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額から汗が流れ落ちるのが分かる。
私達は灰色がかった霧の中を 必死に走っていた。
背中がヒリヒリする
くるみ
追いかけてくる霧龍が そこらにある木をなぎ倒して 追ってきているのだろう、 すごい音が後ろでしている。
くるみ
くるみ
火事場の馬鹿力というやつである。
くるみ
クルミ
ケンスケ
くるみ
ケンスケ
クルミ
二手に別れた。
くるみ
クルミ
くるみ
クルミ
くるみ
ケンスケ
くるみ
ケンスケの手には 地図が広げられていた
くるみ
クルミ
すると ケンスケの手が光り出した
地図にも光が伝わっていく
くるみ
光る地図から矢印が現れた
ケンスケ
くるみ
クルミ
ケンスケ
クルミ
ケンスケ
クルミ
くるみ
クルミ
ケンスケ
クルミ
くるみ
ケンスケ
クルミ
くるみ
ケンスケ
くるみ
光る矢印の方向に走ると 開けた場所に出た
夕日が差していて霧も薄い
霧が力の源なのか 霧龍も動きが遅くなった
額の汗を拭う
くるみ
クルミ
くるみ
ケンスケ
くるみ
クルミとケンスケが 背負っている大きなリュックから何か棒を取り出した
くるみ
クルミ
ケンスケ
クルミ
すると、今来た道の方から 霧龍がゆっくりと出てきた。
ゆっくりと動く姿に圧倒される
クルミ
ケンスケ
クルミ
クルミの手が光り出した
その光が孫の手へ伝わっていく
クルミ
霧龍
力を振り絞るかのように吠えると、 ものすごいスピードで クルミにおそいかかった。
狙いは私だろうけど。
クルミ
クルミが向かってくる霧龍に まるで野球のように 孫の手を振りかぶった
孫の手は強く光り、 霧龍の額らしき場所に当たる
ズバンッ と霧龍が上下半分に切れた。
クルミが孫の手で切ったのだ。
霧龍
霧龍が消えていき、 辺りの霧が晴れていく
クルミ
くるみ
開いた口が塞がらないとは まさにこのことだろう
ケンスケ
クルミ
ケンスケ
くるみ
クルミ
ケンスケ
クルミ
アマテラスオオミカミ
くるみ
クルミ
ケンスケ
アマテラスオオミカミ
クルミ
アマテラスオオミカミ
クルミ
ケンスケ
さっきとは打って変わって 2人の顔が青ざめる
アマテラスオオミカミ
くるみ
アマテラスオオミカミ
くるみ
アマテラスオオミカミ
くるみ
アマテラスオオミカミ
クルミ
ケンスケ
アマテラスオオミカミ
プツッと通信が切れる
クルミ
ケンスケ
くるみ
さっきまでの 帰りたくないという気持ちは なくなっていた。
くるみ
やっぱり、どの世界にも 危険はあるものなのだ
くるみ
クルミ
ケンスケ
くるみ
目の前には数分前と変わらず 井戸があった
霧が晴れてスッキリして、 差し込む夕日がより一層 神秘的に見せていた。
井戸に近づき、 中を覗き込んでみた。
風が吹いてくる
クルミ
ケンスケ
クルミ
くるみ
ビュオッ
強い突風が吹いてきて手が滑った
くるみ
おでこを打って、お腹を打って、 深くて暗い井戸の中に落ちていった
地面に落ち葉のパリパリした 感覚がする
土の匂いもする
ゆっくりと、目を開けた。
青い空に、白い雲。
青いといっても、水色に近い 色をしている。
見慣れた空だ。
くるみ
ことは
くるみ
ことは
くるみ
くるみ
けんすけ
たくま
くるみ
クラスメートも 安堵の表情を見せている
話しかけたいけど 同じ班だった人たちが激しすぎて 話しかけられないって感じだ。
ことは
くるみ
ことは
たくま
けんすけ
3人とも開いた口が塞がらないようだ
オタクのけんすけは 少しうずうずしている
信じられないけど、 本当にあったことなのだ。
あの日着ていた制服に、 しっかりと真っ白なふわふわの 葉っぱが付いていたんだから。
くるみ
はい‼︎ 完・結‼︎
無事終われました‼︎ やったあ‼︎
最後までご愛読 ありがとうございました‼︎
沢山のいいねも ありがとうございました‼︎
それでは、また‼︎