次の日
天候は、晴れで空気が綺麗だった
待ち合わせ場所は、何故かカレ―屋さんの前で
待ち合わせ時間よりも早く来た私を出迎えたのはカレ―の良い匂いだった
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
そんな戯言を心の中で呟いていると…
芥川
夏無 ナツナ
私の前を、黒いコ―トが印象の男の人が咳をしながら通って言った
夏無 ナツナ
ポ―トマフィアの…
夏無 ナツナ
私は、目線をあの男に変えた
その先に居るのは、小型犬のようにはしゃいでいる男性
先程目の前を通って行った男性__芥川 龍之介が 黒布を散らす
その黒布が、辺りの自動販売機などを切断する
連 レン
男性が、その黒布に気付く
逃げようとした男性の足に黒布が絡まり
男性の足の自由を無くした
私は、芥川に向けて走って行き
夏無 ナツナ
体当たりをカマした
芥川
芥川は、その衝撃で倒れ私の下敷きになった
そのお陰か、男性の拘束が解けた
連 レン
戸惑っている男性に私は叫んだ
夏無 ナツナ
芥川
夏無 ナツナ
私は、力を入れる
夏無 ナツナ
芥川
芥川
黒布が私に向かって飛んでくる
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
瞼を閉じ、死を覚悟する
夏無 ナツナ
目を開く
何処にも怪我はしてない…
太宰
太宰が、芥川に触れていた
芥川は、ピタリとも動かず 静止している
夏無 ナツナ
太宰に疑問を投げかける
太宰
夏無 ナツナ
太宰
芥川
漸く芥川が口を開いた
芥川
芥川
芥川が私を凝視する
夏無 ナツナ
芥川
ドスの効いた声と共に殺気を放つ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
芥川
芥川
太宰
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
芥川
夏無 ナツナ
太宰
芥川
夏無が太宰と芥川に指を指す
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
太宰
芥川
太宰
太宰が夏無に向かって歩いて来る
夏無 ナツナ
太宰
太宰
不気味な程に綺麗な笑み
だけれど……その笑みからは…黒色とは違う 赤色の絵の具が見えた
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