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長毛詐欺 その2!
472
ダッダッダッダッ…
?
それは、何の予兆もなく始まった。
?
ザッ
?
ほんの数時間だけで、この世界は 地獄と化した。
辺り一帯は紅色に染まり、 血と肉の嫌な匂いで充満している。
?
静寂に包まれたこの場所で、ただただ絶望に打ちひしがれる。
嗚呼、どうしてこうなってしまったのだろう。
誰か
誰か…
助けて…
日本
ここは、人間を模した国、 通称「カントリーヒューマン」が暮らす、 現実世界とは少し違う、彼らのための世界。
ここでの国は、人間の操るものではなく、個として存在しており、史実もほんの少し違う。
今日も、とある国__極東の島国、日本国が仕事を終わらせ、何故か早朝に帰路についているところだった。
日本
日本
日本
家に帰りたいという気持ちで胸をいっぱいにし、日本はただひたすらに足を動かしていた。
ばふっ
日本
愛しの我が家に着いた日本は、カバンをほおり投げ、そのままソファに倒れるように寝転んだ。
久々のソファの感触は本当に心地よく、油断するとこのまま眠ってしまいそうだった。
日本
日本
日本
疲労で眠気が限界に達した日本は、 やるべき事を忘れ、静かに寝息を立てながら眠りについた。
日本
日本が目覚めたのは、数時間後だった。 光が差し込まないせいで、部屋はほんのり暗い。
それにベッドではないところで睡眠を取ったせいか、体が少し痛い。
日本
そんななかで、日本は慌ててスマホで時刻を確認する。
もうすぐで夕方、というところだった。
日本
朝から寝てしまい、多くの時間を無駄にしてしまったという事実に、日本は項垂れる。
日本
日本
なんとか日本は立ち直り、ソファから立ち上がって、カーテンを開く。
日本
本来ならば、赤みがかかった日差しが部屋に差し込むだけのはず。
だが、それとは別に、窓になにか赤色の液体のようなものが付着していた。
日本
日本
戸惑いつつも、液体の正体を確認しようと、勇気をだして窓を開けてみる。
がらがら…
日本
窓を開けたその下には、人々が血を流して倒れていた。
突然の事に、日本は恐怖する。
日本
日本
状況が呑み込めぬまま、日本は外に出ようと玄関へ走った。
日本
外に出て少し歩いてみると、改めて大量の遺体が確認でき、状況の悲惨さがいやでも分かってしまう。
家から離れるにつれ、遺体の様子は酷くなっていく。あまりの酷さに吐き気を催しかける。
遺体の中には内臓が露出している者もおり、とても助かっている人はいないと思えた。
日本
日本
慌てながらも、日本はスマホを取り出す__
ザクッ!!
日本
すると、後ろから飛んできた物によって、正確に自分のスマホが弾き飛ばされる。
日本
弾き飛ばされたのと同時に手を切られたらしい。日本は手を押えながら、スマホに視線を向ける。
スマホは飛ばされた衝撃で画面は真っ黒で、亀裂が入っていた。恐らく壊れたのだろう。
それともうひとつ、物がスマホから少し離れた位置に落ちていた。 日本がそちらに視線を向ける。
日本
思わず、日本は小さく悲鳴を漏らしてしまう。
__傍には、血まみれのナイフがころがっていた。
日本
あまりに突然のことに、最早正常な言葉を発すことが出来なかった。
ザッ
日本
ふと、後ろから足音のようなものが聞こえる。
生存者なのか。それとも、この一連の黒幕か。確認しなければと、恐る恐る振り返ってみる。
日本
そこにいた人物を見て、日本は大きく目を見開き、顔を青くする。
日本
たくさんの遺体の中、そこにいたのは。
?
血まみれの、自分だった。
狂乱異形界
本日よりリメイク(改良版)、及び続編、 制作開始。
※お伝えしたいことは、 コメントに書いてあります。
コメント
3件
皆様、お久しぶりです。まんまるさんです。 まず、報告もせずに長い間活動ができていなかったことを、ここにお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。今、ようやくリアルが落ち着き、時間も余裕が出来ました。 なので、これからこちらで「狂乱異形界」のリメイク(改良版)、及び続編の制作を開始致します。 リメイクを一通り作った後、続編を作る、という流れです。 ご理解頂けると幸いです。