学校の友達が一緒にメールをしたいと言い始めたのでメルアドを教えた。
スプタコ
これからよろー。
鮎美
よろしくー☆
鮎美
遊びの話とかここで話そ☆
スプタコ
おk!
スプタコ
ちょっと今からメール出来ないわ。
鮎美
わかったー。
メールができない理由はその日外食をする予定だった。
外食をする前はメールは1件も来てはいなかった。
なのに、外食を済ませて家に帰ってくると10件のメールが来ていた。
中身を見るとさっきの友達だった。
スプタコ
ねぇ、なんでこんなに送ってくるの?
スプタコ
いつの間にか10件のメールが来ててうるさかったんだけど。
鮎美
あー。それ、うち送ってないよ。
スプタコ
でも、鮎美としかメールのやり取りをして鮎美なんでしょ?
鮎美
ほんとにうち送ってないって。
スプタコ
じゃあ、誰が送ったって言うの。
鮎美
和樹。
スプタコ
は?
鮎美
和樹が送った。
鮎美と和樹は双子で自分は鮎美としかメールのやり取りをしていなかったはずなのに鮎美がどこかに行って知らない内に和樹が、送っていたと言う。
スプタコ
じゃあ、和樹に変わってくんない?
鮎美
分かった。
和樹
何。
スプタコ
いや、何じゃないでしょ。
スプタコ
通知が10件来ててうるさかったんだけど。いい迷惑だよね。
和樹
ごめん。
スプタコ
謝るんだったらじゃあ、なんでスタンプ何か、送ってくんの。
和樹が送ったと言われるメールはパズ〇ラのスタンプだった。
和樹はそれを10回連続で同じスタンプを送ってきた。