高橋side
高橋 凛
今日やる事ないなぁ...
そんな時
電話がかかってきた。
高橋 凛
ん、?
高橋 凛
雄登くん?
高橋 凛
もしもし、?
那須 雄登
凛...
高橋 凛
どうしたの?
那須 雄登
俺さ, 熱出ちゃって...
那須 雄登
親もいないし...
那須 雄登
凛に来て欲しい...
高橋 凛
熱出たの...、?!
高橋 凛
今すぐ行くよ!
那須 雄登
お願い...
私は色々なものを買って
雄登くんの家に行った
コンコン
那須 雄登
開いてる...
高橋 凛
お邪魔しま〜す...
那須 雄登
忙しいのにごめんな...?
高橋 凛
だ, 大丈夫だよっ、!
そんな事言ってるけど
本当は雄登くんの家に来るの
少し迷った。
飛貴くんがいるのに
他の男の子の家に 行ってもいいのかなって。
でも,
雄登くん〝 だから 〟
来てしまった。
高橋 凛
前髪上げて?
那須 雄登
うん...
私は雄登くんのおでこに
熱さまシートを貼ってあげた。
高橋 凛
熱何度?
那須 雄登
37.8...
高橋 凛
おぉ, 高い...
高橋 凛
あっ, お腹空いてる...?
那須 雄登
うん...
高橋 凛
お粥とかなら食べれるかな?
那須 雄登
食べられる...
高橋 凛
じゃあ作ってくるから
高橋 凛
ベッドに寝ててね?
那須 雄登
分かった...
高橋 凛
出来たよ~!
那須 雄登
ありがと...!
那須 雄登
あっ...、
高橋 凛
ん?
那須 雄登
食べさせて...、?
雄登くん...!
可愛すぎるって、!
高橋 凛
い, いいよ?
高橋 凛
あ, あ〜ん...
那須 雄登
ぱくっ
那須 雄登
うまぁ...
高橋 凛
あざ〜すっ
私はこういうところが好き
簡単に作ったものでも
美味しいって言ってくれる
君が好き。
那須 雄登
あざっす...笑
那須 雄登
女の子がそんな言葉
那須 雄登
使っちゃダメでしょ?
高橋 凛
ごめんしゃ~い笑
那須 雄登
ほら,
那須 雄登
早くあ〜んしろよ...。
高橋 凛
分かったよ...//
数時間後
高橋 凛
じゃあ,
高橋 凛
そろそろ帰るね!
那須 雄登
えっ、...
高橋 凛
お大事にしてねっ?
私はドアに向かおうとした。
誰かに抱きしめられた。
高橋 凛
えぇ, ちょ...
那須 雄登
俺さ
那須 雄登
まだ凛の事好きなんだよね。
高橋 凛
ふぇ...、?
那須 雄登
絶対浮所から奪うから。
私はなぜかドキッとしてしまった。
あれっ、?
私って
誰が好きなの...?
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