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ソードアート・オンラインインテグラル・ファクター紫光の女神と風光の女神

第43話 - 《終わりの始まり》編　中編　レイとユイ

500

2022年12月22日

#オリキャラ

#恋愛

#ソードアート・オンライン

#ファンタジー

#チート

あかり

主

はい

主

はぁ〜（ドデカい声）

主

アリス推しの主です

アスカ

主
アリス大好きだったの

主

はい

主

今対抗戦が
やっています

主

もちろん私は
アリス所属です

主

現在アリス陣営が
劣勢です

アスカ

大丈夫？

主

正直アスナ○ねと
思ってます

アスカ

落ち着いて！！！！

アスカ

アスナ推しに
殺されるよ！？

主

わかってるけどさぁ〜

アスカ

まぁ24日に最後の
中間発表があるから
もしかしたら
勝てるかもしれないよ？

主

だとしても
その後すぐに越されます

アスカ

自信持って？

主

と言うわけで

主

どうぞ

主

早くやらないと

アスカ

が　頑張って〜

孤児院にて

〜〜〜〜〜〜〜〜！

アスカ

すみません何から何まで！

サーシャ

いえ！
助けてくださったお礼です！

サーシャ

キリトさん達は？

カナタ

本部から呼ばれていて
今はユイちゃんも
保護しています

レイ

おいしいね！ユイ！

ユイ

うん！レイ！

コハル

レイちゃんとユイちゃんの
親はいますか？

サーシャ

残念ならがら...

アスカ

そうですか...

アスカ

サーシャさんは
子供達を
保護しているんですね

サーシャ

はい

サーシャ

この子達は
"始まりの街"で
取り残されてしまって
泣いていて...

サーシャ

そんな子達を
放っては置けなくて
この孤児院を作ったんです

コハル

そうなんですか！

アスカ

優しいんですね

サーシャ

そんなことないですよ

サーシャ

当たり前なことを
したまでです

コンコン

サーシャ

？

サーシャ

はーい！

カナタ

誰か来たみたいだな

アスカ

うん

サーシャ

え！？

サーシャ

《ALF》！？

！？

アスカ

まさか...
さっきの仕返し！？

カナタ

いや...流石に
そんなことしないだろ

コハル

シンカーさん達が
いるからね

アスカ

そのシンカー達が
来たみたいよ

え？

第1層

黒鉄宮

地下にて

ユリエール

来てくださり
ありがとうございます

シンカー

これは我々ALFの
案件ですが...
皆さんの力がどうしても
必要だったので
本当にありがとうございます

アスカ

良いのよ！

カナタ

困っているなら
助けるのが当たり前だからな

ユリエール

でもレイちゃんとユイちゃんも
一緒は大丈夫ですか？

コハル

本当は連れて行く気は
なかったんですが...

コハル

もし危険だと判断したら
即座に転移結晶を
使いますので

シンカー

わかりました

アスカ

それで？
本当なの？

さっき私達が追い払った過激派がキバオウを黒鉄宮の安全エリアに追い詰めたって

シンカー

はい

ユリエール

キバオウさんは
アスカさん達に
危害を加えようとすることを
知って流石に処分を下そうと
しましたが...

シンカー

「黒鉄宮で話がしたい」と
メッセで呼ばれて逆に
追い詰められてしまったんです

シンカー

しかも
その場所には
裏ボスがいますので
一歩でも出たら危険なんです

ユリエール

本来ならば
ALFの私達が救出に
向かうべきですが
74層の一件がありまして...

アスカ

行く気にはなれなかった...と

ユリエール

はい...

カナタ

だから俺達に応援を求めたのか

シンカー

私達が偉そうに
言うべきではないことは
わかってます！

ユリエール

ですが！
今回は是非ともお力を
お借りしたく思っております！

ユリエール

あの一件で
キバオウは更生しました！

ユリエール

74層の一件を
戒めにして
過ぎた理想を訂正しようと
必死に頑張っておりました！

シンカー

だから
そんな彼を私達は助けたい！

シンカー

お願いします！

ユリエール

私達にお力を貸して下さい！

そう言いシンカーとユリエールは頭を下げてアスカ達に助けを求めた

………

頭を上げてください

！！！

アスカ

今更お願いしなくても
助けるつもりですよ

コハル

そのために私達は
ここにいますからね！

カナタ

俺達が必ず
キバオウを助けます！

アスカ

だから安心して
前へ進みましょう！

ユリエール

皆さん...！

シンカー

ありがとうございます
このお礼は
いつか必ず果たします！

アスカ

お礼なんて良いのに

アスカ

さっ！行きましょう！

ユリエール

はい！

シンカー

行きましょう！

jpjpatjttugaGjgj!

