21:30の時間に設定した携帯アラームがピピピ…ピピピ…と部屋に響かせた
ピピピ…ピピピ…
三ツ橋
瞼を擦りながら独り言を呟き頭の近くにある携帯を手に取りアラームを止め、三ツ橋はベッドから起き上がる
三ツ橋
三ツ橋
睡眠から帰ってきたら三ツ橋はご飯を済まし配信用のデスクトップに向かった
三ツ橋
三ツ橋
カチカチとマウスとキーボードを打ちながら配信画面を開く
電気を消した暗い部屋でパソコンの光を浴びるというなんとも不健康な行動だが、俺はたまらなくこの雰囲気が好きだ
配信ならではの特殊な音がフォンと部屋中に広がり、配信開始の合図となった
三ツ橋
配信開始と共に視聴者数がぐんっと一気に上がり、視聴者達のコメントもいっぱいになっている
リスナー)@aaa
リスナー)@bbb_
@cc_c
視聴者達の挨拶でたくさん埋まった中、三ツ橋は呟いた
三ツ橋
三ツ橋
のらりくらりと話している三ツ橋は視聴者達がコメントを上げている画面をふと見た
ちょくちょくとサブスクライブの加入とビッツを投げてくれる人を見かける
三ツ橋
三ツ橋
三ツ橋
三ツ橋
三ツ橋は突然に固まった、勿論コメントもものすごい速さで盛り上がっている
三ツ橋が困惑するのも無理はない、なんせあの有名マイクラ実況者がここの配信場所にいて配信を聞いているからだ
三ツ橋
三ツ橋が驚きを隠せない中、彼を驚かせてる張本人がコメントを上げた
らっだぁ
なんて事を吐き、終始配信場を混乱させた男であった
三ツ橋
なんて言い、三ツ橋は配信を切った
配信を即切った三ツ橋は自室に戻っていったあと、自分を落ち着かせるようにベッドへダイブした
三ツ橋
溜め息を終えた後、偶然かのように通知が鳴る
三ツ橋
丁度手元にあった携帯の画面を見ると、そこには先ほどの配信先にいた人物からフォローされていた
三ツ橋
三ツ橋は右手に持っている携帯を思わず落としてしまった
三ツ橋
なんて現実逃避をする様な事を言っている三ツ橋は落としてしまった携帯を拾いもう一度画面を見直す、するとまた通知が新しく更新されていた
らっだぁ
三ツ橋
既読をつけてしまった俺は後戻りできる余地もないので、勢いで返信した
三ツ橋
なんて長文を書いて送信しまったが今はそんなので気にしていない、今日一日こんな事が起きるとは思わなかったのだから…
そう思う中三ツ橋は配信をして疲れたせいか、いつのまにかまた眠っていたのだ
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きゃー!らっでぃー