颯太
自殺した人を助けれなかった…
颯太
なんで…助ければよかった
颯太
まるで人を殺したようだ…
後悔と、涙で押し潰されそうな颯太はそのまま眠りについてしまった
その力は人を救うためにあると思うの
颯太
はっ…!
颯太
なんなんだよこれ…!
何度も繰り返されるあの言葉…
颯太
なんなんだよ…
怒りを抑えつつ落ち着いていく…
颯太
俺なんて
消えればいいのかな…
颯太
この悪魔のような呪い
颯太
やっと開放されるんだなぁ…
フェンスを乗り越え
颯太
俺は普通の子に生まれたかった…
そう言って飛び降りた
颯太
あれ…死んでない
黒瀬
死ぬなんて考えないで!
黒瀬
まだ早い!
黒瀬
自殺なんてしないでよ
颯太
黒、瀬…
黒瀬
早く上がってきてよ…
颯太
もう終わらせよう
颯太
俺が死んだら君も楽じゃん
黒瀬
そんな事ない!
黒瀬
颯太君が死んだらみんな悲しむよ!
黒瀬
早く
黒瀬
手が滑ってるの…!
颯太
そのまま離しな
黒瀬
もう少し…もう少し頑張ろうよ!
颯太
え…?
黒瀬
次颯太君が死にたいって思ったら死んでもいい!
黒瀬
だから、もう少し…頑張ろ?
颯太
黒、瀬ッ…
自殺は失敗してしまった
だけど、君が優しかったお陰で品ずに済んだ
黒瀬
私と一緒に頑張ろ?
颯太
次俺が死にたいって思ったら死んでもいいの?
黒瀬
いいよ。無理して頑張る必要ないから
颯太
そっか…
黒瀬
寒いし早く帰ろ。
颯太
そう、だな
俺は…
君を好きになりました
久しぶりの投稿ですね
続きを待っていた方大変お待たせいたしました。
まぁ、投稿出来ない理由として
精神的に疲れる。
これが原因ですね
だいぶ調子が良くなったのでこれからはなるべく端役投稿していきます。
それでは次回まで