カナタ

はぁ！

ザシュ！

,ang(sxk_vbjjs!?

バリン！

コハル

ふぅ
結構倒したね

アスカ

カエルが敵だなんて
ほんと嫌よ

カナタ

じゃあ料理なら良いか？

アスカ

え？

カナタ

ほら
これ

そう言いカナタは倒した敵の肉を出した

アスカ

…………へ？

コハル

なに…それ

カナタ

これでおいしい料理を
作ってくれよ！

アスカ

ヒッ！

アスカ

キモい！！

そう言いアスカはカエルの肉を投げ捨てた

バリン！

カナタ

あーーー！！！

カナタ

勿体無いぞ！

アスカ

別にそれがなくても
おいしいの作れます！

カナタ

だったら！

そう言いカナタはストレージから大量のカエルの肉を出した

カナタ

これならどうだ！

アスカ

ヒッ！

アスカ

イャァァァァ！！！

アスカは再びカエルの肉を投げ捨てた

バリンバリンバリンバリンバリンバリンバリンバリンバリンバリンバリンバリンバリン

カナタ

あーーー！！

カナタ

また勿体無いことを！！！！

アスカ

勿体無くない！

コハル

ちょっちょっと
二人とも落ち着いて！

〜〜〜〜〜！

ユリエール

………

シンカー

………

ユリエール

…プッ

ユリエール

あははは！

シンカー

あははは！

レイ

笑った！

アスカがカナタの口にカエルの肉を咥えさせている時に

アスカ

え？

カナタ

ムグッ？

コハル

え？

ユイ

お姉さんとお兄さん
やっと笑った！

ユリエール

！

レイ

笑ってる方が
とっても良いよ！

シンカー

ありがとう
レイちゃんユイちゃん

レイとユイには敵わないとアスカ達は思った

アスカ

さっ！

アスカ

さっさと行きましょ！
カエルの肉は
料理には使わないからね

カナタ

え〜！？

コハル

まぁまぁ
行きましょ！

カナタ

…そうだな

しばらく歩いていると

アスカ

っ！あれ！

アスカ達の目の前には

両手を振ってこちらを呼ぶキバオウの姿が見えた

キバオウ

おーい！
シンカーはん！
ユリエールはん！

ユリエール

！

シンカー

キバオウさん！

ユリエール

今助けますからね！

シンカーとユリエールはキバオウに駆け寄る

キバオウ

ダメや！！！！

アスカ

！？

レイ

ママ！！！

キバオウ

こっちに…

ボスが隠れおる！！

ブンッ！

アスカ

危ない！

カナタ

フッ！

アスカとカナタは間一髪でシンカーとユリエールを庇う

どシャァァァァ！

ユリエール

！？

シンカー

これは！？

コハル

アスカ！カナタ！あれ！

カナタ

！！！！！

アスカ

なに…あれ...！

ザ・フェイタルサイズ

レベル90！？

コハル

これは...！

コハルはレイとユイに目を向けた

レイ

…！

ユイ

…！

コハル

シンカーさん！
ユリエールさん！

コハル

アスカとカナタを連れて
逃げて下さい！

カナタ

！？

アスカ

コハル！？何を！

コハル

このままだと
みんな死んじゃうよ！

コハル

だったら
レイちゃんとユイちゃんと
一緒に逃げた方が良い！

レイ

お姉ちゃん！

ユイ

コハ姉ちゃん！

ユリエール

二人ともこっちに！

シンカー

応援を呼び出しましたので！
なんとか耐えて下さい！

レイ

やだぁ！お姉ちゃん！

ユイ

コハねぇちゃん！

キバオウ

おどれたちも早よ！

カナタ

コハル！

アスカ

……！

アスカ

二人をお願い！

カナタ

頼む！

コハル

え！？

カナタ

カッコつけるなよ！

アスカ

私達は今まで
一緒だったじゃない！

コハル

二人とも...！

カナタ

っ！
来るぞ！

ブンッ！

カナタ

くっ！

カナタが防御の体制に入った

コハル

っ！

アスカ

っ！

そこにコハルとアスカは武器を重ねて衝撃を軽減しようとする

