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らん
俺はらん
ボイシングって会社の1社員だ
社長のツテで入社して、それなりに頑張ってる
らん
高校も行かず、中卒で入社というなかなかハードな人生設計だ
父親は大量の借金をこさえて死にやがった
母親は消息不明。どっかの男とよろしくやってるんだろう
らん
らん
父親が残してった借金を返すべく、今日も必死に働いて来た
少しぐらい贅沢したって誰も怒らないだろう
らん
美味しそうなスイーツが袋から顔を出す
早く食べたい。(切実
ーーーーーーーー!!!!
らん
ーーーーーーーー!!!!!!
らん
突然叫び声が聞こえてきた。恐怖でしか無い
大人の声らしいけど、迷惑だな…
らん
らん
目の前にはとんでもない形相で走ってくる子供
らん
通り過ぎようとした時。俺は彼の腕を掴んだ
らん
らん
彼を抱き上げて近くにあった自販機に向かう
彼が見えないように
らん
あぁ"っ!!!糞が!!!
らん
男
男
男
らん
男
らん
男
男
明らかな不機嫌オーラを醸し出して去っていく
うっとおしいな
(がたんっ
出口からジュースを取り出す
らん
らん
らん
らん
らん
今のはオーケーってことでいいんだよな…?
らん
らん
さっきから俺の袖を掴んで離さない
未だ恐怖が抜け切っていないのだろう
らん
らん
ちょこんとソファに座る姿がなんとも可愛らしい
そんなことを思いながらさっき買ったジュースをコップに注ぐ
らん
物珍しそうに眺める
らん
小さく頷く
らん
らん
なつ
らん
らん
なつ
らん
なつ
なつ
らん
らん
らん
成る可く不安にさせないため、明るい雰囲気を作る
自ら口を開いてくれて嬉しい
なつ
らん
名前まで呼んでくれた…!可愛い…!
なつ
なつ
なつ
なつ
らん
おっと…
思ったより深刻そうだ…
らん
なつ
拙い言葉で一生懸命教えてくれた
上に1人、下に3人
いるま、すち、こさめ、みこと
…というらしい
らん
なつ
らん
なつ
らん
なつ
なつ
らん
なつ
らん
らん
なつ
らん
らん
なつ
らん
なつ
手を伸ばすと警戒したように身体が跳ねる
それでも俺は躊躇わない
此れが一番落ち着くんだ
らん
どうか救えますように。