恋の始まりは罰ゲーム

学校での休み時間 俺はいつも通り本を読む

男子<なぁ、王様ゲームしない？

また馬鹿なことしようとしてる 俺が大人しいからか 他の奴らが幼く見える

どうせ、俺らかかわらないし 周りの女子は喜ぶし お好きにどうぞって感じ

おぅ、怖ぇ 呟きながらも 大きな瞳で見つめてくる

やってくれるよな？ってか 勝手に期待しやがって…

俺の前にいる奴は 森 久紅という

背が低めで… と言っても160余裕で超えているが 二重の幅が広く 大きな目をしている

肌が白くて 髪の毛も瞳も茶色い 地声も高い つまり、カワイイ系男子

地味で陰キャな俺とは 程遠い世界にいるやつ…なのに

渋々することになった 王様ゲーム

最初の王様は 2番の上に3番が座る という命令を出した

いや、軽！ しかもいい匂いするし…

女子力ある男子なのか

その後も着々と 王様ゲームは進んでいく

キスとか言うやつもいて 男同士のを見るはめになった …教室が静かになったのは 気のせいだろう

4番がずっと膝を揺らす

俺が4番だから 膝を揺らす 一定のリズムで… 落ちない程度に

時々聞こえる 漏れてしまったような声 こんなキャラでも 男だから知ってるわけで…

揺らし方を変えてみる

あんな声聞いちゃったら 誘うしかないよね 俺はおかしな道を進んでるみたいだ

自分の部屋へ誘導する 背を向けたところで ベッドに押し倒した

自分で脱ぎ始めた久紅 意外すぎて ガン見してしまう

❦ℯꫛᎴ❧