ガッキィィィ！！！

ボスの鎌の衝撃に耐えきれず飛ばされ天井に叩きつけられる

キャァァァァ！！！

ああああああああ！

ガン！

アスカ

うっ！ぅぅ...！

コハル

ゔっ！ぅぅ...！

カナタ

あ"っ！ぁぁ...！

アスカ

くっ...っ！

アスカが自分たちの HPを確認するとレッドゲージに入っていた

アスカ

っ！？そんな！

キリト

3人とも！大丈夫か！？

絶体絶命の時にキリト達が間に合った

コハル

キリトさん！
ミトさん！アスナ！

ミト

っ！
あれって！

アスナ

っ！？
レベル90！？

ダメだ！レイちゃん！ユイちゃん！ちょう待て！

アスカ

え！？

レイとユイは転移結晶を使って転移しようとしたキバオウ達を離れてキバオウ達は転移してしまった

レイ

………

ユイ

………

アスナ

ユイちゃん！？

カナタ

レイ！

コハル

ダメ！レイちゃん！

アスカ

レイ！

レイ

大丈夫だよ
"お父さん“"お母さん“
"お姉ちゃん"

ユイ

すぐに終わらせるから

ガキィ！！！

！？

アスカ

システム的不死！？

レイとユイから火が溢れて初めて会った時の服になりその手には巨大な剣が握られていた

レイ

………っ！

ユイ

………はぁ！

ガキィ！！！

ボスはレイとユイの炎に包まれた剣を受け止める

ギィィィィ！！

レイ

………！

ユイ

………！

しかしやがて鎌は燃え尽きてボスに纏わりつきボスは消滅した

syvrjvlvarvvgns!

キリト

………ユイ...

アスカ

レイ...

レイ

お父さんお母さん
お姉ちゃん

ユイ

全部...思い出しました...

安全エリアにて

レイ

………

ユイ

………

コハル

レイちゃん...

ミト

ユイ...

アスカ

思い出したことを
話してくれないかな？

レイ

はい

ユイ

そのつもりです

キリトさんアスナさんミトさん

アスカさんカナタさんコハルさん

！！！

レイ

私達は
SAOのメインシステム
《カーディナルシステム》の
《メンタルヘルスウンセリング
プログラム》

ユイ

試作1号（MHCP001）
《ユイ》

レイ

試作0号（MHCP000）
《レイ》それが私達です

！！！！！

コハル

それって！

ミト

人口...知能...

アスナ

AI...

レイ

私達の本来の目的は
「プレイヤーの心を癒す」
ことが目的でプレイヤー自身の
自害や自殺を止めることが
使命ですが...

ユイ

しかしメインサービスが
開始されたと同時に
カーディナルシステムから
「不要なもの」とその権限を
制限され
カタチを持った存在として
ゲーム内に干渉することが
できなくなってしまい

ユイ

絶望や苦悩に沈んでいく
プレイヤー達を
外側から監視することを
命じられて私達は
徐々にエラーを
発生していました

レイ

偽物なんです...この涙も

そう言いレイは偽物と言う涙を流した

レイ

しかし
そんな時に見つけたのです

レイ

この世界では珍しく
「喜び幸せ」を感じている
プレイヤー達を見つけ
そのプレイヤー達を
接触しようと思いました

レイ

それが皆さんです

アスカ

レイ...

ユイ

様々な障害を
覚悟でアインクラッド内に
実体化しました

レイ

しかし
障害を覚悟して排除したので
少しメモリーに
障害が生じてしまい
一時的な記憶障害が
起こってしまいました

ユイ

このような事態を起こしたのは
全て私達の影響のせいであり
皆さんには
ご迷惑をお掛けしました

コハル

迷惑なんて...

キリト

………

キリト

なんでユイとレイが
謝るんだ？

ユイ

え？

キリト

だってユイとレイは
俺達と会いたくて
こっちに無理して来たんだろ？

キリト

だったら
それはすごいことなんだ

キリト

二人が謝る必要はないぞ？

ユイ

キリトさん...

