北谷桜子
北谷桜子(きたたにさくらこ)、村役場で働いています
北谷仁
桜姉ちゃん
北谷桜子
ん?
北谷仁
あ、いや、なんでもない…
北谷桜子
?
殿矢優一
ん、さくらちゃーんどうしたの?
北谷桜子
いや、弟が行くとき、何か言いかけたんですよね
殿矢優一
ふーん?
孫川良一郎
こらぁ、仕事しなさい
殿矢優一
はーい
矢鍋信平
よぉ北谷
北谷仁
な、何
四津江拓也
そんな怖がんなよ
北谷仁
きょ、今日は金持ってないから
矢鍋信平
えぇー、一万貸してよ
四津江拓也
そうそう、ゲーム買いたいんだよ
ホウジョウ
ん、どうしたんだ?
北谷仁
え、いや、問題ないですから…
ホウジョウ
いやいや、ちょっと
相良国光
ど、どうされましたか!?
ホウジョウ
あ、いや、君、何か脅されてるよね
北谷仁
え
相良国光
いや、しかし、言葉の、綾とか、考えられませんか?
ホウジョウ
そうだと仰るなら、そう、学校の理念と言ってください
相良国光
え
ホウジョウ
いじめを内密に自認した学校として
相良国光
そ、それは
ホウジョウ
あと、監視体制に関しては、またお話が増えますね
相良国光
…はい
矢鍋信平、四津江拓也は、退学になった
親が乱入したが、警察を導入
そっからは、校長が辞任したりと、慌ただしい学校だった
北谷桜子
いじめられてたら相談してね
北谷仁
ごめん…
北谷桜子
ううん、気付いてあげられなくてごめんね
姉弟としての絆が増えた