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【 ナミダ 】
#04
ー 学校 ー
蓮
蓮
蓮
走って学校に来たせいで 俺は喘息を起こしてしまった
蓮
蓮
蓮
蓮
蓮
クラッ
蓮
大晴
蓮
蓮
大晴
蓮
ヒョイッ
ー 保健室 ー
大晴
先生
大晴
蓮
先生
先生
大晴
先生
大晴
大晴
ポスッ
蓮
大晴
大晴くんは俺をベッドに寝かせ
俺の頭を優しく撫でてくれた
蓮
大晴くんの手は なんだかすごく心地いい
まるで、 父さんに撫でられている様だった
俺は薬も飲まずに そのまま眠ってしまった
パチッ
蓮
寝ぼけながら天井を眺めていると 閉まっていたカーテンが開いた
大晴
そう言い大晴くんは俺の横に座った
大晴
蓮
大晴
大晴
蓮
大晴
大晴
蓮
大晴
大晴
確かに、前も喘息を起こして 保健室に行ったことがあった
誰にも気付かれていない と思っていた
蓮
大晴
と言って、したり顔をする 大晴くんはどこか幼く見えた
蓮
大晴
蓮
蓮
大晴
蓮
蓮
蓮
蓮
俺は俯きながら謝った
大晴
俺が謝った途端 大晴くんの笑い声が聞こえてきた
突然の笑い声に驚き 伏せていた顔を上げる
蓮
大晴
大晴
大晴くんは お腹を抑えながら笑う
蓮
大晴
大晴
大晴
大晴
蓮
俺は戸惑いを隠せなかった
いつもなら当然の様に怒鳴られ 暴力だって振るわれる
なのに大晴くんに至っては
俺を責めるどころか 自分自身を責めるだなんて
こんな人は今まで一度も 出会ったことが無かった