
今日も泳いでいる
夜の電車が通り去っていく
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
散々な日々は変わらないわ
絶望の雨は止まないわ
ナズナ
ナズナ
フォニイ
フォニイ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
消える
ナズナ
ナズナ
フォニイ
フォニイ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
ナズナ
