友達を辞めて…

この作品には以下の要素が 含まれております↓

・恋愛 ・幼馴染 ・短編 ・読み切り ・実話

上記の要素が平気な方より

物語をお進み下さい(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ﾍﾟｺﾘ

私は中学三年生のユウキ

名前は男の子っぽいけど

ちゃんとした女の子だ

でもちょっと男の子っぽい性格

はしてるんだけどね

まぁ そんな私にも好きな人が

いるんだよね

幼馴染のカズマってヤツ

馬鹿だけど頼り甲斐があって

優しいしモテる…

私は"幼馴染"なの

だからそんな人気者の

カズマに凄い近づいている

女子なんだよね

でもあんまり嫉妬はされない

理由は

“私が男っぽいから”

カズマを狙っている周りの女子は

｢ユウキなら安心｣

って思ってるみたい

だから私も

今の関係がちょうどよく

心地がいいんだ…

って思ってたのに

今は全然違うの｡

このままの関係じゃ嫌

もっとカズマとの距離を

縮めたい

最近はずっと思ってて

カズマが他の女子と喋っている

のを見ていると

嫉妬だってするようになった

だから私は決めたんだ

-告白-をしよう………って｡

別に振られたっていいよ

そんな時には

｢ドッキリでした〜｣

って笑えばいいんだし

私はただ…気持ちを知りたい……

……距離は縮まなくても

大丈夫……｡

私はいつもどおりに誘った

ってな感じで

いつもどおりの会話……

おかしい

いつもどおりに

話しかければいいのに…!!

上手く 喋れない…！！！

私は黙ってしまう

なんだか…

今のカズマの顔が

先程よりも……

かっこよく見えてきた……

や、やばい…

余計何も言えなくなった……

私は恥ずかしさのあまり

小さく唸った

と……友達……｡

あ、あ！か、勘違いされる前に

"ドッキリ"って

伝え……な…きゃ………

ま、また……口が動かない

それよりも……

涙が止まんない……よっ…!!

えっ…………

……もしかして

縁……切られちゃう…の……？

あぁ……強がってしまった

どうせ嫌われるんだろうな……

ほら、嫌われた

あっそ……恋人………………

こうして私達は

付き合った

友達を辞めて…