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YUKARI
アルは味噌汁の器を 静かに机へ置いた。
アル
アル
佐藤 聡
思わずオレはアルを見た。
アル
真剣な眼差しでオレを見つめる。
アル
アルは冗談なんかで 言っているのではないと オレは悟った。
そして、ここでふと思った。
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アルは少しだけ視線を伏せた。
アル
アル
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
アル
アル
アルは伏せていた視線を オレの方へと合わせた。
佐藤 聡
佐藤 聡
アルは箸を置いた。
アル
アル
佐藤 聡
アルの言葉の意味が、 すぐには理解できなかった。
佐藤 聡
アル
アル
アル
無表情で いつもと変わらないはずなのに
何故かこの時は 少しだけ寂しく聞こえた気がした。
佐藤 聡
アル
アル
佐藤 聡
オレはもう一度両手を合わせた。
佐藤 聡
オレは大好物の卵焼きに 箸を伸ばして口へ運んだ。
佐藤 聡
ゆっくり咀嚼をして食べる。
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
アルは不思議そうに オレをジッと見ていた。
佐藤 聡
アル
アル
アル
佐藤 聡
アルはオレの箸の動きを見ていた。
アル
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
アル
アル
佐藤 聡
オレは箸を置いてアルを見た。
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
即答するとアルは僅かに目を瞬いた。
アル
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
オレは箸を持ち卵焼きを一つ摘む。
そのままアルの口元へ近づけた。
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
アルは少し驚いた様子でオレを見た。
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
アルは渋々口を開けて オレの箸から卵焼きを食べた。
アル
今度はゆっくりと咀嚼をして 味わって食べていた。
ピクッ
アルの表情が少し動いた。
アル
アル
佐藤 聡
アル
アル
アルは不思議そうに 皿に乗っている卵焼きを見つめた。
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
オレはアルを見て笑った。
アル
アルは相変わらずなんの反応もなかった。
が、アルはジッと卵焼きを見つめていた。
アル
アル
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
そんな反応をするアルに オレの味付けを 気に入ってくれたんだと思うと 何だか嬉しくなった。
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
相変わらず無表情なアルに 少しずつ慣れてきたオレは 一口水を飲んだ。
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アルは眉間に皺を寄せた。
アル
アル
佐藤 聡
アルの言葉に何となく察した。
そして…オレは目を細めて 少しだけ微笑む。
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アルは少し考えていた。
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
佐藤 聡
アル
佐藤 聡
佐藤 聡
アルは静かに食卓を見つめる。
湯気はもうほとんど消えていた。
アル
アル
返事は短かった。
けれど、何故だろう…
佐藤 聡
オレは初めてアルが少しだけ
寂しそうに見えた気がした。ーーー
第11話 ー終ー
コメント
1件
ゆうまるさん、第11話読みました。 アルが「温かい」「甘い」って言葉を初めて口にした瞬間、すごくグッときました……。ずっと「必要がなかった」と切り捨ててきた“食事”に、ちゃんと“意味”が生まれた瞬間というか。佐藤くんが卵焼きを箸で差し出したシーン、めちゃくちゃ優しくて泣けます。最後の「寂しそうに見えた」で、もうアルの過去が気になりすぎて……。また続き、静かに読みにきますね🌙