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寧々、えむくんおかえり。

寧々

ただいま。

え、えむもおかえ…り。

えむ

う、うん、ただいま…!

寧々(急にギクシャクしてる…) 類(急にギクシャクしてるねぇ。)

寧々は2人に聞こえないよう小声で話しかけた。

寧々

【類、なんかした…?】

【さぁ、どうかな?なにかしたのは寧々の方じゃないかい?】

寧々

【ま、まぁ、背中は少し押してあげたけど…何もしてない。】

【ふふ、背中押したんだから何もしてないわけじゃないんだろう?】

寧々

【ま、まぁそうだけど…。】

寧々

【ってか類、わたしに写真送ったでしょ。】

寧々

【それ、司にはバレてないの?】

【あぁ。】

【僕のスマホに送って僕が保存したら返信を取り消したよ。】

寧々

【司にバレても知らないんだからね。】

【分かってるよ。】

えむ

ね、寧々ちゃんー!どうしたの…!早く行こうよ!

寧々

う、うん!

ほら、類も行くぞ。

わかったよ。

4人はワンダーステージに向かうことにした。

ー類のスマホの中ー

MEIKO

どう!?仲直りしてる!?

KAITO

うーん…

KAITO

KAITO

逆に悪化してるね。

MEIKO

えー!?

KAITO

いや、悪い意味じゃないよ?

KAITO

類くんと寧々ちゃんが2人を1歩前に進めたってことさ。

MEIKO

距離を近づけたってことね!

KAITO

多分ね。

MEIKO

後で寧々ちゃんの話も聞かないとね!

KAITO

あぁ、うん。そうだね。

KAITO

(類くんにも色々聞いてみないとね。)

MEIKO

カイト、そろそろ戻りましょっ!

MEIKO

みんなが戻ってきちゃう。

KAITO

そうだね、戻ろうか。

2人はセカイに戻ることにし、類のスマホの光が消えた。

フェニックスワンダーランド ーワンダーステージー

(カイトさんとメイコさん…。)

(なにか話していたのかな?)

(後で聞きにいこうか。)

なぁ、類!そろそろ練習を始めるか?

えむ

うんうん!あたし、練習したい!お客さんを笑顔にしたいもん!

寧々

いつになく張り切ってるね、えむ。

えむ

え、そ、そうかな〜?

それじゃあ、

セカイのみんなにも見てもらおうか。

えむ

…!うん!それがいいよ!

観客がいた方が本番の気持ちを味わえるしな!

司「な!えむ!」 えむ「うん!司くん!」

司とえむがお互いにお互いを見てバチッと目が合う。

司「・・・」 えむ「・・・」

な!?

えむ

ふぇ!?

い、いや、なんでもない…。

えむ

あ、あたしもなんでもない…かな〜…?

寧々「似た者同士…」 類「似た者同士だねぇ。」

とりあえず行こうか。

寧々

うん。

4人はスマホの「セカイはまだ始まってすらいない」にタップした。

ーセカイにてー

ミク

あっ、えむちゃん達だー!

ミク

やっほー。

えむ

ミクちゃん!それにリンちゃんとレンくんも!わんだほーい!

リン

わんだほーい!

レン

えむちゃんと会うの久しぶりな気がするなぁ。

ふふ、レンくん、実際、えむくんと会うのは3日ぶりだよ。

レン

えぇ!?そんな前なの!?

えむ

確かにあたし3日間ぐらい行ってないかも!?

でもよく、寧々と類はセカイに行ってなかったか?

レン

えぇ!?そうなのー?なんでなんでー?

どうしてなんだ?

リン

どうしてなのー?

寧々

いや、あの…

寧々

【類、どうすんの?】

【僕に任せてくれ】

寧々

【わ、わかった。】

僕達はカイトさんとメイコさんと話がしたかったんだ。

司くんとえむくんが来てしまうとショーを始めてしまうだろう?

ミクくんとリンくん、レンくんもそうだ。

お話がしたいのにショーをしてしまうとお話が出来ない。

だから僕達2人だけで行ったんだよ。

KAITO

【類くん、それアドリブかい?】

【あぁ、もちろん。】

MEIKO

【すごいわね、ちゃんと筋通ってるわよ。】

レン

レン

そうだったんだね!ごめんね、類くん!

リン

リンもごめんね。類くん。

ミク

ミクもごめんね…。

いや、いいんだ。何も言わなかった僕達も悪いさ。

類寧々カイトメイコ (危なかった…)

そうだ、みんな。

ミク

なーに?

今から公演の練習をするんだが、見てくれないか?

MEIKO

もちろんよ、4人のショー見るの久しぶりだしね!

えむ

それじゃ、早速準備しよー!

寧々

お、おー…?

4人は着替えて準備をすることにした。

ー着替えた後ー

よし、始めるか。

えむ

うん!

ショーが始まった。

今回のショーは勇者が村を荒らしているドラゴンの使い手の魔王を倒すために勇者、魔法使い、歌姫が協力するという話である。

魔王役は類、勇者役は司、魔法使い役はえむ、歌姫役は寧々である。

司えむ寧々類 「ありがとうございました!」

ショーが終了し、パチパチパチと拍手がステージに響く。

KAITO

うん、いい話だね。

リン

リン、泣きそうになっちゃたよ。

レン

ボクもボクも!

ミク

でも、楽しいショーだったね!

よし、もう1回やってみるか。

寧々

うん。

もうちょっと暴走しても大丈夫そうだね、司くん。

な!?これ以上機械を暴走させるのか!?

まぁ、俺は類の演出に12000%答えるからな!

えむ

司くん流石!

…!!!

ま、まぁな…。

司の顔が太陽みたいに赤くなっている。

寧々

えむの方が

1枚上手かもしれないねぇ。

ミク

ねー!みんなー!早くもう1回やってよー!

あ、あぁ!今からやるぞ!

そして4人はその後、セカイで何回も何回も練習し、ワンダーステージでみんな笑顔の公演をしたのでした。

司とえむを結ばせたい幼馴染

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