1ヶ月が経った後もりつはずっと殴られていた
毎日毎日、同じ場所で…
齋藤
立川
本田
立川
立川
多瀬田
ドスッ!!
立川
本田
本田
本田
そのうちりつは学校にも来なくなった
今思い返すと1年生の初めは明るかった顔がだんだん嘘になっていた気がする
本田
本田
本田
稲田
稲田が後ろから俺の肩を思いっきり掴む
本田
本田
稲田
本田
稲田
俺は教室に向かう為に早歩きをして稲田から距離を置く
稲田
本田
稲田
稲田
お前に何がわかるんだ
と思いながらも少しは心の荷が降りるかもしれないと思い話すことにした
本田
稲田
本田
本田
稲田
稲田
本田
稲田
本田
稲田
本田
稲田
本田
本田
そういうジェスチャーをして稲田を遠ざける
稲田
本田
言われてみれば俺もいじめに加入してるのかもしれない
自分の行動を肯定しりつの行いを否定した
そうなると俺はいじめてるヤツらの味方…
つまり俺はいじめっ子
本田
本田
(自分の身ぐらい自分でなんとかするわ)そう言った自分を思い出す
結局りつに守られて何もしていない自分の愚かさを知った
そんな俺の何処がりつを思う人なんだろう
本当に思うのならこんな事にはなっていなかったはず…
本田
りつの母
本田
りつの母
本田
コンコン
本田
本田
立川
本田
立川
本田
立川
本田
立川
本田
立川
本田
立川
本田
立川
本田
立川
立川
立川
立川
本田
若干震えた声でそう言った
立川
本田
立川
本田
本田
立川
本田
本田
本田
立川
本田
立川
本田
立川
本田
立川
立川
本田
りつの怒鳴り声が廊下にも乾いた心臓にも響く
立川
本田
立川
本田
立川
立川
本田
立川
本田
立川
震えた声でりつが言う…
立川
立川
立川
立川
立川
本田
立川
立川
立川
立川
立川
立川
立川
立川
本田
立川
本田
立川
立川
立川
本田
立川
立川
結局俺は何にもできないまま帰った
りつが怒ったのはきっと見返りを求めていたからだろう
庇ってきたのだからきっとそれ相当の幸福がやってくるはずだとりつは願ってたんだ
しかしやってきたのは(俺もその現場を見ていてフル無視していた)という不幸
本田
立川
不在着信
本田
トゥルルルルル…カチャ
本田
りつの母
本田
りつの母
本田
本田
りつの母
本田
立川
本田
りつの母
本田
プツ
俺は最悪のシナリオを頭の中で閃いてしまった
本田
りつを見つけるためずっと色々なところを探し回った
そして…
本田
本田
本田
本田
立川
立川
立川
本田
本田
立川
立川
立川
立川
その瞬間どれだけりつが精神的に苦しかったのかが分かった
数ヶ月間多瀬田達にあんな事をされてもこんな真似はしなかった
という事は本当に俺を希望と思っていたのだろう
本田
本田
立川
立川
本田
本田
立川
本田
立川
本田
立川
本田
その言葉に何故か納得して止まる自分…
立川
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
本田
立川
フォワーン!!!!
本田
バゴッ
意外と小さな音が俺の耳に大きく響く
その瞬間俺の体に衝撃的な痛みが走った
本田
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