カナタ

そうだぞ

カナタ

俺達もレイやユイに会えて
すごく嬉しかったからな

コハル

そのお陰で
私達の生活が本物の
生活になったんだよ？

ミト

さっきユイとレイは
その涙も偽物って言ってたけど

ミト

私達にはそう思わないよ

アスナ

だってそれは
"感情"なんだから

レイ

！！！

ユイ

皆さん...！

アスカ

レイとユイは
どうしたいの？

レイ

………私達は

ユイ

………私達は...！

レイとユイは両手を広げてアスカ達に向けて言った

またみんなと一緒に過ごしたいです！

お父さんとお母さんお姉ちゃんにみんなとも一緒に過ごしたいです！

そう言いながら涙を流した

アスカ

レイ...！

アスナ

ユイちゃん...！

アスカはレイをアスナはユイを抱きしめた

コハル

大丈夫だよ
これからもずっと一緒だよ

カナタ

ああ
レイは俺たちの子供だ

ミト

絶対にね

キリト

だから
安心してくれ

他のみんなもそれぞれの"子供"を抱きしめた

レイ

………お父さん
お母さんお姉ちゃん...！

ユイ

…っ…っ！

レイ

………

ユイ

………

もう...遅いんです

アスナ

………え？

ユイ

私達は
このコンソールを使って
管理者権限及び
記憶を取り戻しました

そう言いユイとレイが座っている黒石を向いた

レイ

しかし
それと同時に
カーディナルシステムに
無断でプレイヤーと
接触したことが
発見されてしまいました
これはシステムの
叛逆であるので
すぐに消去されるでしょう

コハル

そんな！

キリト

なんとかならないのかよ！

レイ

ありがとうございます
これでお別れです

ミト

そんな！

そして少しずつ二人の体が消えていく

アスカ

っ！レイ！

カナタ

っ！行くな！レイ！

アスカとアスナは抱きしめキリトとカナタは二人の手を押さえて消えないようにする

レイ

私達は消えてしまいますが
この世界で過ごした日々は
たとえこの心が消滅しても
忘れません

ユイ

だから...笑って？

アスカ

やだっ！やだよぉ！
レイとユイがいないと
私達笑えないよ！

アスナ

ユイちゃん！

レイ

お母さん
笑って

ユイ

笑って下さい

レイとユイはアスカとアスナの頬を撫でて言った

アスカ

…っ…っ！

アスカとアスナが目を開けた時にはもう手しか残らなかった

そしてその手もやがて消滅してしまった

アスカ

あ…ああ…あああ！

アスナ

いや…いやぁ…！

アスカ

っ！ああああああ！

アスナ

ああああああああ！

コハル

………！！！

ミト

…そんなっ……っ！

キリト

……っ！！！

カナタ

………っ！！！

カーディナル！いや... 茅場！！！！！

そう易々とお前の思い通りになると思うなよ！！！！

キリトとカナタはそう言い黒石の表面にあるキーボードが彫られている装置を操作した

アスカ

…？カナタ…何を…？

アスナ

キリト君…？

キリト

今なら
システムに割り込めるかも！

カナタ

あいつの間合い通りに
いつもなるわけにはいかない！

キュィィィィィ！！

ドォォン！

キリト

おわっ！

カナタ

うわっ！

謎の光の閃光にカナタとキリトは吹き飛ばされた

アスナ

キリト君！

ミト

キリト！

コハル

カナタ！

アスカ

カナタ！

アスカ

？

アスナ

これって？

キリトとカナタはそれぞれに持っている水色の宝石と紫色の宝石をアスナとアスカに渡した

キリト

システムの隙間から
ユイとレイの
システムデータを
俺達のナーヴギアに
移動させたんだ

アスナ

それって！

アスカ

まさか！

カナタ

レイとユイの"心"だよ

！！！

アスカ

そっか...！

アスナ

じゃあまたユイちゃんと
レイちゃんに会えるんだね

キリト

ああ

ミト

良かったわね！
アスナ！

コハル

本当に...良かったね！

アスカ

…うん！

KoB本部にて

レイとユイの消失で少し心を癒そうとする時にそれは突然呼び出された

その内容は驚愕の内容だった

偵察隊が全滅！？

ヒースクリフ

ああ

アスカ

本当ですか！？

カナタ

本当に偵察隊が
全滅したのか！？

ヒースクリフ

残念ながら
黒石板に偵察隊に
向かったもの達の名前には
斜線がかかっていた

コハル

そんな！

ヒースクリフ

つい先日に75層の
迷宮区を発見し
ボスの部屋を発見した

ヒースクリフ

しかし
偵察隊が入って行くと
扉は閉まり15分くらいで
扉が再び開いたが...

