私はリア…
人間に恋をしてしまいました…
しばらく内緒であっていたけれど…
お父様にバレてしまい…
満月の夜だけ会うという命令が下されました
今日は満月
あなたと会う日
愛しの…あなたと
リア
司君!
司
リア…
リア
会いたかった…!
ぎゅ
司
僕も…会いたかった…
司
この時を…ずっと待ってた…
彼の目から涙がこぼれ落ちる
リア
どうして…泣いているの…?
司
リア…僕…リアと会えるの今日…限りなんだ…
リア
どういうこと…?
リア
嘘でしょ…
司
僕は…引っ越さないと…いけないんだ…
リア
そんな…
私は所詮姫…
地上を見ることは禁じられている…
この満月の日だけ…
地上に降りることが許される
リア
嘘だわ…信じられない…見つけられないじゃない…
司
…リア…僕は…ずっと忘れないよ…
リア
…司…行かないで…
司
…
リア
なんとか言ってよ!
司
…ごめんな…
リア
はっ…
リア
ご…ごめんなさい…
司
…そろそろ…日が登るな…
リア
ずっと…満月が上がっていればいいのに…
司
また…会おう…
リア
…うん…約束よ!
私はあなたを忘れないわ!
10年後
司
…今日は満月だな…
司
リアがまた降りてくるんじゃないかって…
司
期待しちゃうな…w
司
もう…10年経つのか…
すると司の前に光が現れた
司
な…なんだこれ!
光がやむと…そこには
リア
司…
司
リ…ア?
リア
司ぁぁ!
ぎゅ
司
会いたかった…ずっと…ずっと…
リア
私もよ…会いたかった…
司
どうしてリアは…ここがわかったんだ…?
リア
10年間必死に探したに決まってるじゃん(´;ω;`)
司
…くっくくwww
リア
あははははww
司
…ずっと…リアがいればいいのにな…
リア
司…私人間になったのよ!
司
え!?な…なんで?魔法とか使えて便利だったじゃないか…
リア
あなたと…ずっと一緒にいたいから…
リア
魔法よりも…ずっと…あなたのことが大切なの…
司
…リア
リア
なに…?
司
僕と…
リア
僕と…?
司
結婚してくれ!
リア
え!?…こんな私で…良いの?
司
リアだからだよっ!
ぎゅ
リア
んふふw
リア
はい!喜んで!
こうして2人は
結ばれたのでした
☪︎*おしまい☽︎︎.*·̩͙