初恋
stxxx 黄青 学パロ タヒネタ
彼に依存しちゃう自分が気持ち悪い
友達でもない、恋人でもない
ただお互いが生きられるように 縛りつけるだけの
汚くてぐちゃぐちゃした関係
黄
って僕が言ったら
青
って彼が言う
青
って彼が言ったら
黄
って僕が言う
どんなに苦しくても
お互いを失うのは怖いから生きてる
勝手にしなないで律儀に報告するのは 少し寂しいから
明るい君と控えめな僕
学校では仲良くできないし
彼の友達になれない
お互いが1番大切だけど 恋人にもなれない
ただ利用するだけ
青ちゃんは僕のことなんとも 思ってないかもしれないし
青ちゃんに対して特別な感情を 抱いちゃいけないのもわかってる
でもそれでも
赤
赤
表に出さなくてもいいから
青ちゃんって呼び方も
橙
橙
君に何かを教えてもらうのも
青
青
紫
紫
青ちゃんを先生っていうのも
全部僕だけにしてほしかった
黄
赤
あ、やば…つい口に
赤
意味わかんない
何にも知らない あいつの方が青ちゃんの近くにいて
黄
彼の近くにいたいって欲が溢れ出る
でもあの日僕の青ちゃんって呼ぶ声に 振り返ってくれない君を見てから
彼の名前を呼べなくなった
黄
黄
黄
黄
黄
なんて1人になった教室で愚痴をこぼす
その時彼の机が目に入る
正しくは机の上に置いてあった鍵
黄
少しくらい僕が振り回してもいいだろう って汚い欲が僕を支配する
黄
気がつけばその鍵を手に取って 彼の部屋のベッドに横たわっていた
青
大好きな彼の声が聞こえても 僕は冷静になれなくて
僕だけのものにしたいって欲だけで 彼に手をかけた
黄
目が覚めなくなった彼に声をかける
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
彼の体から尖ったそれを 抜いて自分の喉元へと向ける
最後みたいな感じで終わらせたけど
最後に青ちゃんっていうのは 少しちがったかな
だから彼の耳を切り落としてから 僕は最後の声を出した
黄
自分の感情を理解しないまま 僕の初恋は終わった
でも終わったのは僕の初恋だけじゃない
僕らの小さな惑星での出来事
ちっぽけだけどぎゅーっと詰まった物語
それがもう全部終わった