大好きだった、 あの景色も
大好きだった、 あの町も
あの瞬間
す べ て が 無くなった
僕はなぜか泣かなかった
大好なもの全部、 ぜーんぶ 奪われたのに、
僕の瞳には涙は無かった。
周りは皆して泣いている
何故だろう、 、 ?
幼かった僕には何も分からなくて
どれほど命を奪っているのか分からなくて
8つくらいになった時
押し入れから見つけた
昔の写真
押し入れの奥の方にあったから
埃だらけでよく見えない
小さな文字で
広島.1945
と書いてあった
僕は写真を見て絶望した
たくさんの死骸があって
僕を抱いたおっかぁ達が泣いている
幼い僕はきょとんとしてる
その死骸の写った写真を見て
僕は泣いた
毎日のように
あくる日の夜
おっかぁに話をした
押し入れにあった写真の事
そしてその内容の事
おっかぁは黙って泣きながらこう言った
お前の、 友人や身内.ほとんどが
炎に飲まれたと
ぼくはまた、泣いた。
ずっと泣いてるわけにもいかなくて
僕は仏壇に話しかけた
お爺の仏壇だ
僕は話し始めた
まるでお爺が僕のことを撫でているように心地よかった
でも、 お爺はアフガニスタンに居て
テロで死んでしまったのだ
僕は
戦争や
テロ
に怒りを買った
僕がこう思うように外国側にも
何か意味があったはずだ
でも.
もうそのようなことがないことを祈るしか
僕には出来ないから
だから、
少しでも未来が いい方向に進みますように。
コメント
37件
戦争…っ 修学旅行で広島いきたいなぁ、
そうだよね、 戦争なんて二度と起きないで欲しい、 戦争で亡くなった人達の代わりに俺らが沢山生きないと、、、
戦争か…。