如月 希望
如月 希望
如月 希望
神城 雪
如月 希望
如月 希望
神城 雪
あれから、2週間がたった
今日は月曜日で…週明けの学校
きっつ、…
でもまぁ…どぬくさんは土曜もあるから大変そ〜…
しかも、2時から4時…場合によっては5時とか6時までゲームしてるらしいから、
尚更大変そう…
まぁ、みんなと仲いいみたいで、なによりだよ
神城 雪
如月 希望
神城 雪
電気もつけるようになって、
家の雰囲気はすごく明るくなった
一気に花が咲いたみたいに
神城 雪
如月 希望
全部、あいつらのお陰だなって
そう思いながら、紅茶を淹れる
目が覚めるようにって
昔からの、習慣
でもね、最近では一杯じゃすまなくって、…
神城 雪
如月 希望
如月 希望
神城 雪
如月 希望
まだ眠そうな彼を隣に、
いつもの手順でお湯を注ぐ
如月 希望
神城 雪
如月 希望
安心できるようになった…ってことかな
よかった
まぁ、朝は早く出ないといけないんだけどね
行きも帰りも俺が学校まで行っている
まぁ、その間にヒロくんとかうりとか、なお兄とかよく出くわすし、
その時は途中から一緒に行ったりする
なにかあったときでも、大丈夫なように
笑顔も増えてきて、学校ではヒロくんとなお兄と一緒にいるみたいで、
心底安心している
だんだんと他の人たちとも話せるようになってきたそう
…まぁ、手を上げられたらそいつは肉片と化すだろうけどね
勉強も、ヒロくんとなお兄の猛特訓で、どうにか追いついてきてるみたい
ペースが同じだったらなぁ…ってか、俺も教えられるんだけど、
俺には、俺の課題がある
神城 雪
如月 希望
如月 希望
それに比べれば、なんとたやすい事か
そうしているうちにどぬくさんも準備を終えてきて、席に着いた
少し持ち手も熱くなっているカップを2つ運んできて、
テーブルの上に乗せる
神城 雪
如月 希望
色々と…華が増えたな
観葉植物とか、ちょっとした風鈴とか
目の前に居る、可愛すぎるコイツとか
無意識のうちだろうけど、…俺は違った意味でどぬくさんの顔が見れなくなりそうで怖い
神城 雪
如月 希望
さらっと朝ごはんを済ませてしまって、
少しあわただしく学校の準備に取り掛かる
その間、俺は洗い物を済ませてしまって、
神城 雪
如月 希望
如月 希望
神城 雪
如月 希望
こういう、他愛ないやり取り
でも…俺らには、これまでなかったもので、
胸の奥に優しい春の風が吹いたような心地がする
優しい君の笑顔
きっと俺も、笑ってる
本当の春が来るとき…君はどんな顔をするかな、?
今から反応が楽しみ!
喜んでくれるかな?
それとも…驚いて固まる、?
どちらにしろ、すごく可愛いだろうな
そのためにも…頑張らなきゃ
如月 希望
神城 雪
神城 雪
神城 雪
如月 希望
すぐそばに置いてあった通学かばんを掴んで、
二人で隣に並んで、玄関に向かった
如月 希望
神城 雪
如月 希望
神城 雪
黒川 憂理
神城 雪
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
神城 雪
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
神城 雪
如月 希望
神城 雪
神城 雪
如月 希望
風洋 ヒロ
如月 希望
黒川 憂理
神城 雪
如月 希望
神城 雪
神城 雪
如月 希望
如月 希望
神城 雪
ヒロくんの隣に並んで、楽しそうに話しながら遠ざかっていくケモミミに、
少し笑いをこぼして、今まで来た道を戻った
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
新しい事への挑戦
なるべく…避けたい
今が幸せで、
それが壊れたらって、…
どうしようって、
考えただけで叫びだしたくなるほど大きな黒い何かに襲われる
容易く想像はつく
何度も何度も同じことを繰り返してきたから
もういやで、
失いたくないから、
壊したくないから、
…俺は目がいい方じゃなくて
それが脆いのか強いのか…固いのかすぐに解けるのか、良く見えないから
これまでとは違うって自信はあるけど、…
確証が取れない
怖い
…変化を、好まないんだ
だから…俺は、このままでいいかなって
あいつらとの関係が崩れるくらいなら、
誰かの笑顔が消えてしまうなら、
俺が笑えなくなるなら、
このままの方がいいって、そういう判断
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
「好き」ってのは…癪に障る
如月 希望
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
俺は、これが幸せなんだ
そう、胸を張れるから
~休み時間~
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
ちらりと問題集の表紙を見せた
一瞬驚いたような表情をした後、すぐににかっと笑って見せて、
いつも通りの調子で、うりは言った
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
如月 希望
如月 希望
黒川 憂理
黒川 憂理
如月 希望
何気ない話題を話して、
あっというまに少し音が割れたチャイムが鳴り響く
小太りの「ヒラメ」ってあだ名の先生が入ってきて、
席に付けと声をかける
俺は…この生活が、すごく幸せ
それに、家に帰れば…また、
ガチャ
如月 希望
神城 雪
神城 雪
如月 希望
図書館で自習をして、家に帰る
そうすればまた、あの大好きな笑顔で自然と口元が緩む
これが、一生続けばいい
まぁ、そうはいかないんだろうけどねw
ちょっとずつ変わりながらでも…絶対に、あいつらは笑っててみさせる
そのために、…俺は
余計な変化を欲さないことにしたんだ
たとえ…それが
ものすごく魅力的なことであったとしても
如月 希望
神城 雪
コメント
7件
今回も神作だ!
いつも最高の物語をありがとう!早く、もふどぬ付き合ってくれぇぇ!
尊い、、、、死ぬ