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コメント
21件
私、香月たちと、少し気が合うかも…!
やばいっす見返してたらここまで来た うわあああああ!!!!あてか見てくれよ!だいふく様様!オレの!アイコン!名前!かっこいいだゃろ💪🏿(アイコンのやつおっさんじゃないからね..
やべえよおおおおお香月にぶち犯されてる麗央くんも見てみたいとこだが、、、クッ( ; ᷄ᾥ ᷅ ; )ガマンダ!!
意識の底から、ゆっくりと浮かび上がる
麗央
重たいまぶたを開けた瞬間、見知らぬ天井が目に飛び込んできた
古びた蛍光灯の光が、ぼんやりと視界を照らしている
麗央
体を起こそうとしたが、両手首が後ろで縛られていることに気づき、息が詰まった
足首も同じように固定され、自由が利かない
麗央
バクバクと心臓が鳴り、目が熱くなる
この前の悪夢が現実になったかのような錯覚に襲われて、呼吸が浅くなった
香月
低い声にびくりと肩が跳ねる
顔を上げると、部屋の隅に香月が立っていた
その後ろには、椅子に腰かけた柊夜が口元を歪めてこちらを見ている
麗央
香月
香月がゆっくりと近づいてくる
足音が床を踏むたびに、麗央の体が強張った
麗央
香月
香月が目の前でしゃがみ込み、縛られた両頬を指先で軽く挟む
その冷たい指先に、麗央の震えが伝わっていく
麗央
香月
香月が小さく呟くと、柊夜がくつくつと笑った
柊夜
香月
香月は、涙で滲み始めた麗央の瞳をじっと覗き込む
香月
麗央
言い返した声が裏返って、自分で自分の首を絞めたような気持ちになる
涙がじわりと頬を伝い、唇が震えた
柊夜
柊夜の声が低く震える
その顔には抑えきれない興奮の色が浮かんでいた
麗央
麗央は顔をそむけたが、香月の指が顎を掴んで前を向かせる
香月
麗央
香月
香月の低い声に、柊夜がぞくりとした笑みを浮かべる
柊夜
麗央は首を横に振り、涙を止めようとした
でもどうしても止まらない
恐怖と不安と、どうしてここにいるのかわからない焦燥で、涙は勝手にあふれ出す
麗央
香月
香月が涙を親指で拭うふりをして、そのまま頬を撫でた
その動きに、麗央は小さく身をすくめる
柊夜
柊夜が楽しげに問いかける
香月は目を細めて、麗央を見下ろした
香月
麗央の心臓は、恐怖で悲鳴を上げていた
蓮
蓮が玄関のドアを開けた瞬間、家の中の静けさに違和感を覚えた
いつもなら麗央が小走りで迎えに来るか、せめてソファに座って顔を出すはずだ
蓮
呼びかけても返事がない
全員が玄関で靴を脱ぎながら、自然と眉をひそめていた
零斗
零斗がリビングを覗き込み、龍牙は無言で奥の部屋へと足を運ぶ
しかし、どの部屋を探しても麗央の姿はなかった
零斗
零斗の声が鋭くなる
朔矢はリビングに戻り、カーテンの閉まった窓や施錠された玄関の鍵を一つずつ確かめていた
朔矢
龍牙
龍牙の目が細くなる
全員の中に、同じ結論が浮かんでいた
龍牙
その言葉を聞いた瞬間、リビングの空気が一気に張り詰めた
零斗
零斗がテーブルを叩きつけるように拳を落とし、朔矢が低く舌打ちをした
朔矢
蓮
蓮が鋭い声で制したが、その目も明らかに怒りを帯びている
蓮
龍牙
龍牙の低い声に、全員が頷いた
蓮
蓮はすぐにスマホを取り出し、番号を押す
その横で、朔矢はすでに複数の連絡網に指示を飛ばしていた
零斗
零斗は拳を握りしめ、龍牙は無言で拳銃のホルスターを確認していた
零斗
ぽつりと零斗が吐き出した言葉に、全員の胸の奥に冷たい怒りが走る
4人
四人は即座に動き出した
まるで呼吸を合わせるかのように、麗央を取り戻すための行動へと
──その瞳には、迷いも容赦もなかった
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