中には誰もいなかった偵察隊おろかボスの姿も

っ！！！

ヒースクリフ

そのため
君達の力も必要になった

ヒースクリフ

力を貸してもらえるかな？

………

アスカ

わかりました

カナタ

しかし
これが終わったら
また休暇をもらいますよ

コハル

私達もいろいろありましたので

ヒースクリフ

わかった

ヒースクリフ

では
この配置で頼む

コハル

わかりました

カナタ

では
失礼します

アスカ

………

ヒースクリフ

アスカ君

アスカ

？

アスカ

なんですか？

ヒースクリフ

少し話を良いかい？

アスカ

………わかりました

アスカ

先に行ってて
すぐに戻るわ

カナタ

ああ

コハル

また後でね！

アスカ

ええ！

ガチャン

アスカ

………

アスカ

…それで？
話って何よ

ヒースクリフ

その口調
やはり私が何者か
わかっていたか

アスカ

当たり前でしょ？

アスカ

"あの日"と
同じアバターじゃない
プレイヤーネームも一緒だし

ヒースクリフ

そうか

アスカ

………一体何が目的？

アスカ

なんでみんなを閉じ込めたの？

《茅場晶彦》

ヒースクリフ

フッ

茅場晶彦

やはり思い出していたか

アスカ

ずっと前からね

茅場晶彦

そうか

茅場晶彦

なら私も君のことを
こう言うべきだろう

《___________》君

アスカ

っ！！！

その名前で呼ばないで！

アスカ

………

アスカ

今の私は《アスカ》よ

アスカ

その名前は
思い出したくもない！

茅場晶彦

そうか...
君の事情を知っていながら
失言をしてしまい申し訳ない

アスカ

………ふぅ

アスカ

それで？
私に何の用？

茅場晶彦

そうだったな

茅場晶彦

単刀直入に言おう

私の仲間にならないかい？

アスカ

…は？

アスカ

KoBのこと？

茅場晶彦

いや...

システム側としてだ

アスカ

っ！！！

アスカ

そんなこと
私が了承すると思う？

茅場晶彦

いや...しないだろう

茅場晶彦

だが...聞いてみただけだ

アスカ

………そう

アスカ

じゃあ私は
これで失礼するわ

アスカ

やるべきことが
私にはあるからね

茅場晶彦

アスカ君！

アスカ

…何？

茅場晶彦

今の君は《未来予知》が
使える

茅場晶彦

その力は本サービス前に
削除したはずだが
どうやって"手に入れた“？

アスカ

………

アスカ

さぁ？

アスカ

勝手にスキルスロットに
入っていたわ

アスカ

どうせ"アイツ"が
悪ふざけで入れたんでしょ？

茅場晶彦

……そうか

アスカ

じゃあ私はこれで

茅場晶彦

もう少しだけ
待ってくれないか？

アスカ

なによ…もう…
これで最後だからね

茅場晶彦

そうさせてもらう

茅場晶彦

さて…君は…

《________》だね

アスカ

！

アスカ

いつわかったのかしら？

茅場晶彦

本サービス開始前日に分かった

アスカ

そう…

アスカ

誰かに話したの？

茅場晶彦

いや…
誰にも話していないよ

アスカ

そうなの…

アスカ

それで？
それを知ってどうしたいの？

茅場晶彦

それは…

君は…死ぬつもりなんだろう？

………

アスカ

なんでそう思う？

茅場晶彦

私は君の____だからね
考えてることなんて
わかるさ

アスカ

そう…

アスカ

残念ながら
私は死ぬつもりはないわ

アスカ

私の未来予知だと
死ぬことはないからね

アスカ

それじゃ

アスカは扉を閉めるまで一切の油断をせずに扉を閉めた

茅場晶彦

………

茅場晶彦

全く…

君は我儘だな

次回予告

よっ！キリの字！

私みんなを守りたい！

必ず生きて帰るわよ！

上よ！！！

無茶苦茶だろ...！

私達ならやれるわ！

鎌は俺達が引き受ける！

みんなは側面から攻撃して！

はぁぁぁぁぁぁ！！

《システム的不可》

いかにも私が茅場晶彦だ

ハァァァァァァ！！

キリト！

キリト君は... 私が守るんだ！

どうして！？

カナタ！

うご...け...！

ああああああ！！！

そんな！

ありがとうそしてさよなら

ア"ア"ア"ア"ア"！！

次回《終わりの始まり》編

後編《決戦と消失》

これは新たな物語

本来のIFとは違う

全く新しい物語

IFの世界をその目で

見届けて欲しい

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